13・1・26 Stu
当初は大野方面の山の縦走を計画していたのですが、雪を警戒して当日の
朝に急遽、取立山にコースを変更しました。メンバーはK君、Sさん、僕
の三人です♪
今回の山行の一番の目的が「雪洞の中でアバンティーを聴く」だし、それ
に悪天だし、「マッタリと取立山登山」それもありでしょう!
取立山の登山口駐車場に車を置いて、しばらくは通常のルートをラッセル
で進んでゆきます。憩いの森から更に林道を進み、途中から林道を脱して
滝谷へと向けて下ってゆきます。
滝谷を渡る地点を適当に探して対岸の尾根の末端に取り付きます。無雪期
であれば夏道が尾根上で合流する地点までの区間は寒風と雪片に叩かれな
ががらのラッセルが延々と続きました。
夏ルートと合流してしばらく行ったところの尾根上です。正面には白く霞
むこつぶり山が見えています。
こつぶり山直下を登るSさんです。山頂に着いた後は、雪洞を何処に掘
ろうかとポイントを探しながら小屋方面へ進みました。途中にある雪庇
下に雪洞を考えましたが柔らかい雪がその殆どを占める積雪であったの
で却下!そのまま避難小屋へと締まった積雪を求めて向かいます。
軒下まで積雪に埋もれた小屋に着くと、取立山避難小屋の扉が空いていて
雪が侵入していました。放置しておくのも何なので…扉入口に積雪のブロ
ックを積んで塞いでこれ以上の屋内への雪の流入を止めておきました。
13:20 さて、今回はここら辺の吹き溜まりになっている所で雪洞づくりに
かかります
三人で掘りにかかってから喘ぐこと一時間四十分後!ようやく中で寛ぐこ
とができました 早速、洞内に潜り込むと外は雪が吹きすさみ寒くて堪
らないのですが洞内は暖かです。アバンティーの雰囲気を愉しむためにサ
イドの棚には”ジムビーム”と”ボーモア12”と”ラフロイグ10”を並べて置きま
した。
夕食は僕が用意したキムチ風味の豚鍋です。これにうどんとマロニーも加
えました。男三人分のお腹を満たすには少なかったなぁ、、、
今夜のアバンティーのお題は「遥かなるケンタッキー」です。偶然にもバ
ーボンウイスキー/ジムビームがこの雪洞内に!チョコやナッツを御つま
みにして味比べをしました。とはいえ僕がこの日呑んだ量は20㏄程度です
けど。いつもよりは遅い22:00前に就寝
13・1・27 Sun
天井からの雪融けによる滴で、ふと目が覚めます…、時計は7:00でした。
まだ僕以外の二人は寝ております。ベタベタになったシュラフカバーと
滴が落ちるほどに融けている洞内の天井を見ながら、もっと良い場所を
探してあるけばよかったのかなぁ、とか思いました。
外で小用を済ませて戻ってみるとムクムクと二人とも起きてきました。
丁度いいです、早速朝食のラーメンの準備にとりかかります。今日の予
定は取立山山頂を通って下山するだけですから のんびりしてても問題
はありません。ちなみに昨夜からの降雪は+40㎝程でした。
山頂へと向けてラッセルしているうちに天候は回復してきたようです。
ときおり晴れ間もみられるようになりました。
山頂へは僕たちが「一番乗り」です。しばし、幾年ぶりかの取立山山頂
からの眺めを満喫します。雪山+青空=なんだか最高
K君とSさんから画像が届きました(^O^)/見ての通り、僕はもうヘロ
ヘロ状態で歩いています、の図・・・。
山頂を満喫したら下山にかかります。あとは下るだけなので気分はすでに
ユルユルです
下山の途中で3人組の山スキーパーティが登って来ました。それからし
ばらくして単独のツボ足の男性も。ルートを下部へと進めてゆくと今度
は男女二人のパーティと出会いました。そんでもって更に下部の方で二
人組の山スキーパーティーとすれ違います。そのままシリセードで下り、
あっという間に駐車場に到着・・・ 11:10
K君の車は四方が積雪で埋った状態に… さぁ、さぁ除雪開始です
K君、Sさん、お疲れ様でした。また、よろしくお願いします。
今週のオマケ(^^)