ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

沢上谷 2017

2017-07-23 | 山登り

17・7・22 Sat 

今回のメンバーはU師匠、S木さん、shibaちゃん、sさん、M田さん、
さわちゃん、僕の7名です。沢上谷への思いをそれぞれが胸に抱きつつ
三年ぶりの行ってきました♪。

4時に勝原で集合して高山を経由して現地へ。八時過ぎに入渓しました。
ワイワイ喋りながら遡行してゆきます。ちょいと支流に入ると最初の見
所となる五郎七郎の滝です、今回は水量が少ないかな。

 

 

 

 

再び本流に戻ってぼちぼちと滑床の沢を遡ってゆきます、気持ちいい。

 

 

 

再び支流に分け入って遡ってゆくと、目の前がポッカリと明るく開けた
ところに懸かる岩洞滝に圧巻です。ここでは滝を裏側からみられるのが
面白いです。

 

 

 

M田さんとさわちゃんは飛沫を浴びていました

 

 

またまた本流に戻って本流を遡って行きます。 ↑画像提供/さわちゃん

 

 

三つ目の見所となる蓑谷大滝が見えてきました♪

 

 

 

蓑谷大滝です!やっぱりここも水量は少ないなぁ、、、とはいえ、とり
あえず攀じってみたくなるのは山屋の性なのでしょう♪

 

 

 

 

大滝の前で小休止です。各自が長閑なひと時を満喫しているようです♪

 

 

 

大滝を捲き上がって越えると後は滑床歩きがず~っと続きます。予め決
めていた途中の河原で昼食(12:20)。U師匠からの山の恵みとM田さん
からのキンキンに冷えたノンアルビールの差入れのおかげで愉快で興味
深い昼食になりました♪

二時頃に遡行を終了して車道に出たところでshibaちゃんM田さんが車の
回収に向います。その後、荒城温泉で汗を流してからチロルさんへ。

 

 

 

 

じつは、僕の心を満たしてくれる数少ないものの一つに、この飛騨牛の
ゴロゴロカレーがあります。そんな特別なカレーをこうして皆と食べれ
ることに、心の中で感謝せずにはいられませんね。沢と温泉とカレーで
満たされてしまった僕は不覚にも車の中で寝てしまいました 
皆さん、ありがとうございました、また高山が好きになりました。


明神岳東稜から山頂へ

2017-07-16 | 山登り

17・7・15

今回は同会のoyaziさんと僕の二人で明神岳の東稜に行ってきました。
3:30に鯖江を発って8:10頃に上高地に入りました。

 

 

 

 

河童橋の借景となって手前側に聳えているのが明神岳なのですが、僕たち
が行く東稜はこの景色の裏側になります。

 

 

 

 

明神池近くの信州大の小屋脇から登山道が ひょうたん池(11:10)へと
延びています。重い荷物を担いでいるわりにはいい感じのペースで来た
ようです♪この池から東稜へと登ってゆきます。

 

 

 

 

東稜の下部で先行していたパーティを追い越して核心部まできました。
明神岳の雄姿に勝るoyaziさんの後ろ姿が頼もしいです♪

 

 

 

ここだけの話ですが、実はお花が大好きなのですよ僕は。観ているとて
も癒されます♪

 

 

 

 

ずっと昔に東稜を登ったことがあるのですが、僕はその殆んどを忘れて
いて、この草付きの登りもその一つです。oyaziさんに引っ張り上げて貰
ってから、「こんな箇所があったなぁ」と思い出しました。

 

 

このフェイスを越えると実質的な登攀は終了です。ガズがかかっている
ところが頂稜線です。


 

 

 

あぁ、oyaziさんのおかげで山頂に到達することが出来ました(15:00)。
感謝です。明神岳の山頂(Ⅰ峰)の辺りには1~2用のテントが張れ
るスペースが確認できるほかは、ガスで眺望はありませんでした…残念

 

 

 

 

山頂を後にして南西尾根から上高地へと下山することにします。すぐ目
の前には立ちはだかる様にⅡ峰の姿がガス間にみえています。

 

 

 

 

 

実際、立ち塞がっているⅡ峰の弱点をついてoyaziさんのリードで突破し
てゆきます、頼もしい♪

 

 

 

 

続くⅢ峰、Ⅳ峰を巻いてⅤ峰のとの途中のピークを本日の幕場にしまし
た(17:15)。この頃になるとガスは晴れて、眺望を満喫することができ
ました。早速、夕飯を摂りラジオを聴きながら寛いでいましたがだんだ
んと眠くなってきたので19:30には就寝することにしました

 

 

                      

 

 

 

17・7・16 SUN

夜中に心配をしていた雨が降ることはありませんでしたが、代わりに何処
からかの岩崩れ音が長く響いていました。4:40に起床して朝食を摂って出発。

向こうからⅤ峰を捲いて主稜に上ってくるパーティを横目にみながら快適な
岩稜を登り詰めてゆくと古いピッケルが立っⅤ峰に到着です(6:00)

Ⅴ峰からは眼下に河童橋もみえますよ♪以後は上高地に向けて西南稜を
ひたすら下ってゆきました。河童橋に到着(8:55)。コーラを片手に今
回の山行を振り返りつつ明神岳の景色を味わいました♪
oyaziさんのおかげで今回の明神岳を登ることができました、ありがとう
ございました♪


願教寺谷から山頂へ

2017-07-09 | 山登り

17・7・8 Sat 

シバちゃんと一緒に沢登りで願教寺山に行けることになりました。今ま
で無雪期の願教寺山には登ったことがなかったので楽しみです。まずは
上小池から打波川沿いの小径を辿って願教寺谷出合(6:00)へ向います。

 

 

 

願教寺谷の出合から続く堰堤区間は左岸の林道へと上がりそのまま
カットしました。最終堰堤から再び願教寺谷に下り立ちます。最初
はガレ沢の沢歩きから始まりました。

 

 

 

 

ほどなくして小滝で行く手は塞がります。僕がトップならビビッて
早々に帰ってしまうところですが、今回もシバちゃんが全部やっつ
けてくれたのでとても助かりました

 

 

 

 

落口を抜けるところが意外とキビシ~!!

 

 

 

 

滝群を抜けると再びガレ沢歩きになります。仰ぐ景色からはアルペンチ
ックな雰囲気が感じられます♪

 

 

 

 

辺りの岩稜やら岩峰を眺めずにはいられません。感嘆の言葉を交わし
ながらグングンとガレ沢を登り詰めてゆきます♪

 

 

 

 

 

ガレ沢はスカイラインの岩稜の手前を左側へと詰めあがってゆきます。
真っ直ぐ進むと”よも太郎山”との鞍部方面です。

 

 

 

 

岩稜に挟まれたガレ沢は山頂へと延びているようです。

 

 

 

 

標高を上げてゆくと浮石や岩屑が気になってきました、落石注意ですね

 

 

 

此処まで来ると、もぅ浮石まみれです

 

 

 

 

進むほどに更に傾斜は増してきて、もぅ転げそうに思った所からロープ
を延ばしながらシバちゃんが攀じ登ってゆきます。画像では緩斜面で手
掛かりも豊富に見えますが、グズグズ地面に浮石が嵌っているだけの草
付き斜面です。草は生えていますが支点になりそうな灌木となると疎ら
にしか生えていないのですからツライここが今回の核心部でした。

 

 

 

 

結局、安全圏となる頂稜の潅木帯までは50m以上の距離がありました。
トップの心労をおもうと感謝しきりです、ホント

 

 

 

 

安全圏の潅木帯からひょいと上に登ると山頂の笹原が広がっていました。
どうやら頂上の西側近くに詰め上がったようです。

 

 

 

 

 

ちょいと笹薮を漕いで進むと疎らな笹薮に覆われた山頂に到着しました
(9:50)。早めの昼食をとって、周囲の山並みの景色を堪能してから下
山します。

 

 

 

 

山頂から銚子ケ峰方面へと笹薮を漕いでピークを越えた鞍部を目指しま
す。最初の鞍部までは意外と楽な藪漕ぎでした。おかげで眺望を満喫し
ながら長閑な時を過ごせました♪

 

 

 

 

鞍部から支流へ下降しました。途中で小径に出合うといいなぁと思ってい
ましたが小径は見つからずそのまま沢を下降してカサバノ谷出合(12:20)
まで下りました。あとはのんびりと林道を辿って上小池に戻りました。

すっかり山から疎くなってしまった僕ですが、シバちゃんのおかげで願教
寺山に立つことができました。ありがとうございました。