18・3・24 Sat
sさんの山行計画で百四丈滝に行ってきました。メンバーは、
Sさん、M田さん、ゲストのW多さん、僕の四人です。
4:00時に福井集合発で一里野スキー場へと向かいます。
6:30スキー場を出発。長い道程は一里野スキー場のゲレンデ
登りから始まります。
先ずは奥長倉の避難小屋に着くのを目標にがんばって歩いて行き
ました(13:30)。ここまで来るのに檜倉やシカリバ分岐やらか
なりの長丁場です
快適な避難小屋を前にするとここで泊まりたくもなりますが今回
は雪洞泊なので先へと進んで行きます。
避難小屋から少しばかり上ると今ルートの中の急登の美女坂
です。積雪の状態にもよりますが、今回のようにトレースが
あれば特に問題もないようです。
美女坂を越えると広大な雪原が続きます。以降、雪洞を掘る場所を
探しながら進みました。画像では分かりませんが吹き曝しの状態の
中での行動なのでとても寒いです。
日没までに雪洞を掘りあげなくてはなりませんが、雪洞向きの地形
がなかなか見つかりません。とはいえ、時間の余裕はないので強引
ではありますが・2138ピークの北側に掘ることに決めました(15:40)。
吹き曝しの緩斜面に加えて分厚い氷板層混じりの雪と格闘しながらも、
SさんやM田さんのパワーで 何とか四人が寝れる雪洞が完成しました。
外は相も変わらず吹き曝しの状態ですが、中に入ると暖かいし当然で
すが風も感じません率直なところ「助かった~」の一言です。
後はいつも通りに湯を沸かして落ち着いたところで、夕飯の支度に
とりかかりました。今回、CLと食当を兼ねたsさんによる鳥野菜鍋
が振舞われました♫
いつもながら、疲れ果てた体には温かい鍋物が沁みますね。
雪洞の中で「サムイ、サムイ、、」と云って丸まっていた僕たちと
はちがって、唯一「暑い、あぁ暑い、、」と言っていたM田さん、
余裕ぶっこきです。
18・3・25 Sun
4:00起床。しかし、雪洞の出口は雪により塞がれていました。M田さん
の献身的な働きにより推定奥行き100㎝の吹き溜まりの雪が取り除かれ
ました。君のおかげで生き埋めから免れたのですね
朝飯は昨夜の鍋の余りに餅を入れた雑煮です
7:00に出発。さて、百四丈滝への下降ポイントは何処かなぁとピー
クに登って眺めていると何と偶然にも僕たちの雪洞の真正面がその
ポイントでした。
早速、下ってゆくと遥か足元に異様な光景が見えてきましたよ
近づく程にその威容に心を揺さぶられました。巨大すぎる氷筍モドキ
の化け物を前に、ただ感嘆の声しかあがりません。
まぁ、百聞よりも画像で一見するほうが確かなので、以下略。
壺の中はどうなってるのか!?
好奇心の赴くままに覗きにゆくM田さん。
・・・・・・・・・!
奥底からは、もし黄泉の国へと繋がっている穴があるのならこんな感じだろうか、
そんな想像をかきたてる何とも不気味なパワーが伝わってきます
百四丈滝はコチラで。
名残惜しいですが、下山時刻となりました。晴天に恵まれたこの日
は多くの登山者で賑わっていました。
9:30 下降ポイントHOTEL前にて。洞内に置いておいた荷物を
回収して下山開始です。奥にみえるのは四塚山。
念願叶ってご満悦の図。麓までの長い道のりをのんびりと下山しました(14:50)。
今回はSさんやM田さんの力で面白いものを見ることが出来ました。
ありがとうございました。WT田さん、また機会があったらよろしくです