ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

阿弥陀岳南稜と北稜

2016-12-14 | 山登り

16・12・10 Sat 

会山行で久しぶりに冬山に登ることになりました。当初は北アの予定で
したが、天候に恵まれた八ツの阿弥陀岳へと行先を変更しました。メン
バーはCL/S田君 、M田さん、Sさん、僕の四人です。2時に鯖江市内
に集合して高速道路で舟山十字路へ(7:00着)。

 

 

 

舟山十字路からしばらく歩いて南稜へと取り付くのですが、僕の遠い記
憶の思い込みで中央稜への踏み跡を辿ってしまい1時間のタイムロス…
一旦、南稜の看板のあるところまで戻ってようやく南稜に取り付けたの
でし}た(8:30)。立場山(10:15)までは樹林帯の単調な登りがつづき
ます。

 

 

 

立場山から一旦下って無名峰へと進んでゆく辺りから冬山らしい景色に
変わってゆきます。
 

 

 

 

 

P1からP2をこえて稜線に立ちはだかるP3岩峰を正面に眺めつつ感慨に
耽りながら尾根を登ってゆきます。ここら辺りから先が南稜の核心部と
いえるでしょう。 

 

 

 

稜線上へはP3岩峰の基部を周りこんだところに稜線へと延びるルンゼ
がありそこから登って越えてゆきます。今回のルンゼは雪と薄い氷に覆
われたミックス状態になっていました。 S田隊長がロープを延ばしてゆ
き、その後を僕たちがズルズルと登ってゆきます。

 

 

 

ルンゼを登りきって、振り返りみる絶景に心が踊ります♪後ろに見える
黒い鞍のような山は権現岳ですよ。 

 

 

 

P3を越えるとあとは阿弥陀岳までの簡単な岩稜歩きです。ちなみにsさん
以外は三人ともライペンのザックを担いでいます。

 

 

 

阿弥陀岳に到着(13:40)です。後ろに見えるのは八ケ岳主峰の赤岳です。
 画像提供:M田さん

                                

 

 

 

阿弥陀岳から一旦、中山へと下って赤岳を目指して登り返します。文三郎
道と合流してから暫くで岩場のルートになります。ここら辺りの登り下り
の区間は個人的にも好きなところです。ピッケル&アイゼンを利かせなが
らの歩行は単純ですが奥深くて面白いですね。
 

 

 

 

赤岳(15:30)に登頂したあとは地蔵尾根から今夜のテン場となる行者小
屋へ下ります。

 

 

 

 

行者小屋(16:23)に着くとちょうど八ヶ岳の稜線が夕陽で輝いていま
した。

 

 

 

テントを張ってやっと食事です。S田君が食当も務めてくれました、感
謝。早速、湯を沸かして温かい紅茶を飲みながら、肉野菜鍋を作りなが
ら今日一日を振り返りました。
↑皆さん、折りたたみカップやZレストといった装備がかぶっています。
 テン場には水場があったので水作りの手間が省けて快適でした。

 

 

 

 

今日は殆んど寝ていないので早々に就寝、19:40 

 

 

                                

 

12・11 Sun 

3:30に起床、、、、いつものことながら眠い。朝食のうどんを食べててテ
ルモスを満タンにしてテントを撤収。5:50 行者小屋を発って北稜をめざ
しますが核心部の岩場までは天候の方はよくなかった。

 

 

 

 

岩場で登りの順番待ちをしていると後ろから次から次へとパーティが登っ
てきて大賑わいです。順番待ちによる時間のロスを思うと、早くテン場を
出てよかったです。


 

 

 

あぁ~カッコええなぁ、とか叫びながら快適に登り詰めてゆきます。

 

こんな感じで写真を撮りながらワイワイと歩いてます♪

 

 

 

昨日に続いて阿弥陀岳山頂(8:52)に到着後、御小屋尾根から舟山十字
路へと下山(11:20)。下山後は温泉に入り、久しぶりに松本のカモシ
カスポーツに寄って山登りの余韻にひたりました♪その後、”十字路”で
食事をして帰りました。

M田さん、車の運転ありがとうございました。とても助かったことはい
うまでもないことです。

 

                    

 

 

12・17 Sat

雪も積もったかなぁとか思って荒島に登ってきた。
積雪深は30㎝程度と、まだまだでした、、