ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

百四丈滝 2018

2018-03-26 | 山登り

18・3・24 Sat 

sさんの山行計画で百四丈滝に行ってきました。メンバーは、
Sさん、M田さん、ゲストのW多さん、僕の四人です。
4:00時に福井集合発で一里野スキー場へと向かいます。

6:30スキー場を出発。長い道程は一里野スキー場のゲレンデ
登りから始まります。

 

 

 

 

先ずは奥長倉の避難小屋に着くのを目標にがんばって歩いて行き
ました(13:30)。ここまで来るのに檜倉やシカリバ分岐やらか
なりの長丁場です

快適な避難小屋を前にするとここで泊まりたくもなりますが今回
は雪洞泊なので先へと進んで行きます。

 

 

 

 

避難小屋から少しばかり上ると今ルートの中の急登の美女坂
です。積雪の状態にもよりますが、今回のようにトレースが
あれば特に問題もないようです。

 

 

 

 

美女坂を越えると広大な雪原が続きます。以降、雪洞を掘る場所を
探しながら進みました。画像では分かりませんが吹き曝しの状態の
中での行動なのでとても寒いです。

日没までに雪洞を掘りあげなくてはなりませんが、雪洞向きの地形
がなかなか見つかりません。とはいえ、時間の余裕はないので強引
ではありますが・2138ピークの北側に掘ることに決めました(15:40)。 

 

 

 

 

吹き曝しの緩斜面に加えて分厚い氷板層混じりの雪と格闘しながらも、
SさんやM田さんのパワーで 何とか四人が寝れる雪洞が完成しました。

外は相も変わらず吹き曝しの状態ですが、中に入ると暖かいし当然で
すが風も感じません率直なところ「助かった~」の一言です。

 

 

 

後はいつも通りに湯を沸かして落ち着いたところで、夕飯の支度に
とりかかりました。今回、CLと食当を兼ねたsさんによる鳥野菜鍋
が振舞われました♫
いつもながら、疲れ果てた体には温かい鍋物が沁みますね。

 

 

 

雪洞の中で「サムイ、サムイ、、」と云って丸まっていた僕たちと
はちがって、唯一「暑い、あぁ暑い、、」と言っていたM田さん、
余裕ぶっこきです。

 



 

                            

 

 

 

18・3・25 Sun 

4:00起床。しかし、雪洞の出口は雪により塞がれていました。M田さん
の献身的な働きにより推定奥行き100㎝の吹き溜まりの雪が取り除かれ
ました。君のおかげで生き埋めから免れたのですね

朝飯は昨夜の鍋の余りに餅を入れた雑煮です

 

 

 

 

 

7:00に出発。さて、百四丈滝への下降ポイントは何処かなぁとピー
クに登って眺めていると何と偶然にも僕たちの雪洞の真正面がその
ポイントでした。
早速、下ってゆくと遥か足元に異様な光景が見えてきましたよ

 

 

 

 

近づく程にその威容に心を揺さぶられました。巨大すぎる氷筍モドキ
の化け物を前に、ただ感嘆の声しかあがりません。

まぁ、百聞よりも画像で一見するほうが確かなので、以下略。

 

 

 

 

壺の中はどうなってるのか!?
好奇心の赴くままに覗きにゆくM田さん。

 

 

 

・・・・・・・・・!

 

 

奥底からは、もし黄泉の国へと繋がっている穴があるのならこんな感じだろうか、
そんな想像をかきたてる何とも不気味なパワーが伝わってきます 

 

 

 

 

 百四丈滝はコチラで。

 

名残惜しいですが、下山時刻となりました。晴天に恵まれたこの日
は多くの登山者で賑わっていました。

 

 

9:30 下降ポイントHOTEL前にて。洞内に置いておいた荷物を
回収して下山開始です。奥にみえるのは四塚山。

 

 

念願叶ってご満悦の図。麓までの長い道のりをのんびりと下山しました(14:50)。

今回はSさんやM田さんの力で面白いものを見ることが出来ました。
ありがとうございました。WT田さん、また機会があったらよろしくです

 


琵琶湖一周サイクリング・プラス ~京都大原~ 2018 

2018-03-19 | ロード

18・3・18 Sun 

久しぶりにロードバイクに乗って琵琶湖一周に行ってきました。以前に
ビワイチをしたのは何時だっかと思い調べてみたら何と二年前でした
木之本を出発(4:00)。今回も湖岸道路を時計回りで走ります。電光掲
示板の気温は1℃。走っていても体が温まるどころか肌寒く感じます。
休憩にはちょっと早いですが長浜のセブンでカップ麺を補給しました。

 

 

↑ 来るたびに、なんとなく立ち止まってしまう橋にて。

 

 

 

 

今回は久しぶりに八幡堀(7:00)に寄ってみました。運河の水面のよう
に辺りも静かでした。

 

 

 

 

近江八幡から湖岸道路に戻るのは。そのちょっとの道程が面倒なのです。
なのでそのまま兵主神社(7:47)へと絡んで浜街道を南下して大津へと向か
いました。街道沿いのセブンで本日二度目の補給です。
※焼飯300g+ミルクティ♫

 

 

 

ちょうど湖岸道路に出たところで、陽射しは雲に遮られてしまいました。
陽光に輝く湖面を心待ちにしてここまで来ましたが、それはしばらくお
あずけのようです。

 

 

 

思い返せばこうしてロードバイクでロングを走るのは久しぶりのことで
す。出発する際には「琵琶湖大橋で戻るはめになるかもしれないなぁ」
とさえ考えていたので、こうして瀬田の唐橋まで来れた自分にひと安心
しました(9:08)。

 

 

 

南郷洗堰まで足を延ばして、そこで琵琶湖を折り返して戻ることにしま
す。時間に余裕があるので東海道を上がって京都に入ることにしました。

 

 

 

 

蹴上(10:30)から鹿ケ谷を通って大原へと抜けてゆきます。お腹が空い
たので白川のマクドで何か食べようと考えていたら、丁度よいところ
にDONQがありました

 




 

 昨日、プジョーで福井西武のDONQに行ったときに買ったキャベツと
ベーコン
のパンがとても美味しかったのでもう一度食べてみたいと思っ
ていたところでした。堪らず三つのパンを買って後の補給食とすること
にしました。

 

 

 

 

八瀬のセブンでDONQのパンを食べようと先を急いでいる、そんな時だ
からなのか遮断機に引っかかってしまった。早く通過して下さい、そう
思いつつカメラを構えて一枚 

 

 

こうして辿り着いた八瀬のセブンでコーヒーを飲みながら二つを食べま
した、幸せ~♫ 後になってコーヒーではなくてノンアルビールと合わ
せた方がよかったかなぁ、と少し悔みました。

 

 

 

 

 空腹が満たされてひと心地ついた今、のんびりと大原集落を眺めながら
通過(11:45)。

 

 

途中峠から和邇へと下って琵琶一CRへと合流。北小松のセブンで本日四
度目の補給。カップ麺Big(すき焼き味)+DONQのパン一つ+ノンアル
ビール



 

白髭神社前は相変わらずの大賑わいです(13:32)。いつの間にか神社前
の国道が赤茶色に舗装化されていましたよ。

 

 

 

岩熊トンネルを抜けて下ったところにあるR8塩津のセブンで補給をしよ
うと思いましたが、木之本まであと少しだと思いそのまま通過したのが
いけなかった。16:05 何とか車に到着しましたが、お腹がペコペコ過
ぎて何やら朦朧とします。
さっさと着替えてバイクを車に積み込んで近くのセブンへと飛び込みま
した。ペヤング大盛とサンドイッチでお腹が満たされると今度は眠気に
強襲され、これがまた辛かったもしかしてこの症状は内蔵疾患なのか…
何やら心配になってきた。

DST 216km


大長山 2018

2018-03-04 | 山登り

18・3・3 Sat 

石川県の労山チームと一緒に春の大長山に登ってきましたました。
メンバーは 浅ちゃん、K村さん、I垣さん、T中さん、H多さん、僕の六名です。

7:00に石川チームと小原集落にて集合。支度を済ませて出発です。
先月の大雪の影響もあって例年よりも残雪は多いように感じます。
一方で、雪解けが思いのほか早く進んでいるように感じました。

今回はラッセルがないのでサクサクと歩けます。あれは二カ月前、
悪天候に圧されて山頂に届かなかった前回の大長山を思い返せば、
今回は快適そのものです。

 

 

 

ラッセルが無いのは楽で良いのですが、硬く締まった雪面の斜度が
強くなると緊張感がでます。とりあえず小原ダムから標高850mまで
の尾根上までの急登が大長山へと続くこのルートの最初の頑張りど
こと云えるでしょうか。

急登を終えると緩やかな登りになります。ラッセルがないのでサク
サクと進めますが、それでも遠く長い尾根歩きの区間です。
これが標高1400mまで長々と続きます。

 

 

 

標高1400m辺りから展望が開けてきて、登山気分は高まります

 

 

 

 

谷を挟んだ北隣に見える烏岳の腹黒い岩壁や遠く経ヶ岳から赤兎山
へと延びる稜線の眺めも素敵ですよ
だんだんと近くなってくる正面のピークの向こうに大長山があるか
と思うと、早からワクワクします。

 

 

 

 

でもその前に・1532ピークへはちょっとした痩せ尾根の通過
があります(13:08)。ここでワカンからアイゼンに履き換え
て、浅ちゃんを先頭にして乗り越えて行きます。

 

 

振り返るとなかなかの眺めです♪

 

核心部を終えてピークを越えると目の前には大長山が見えてきましたよ!

 

 

大きくて長い山頂です。ここに来て、ようやく山頂を間近に
見ながら登れる満足感が湧いてきました。

 

 

 

そろそろ山頂が近くなってきました。「あと少し」と思うとなぜか
そこで体の疲れを感じてしまいます、僕の場合。

 

 

14:40 山頂に到着です。何はともあれ、目の前に広がる白山に心が奪われました♪

 

 

 

さて、登頂した喜びに水を差すようで恐縮なのですが今夜の泊場となる
雪洞を掘らなければなりません。なので、もう少し山頂での時間を過ご
したいところではありますが 鉢伏山へと向かうとましょう

 

 

 

16:00 鉢伏山から少し下った尾根下を今夜の泊場にして早速、雪洞掘り
にかかります。六人が就寝する相応のスペースを積雪の内部に確保すると
なると、とても大きな雪洞になります。全員でせっせと掘ること二時間
くらいで、ようやく雪洞が完成したのではないかと思います

夕飯はH多さんが担当してくれたキムチ鍋とうどんです。食前酒にI垣さ
んが持ってきた梅ウヰスキーを舐めながら ゆったりした時間を過ごします。
夕飯を終えるころには体はポカポカしてきて身も心も満足です。

21:00過ぎ頃だったかな、、、心地よい疲労に誘われるように就寝 

 

 

                            

3・4 Sun 

 

4:30起床。朝飯もH多さんが作ってくれたラーメンです。
六人分のラーメンとなると見た目がすごいです。
今日もがんばるぞぉ~♪


 

 

洞内でパッキングを済ませて出入口から外を覗くとちょうど白山が
見えました。景色もいいし、今日も天気は良さそうだ、嬉しい

 

 

 

雪洞を出れば、後は板谷の頭に向けて下山するだけです。
と、その前に鉢伏山に登り返して展望を愉しみたいと思います。

 

 

朝陽が当たると同じ場所の眺めも、また新たなる感動がありま
すよね、それは僕だけ!?

 

 

 

板谷の頭から小原集落に向かう尾根に乗って下山します。
I垣さん、キミ元気だね、、、

 

 

 

時折、読図をしながらどんどんと下ってゆきます。鉢伏山では足もとに
見えていた取立山ですが、ここではあんなに高く見えます。

 

 

9:50 予定通りの小原集落の下降ポイントに下山しました。今回は石川労山の
皆さんのおかげで充実した山行を楽しむことが出来ました。また、機会があれ
ば皆と一緒に山に登れると嬉しいです♫

今回は不参加となってしまったT原さん、細やかに段取りをしてくれてとても
助かりました。ありがとうございました♫

 

 

 

 

お昼には自宅に戻ることができたのでバイクに乗って近所をぶらぶら
しました。田のもをわたる風はまだまだ冷たいですが陽光に輝く日野
川の川面を眺めていると春がすぐそこまで来てるのかのようなそんな
気分になりました。