22・5・15 Sun
今週末の山行に判官堂湿原は如何でしょう、というお誘いを受けてN君と
Jさん達と一緒に妻を伴っていってみる事にしました。昨年六月に判官堂
湿原へ行ったときは白峰側からの入山でしたが、今回はアプローチの短縮
を狙って取立山からの登山道を利用するルートで行くことにしました。
取立山登山口(6:56)を発って、先ずは取立山山頂(7:44)へ。
鉢伏山への縦走路を辿ってヒカンバ(8:37)から明谷川の源流へと
下ってゆきます。ちょうどよい具合に繫がっている残雪の上を快適
に歩ける上に、辺りの景色も良いものですから気分は上々です♪
湿原へは沢筋の残雪を繋ぎつつ、藪漕ぎを避けられそうなルートを
採りながら進んでゆきました。
沢筋を詰めて尾根上に立つと残雪に覆われた緩慢な雪原の景色が広がって
いました。この様子だと湿原は残雪に埋もれているのでは…?という思い
を持ちつつ、コンパスが指す方へと進んでゆくと、そんな心配を吹き飛ば
すような視界の広がりをもつ湿原に辿り着きました(9:37)。
時間的には早い気もしますが、白山を眺めながらここでホットサンド
を食べたりN君のキャラメリーゼと妻のキャラメリーゼの食べ比べを
しながら、沖縄復帰記念日でもある今日の昼前を過ごしました。
湿原を満喫した後は尾根筋を南へ辿って鉢伏山からの登山道を目指して
進んでゆきます。途中には以前から目星をつけておいた湿原ポイントが
チェジ谷側へ下った先にあるので、少しばかり寄り道をしてみました。
結果はご覧の通り。残雪に覆われていて湿原なのかどうかは分かりかね
ますが、森に囲まれた広く大きな雪原の中で佇んでいると、なんやら気
持ちがよくなってくる、そんな場所でした(11:20)。
湿原ポイントを満喫した後はそのまま残雪がある沢筋を詰めて、
最後に藪を漕いで加越国境の縦走路に飛び出しました(11:50)。
せっかくなので鉢伏山の山頂を踏んだ後に、登山道を辿って車
へと戻りました(13:50)。
たまに夏の兆しかなと感じることもある日常から、今回は春め
いたばかりの静かな景色の中をこうして歩くことが出来ました。
一緒に歩いてくれた皆に、ありがとう
此処らのイワウチワが奇麗でした♪