15・8・14 Fri
お盆休みをどう過ごそうか、そう考えているうちにお盆休みの第一日目
は過ぎてしまいました。すっきりしない天候の流れにモヤモヤばかりが
溜まってゆくようです。
結局、予定を変更して以前から行ってみたかった神戸や淡路島に行くこ
とにしました。未明に起床をして車で京丹後の和知へと舞若道を走って
ゆき、サイクリングの支度を済ませて道の駅”和”を4時に出発しました。
和知から27号にのって福知山へ。あとは福知山から175号を南下して
ゆきます。遥々ここまで来たのですから その土地独自の空気感のよ
うなものを感じながら走りたいです。適当に国道を離れたり生活道に
ルートを求めたりしながら進みました。
氷上を越えて西脇市へと進むにつれだんだんと周りの景色に飽きてきま
した。とにもかくにも道も景色も単調なのです。かといって脇にそれて
生活道を愉しみながら走ろうという雰囲気でもないし、ここは効率のよ
さそうな国道をひたすら進んで明石をめざします。
ようやく明石駅に到着しました(11:36)。佇んでいるだけでも暑い
駅前ビルの谷間を抜けて海が広がるフエリー乗り場へ。
ジェノバラインで淡路島へと渡ります。ようやくひと心地着いた気分です。
岩屋港(12:10)から時計回りで淡路島一周することにします。淡路島を
走るのは ちょうど30年前にオートバイで走って以来のことです。
まだ大阪と洲本間にフェリーが通ってた頃ですよ。今こうして自転車で
走ってみても当時の事など全く思い出すことはないし 感慨深いという
こともありません。
一方で、淡路島は意外と綺麗に 整備されてるんやなぁとか、コンビニが
普通にあるんやなぁといったことに驚きました。世の中は日々変化をし
ているのですね。
静かな景色の中に集落が点在している、僕の中の淡路島のイメージ
ではそんな感じかな。
今回のルートで辛かったのが淡路灘から福良港への峠の区間です。
某しんさんが云っていた、「人が云うほど辛い登りでもないよ」
といっていた言葉でここの峠を侮っていただけにマジでツラかった、
福良のス―パーで(夕飯の牛肉&野菜、朝飯のラーメン&野菜)食
材を買い込んで本日の泊り場を予定している鳴門岬へと向かいます。
再びツラい登りを経て 今回の泊り場を予定している鳴門岬に到着し
ました(18:20)。ここは道の駅でもあるのですが、どうやら売店が開
いているあいだはかなり賑わっているようです。
ここで泊まる心算をしていたのですが、この騒々しい雰囲気の中で泊
まるのはとても僕には無理だわ。
ご当地バーガーを食べたり、大鳴門橋を見学したりしながら19:45まで待ち
ましたが売店はまだ営業をしているようです。お盆期間は営業時間も長い
のでしょう、トホホ…。仕方なくここで泊まるのは諦めて先へと進むことし
ます。陽はすっかりと落ちてしまいましたが 泊り場を探しながら適当に
走ることにしましょう。
その後、ずるずると走り続けて”陸の港西淡”というところでシェルターを張
り夕飯を摂って就寝(22:30)
15・8・15 Sat
3時過ぎに起床して朝飯を摂って、4時前に西淡を出発しました。淡路島
の東側よりも西側であるこちら側の景色や雰囲気の方が僕の好みかなぁ。
岩屋に到着(7:16)。朝も早くから わらび餅屋の前には行列が。グリ
ーンティと一緒にいただくのも涼しげでいいかもなと、そんなことを思
いつつ、コンビニのアイスコーヒーを飲みながら淡路島一周を振り帰る
のでした。
明石からの始発の便には多くのサイクリストさん達が乗船しています。
一方、岩屋からは僕と女性のローディさんの二台のみ
明石からは国道2号を東進して神戸を目指してゆきます。途中で海上の
フェリーから眺めた 明石海峡大橋を振り返りました♪
まぁ、あとは帰るだけですからボチボチと走りましょう♪今回は足先の
解放感が快適なサンダルなのですが、これはいい。まったり走ってもよ
し、ガッツリ走ってもよしの優れものです(寒い季節以外は)
神戸では中華街と生田神社と異人館を巡りました(10:03)ひとによって
は修学旅行のような内容に思うかもしれません。
でも、宝塚(11:47)の首地蔵はどうでしょう、修学旅行では行きませ
んね。その後、大歌劇場前を経由して三田市へと抜けてゆきます。
篠山市街(15:17)まで戻ってくると気持ちも楽になります。自然も普通
にあるし味わいのある街並みも素晴らしい。ひなびた感じや懐かしい感
じが町全体に漂っているかのようです。
篠山からは県道を東進して国道を173号に合流。173号から再び県道を東進
して京丹波の9号線に出ました。あとは国道27号線を経由して和知(18;20)
に到着しました。
長いお盆休みなのに一泊のみの短い旅でしたが十分に満足できました♪