ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

敦賀湾から伊勢湾へ  ~短くても本州横断気分で~

2011-02-26 | クロスバイク

11・2・26 Sat 

  
「ルートラボ」で計測した敦賀湾から伊勢湾までの距離は約110㎞だそうで。
これなら遠く感じていた伊勢湾へと走ってもいいかなと思いますよね。

それに26日(Sat)は晴れるけど27日(Sun)は雨の予報とくれば走行距離
では琵琶湖一周とほぼ互角でも、まだ挑戦したこのないこっちの縦断コース
の方が魅力的です。

 

 

 

 

そんなわけで前夜に出発の支度を済ませておいて、未明に敦賀港に向かい
ました。夏ならすでに明るい時間ですがこの時期はまだ真っ暗…ですね 

 

 

 

 

 朝五時に敦賀港を出発しました。気温は2℃と他の地域よりも温かいです。
R8号から木之本へ向かって走ってゆくと気温は‐2℃まで下がってしまい
ました。湿気があるせいか実際の気温よりも重くて寒い感じです。

 陽よ、早く昇ってくれ!

 

 

 

木之本からR365号に入って関ケ原へ。伊吹山の麓辺りにさしかかったとこ
ろの下り坂でFギヤをアウターに入れようとしたら…入らない…。たしか一
昨日の夕方には何のトラブルもなかったのに。仕方がないので乗車しながら
Fギヤの調整をすることになります。

およそ2時間近くをモンモンとした気分でを過ごしましたが、ようやく変速
時にはゆっくりFギヤを回すことで入るようになりました。その間、写真を
撮る気分にもなれず、、、県道56号からR258号まできました。目の前には三
川公園のシンボルが(^^) ついにここまできたか、伊勢湾まであと少し!

 

 

 

 

 三川公園から松原の道を辿って長良川河口堤を渡って長嶋に入りました。

 

 

 

 


河口堤の上に来るとふと思うのです、この景色って夏が似合うなと。
ちなみに今日はここで撮った画像が一番多いです、過ごした時間も。

 

 

 

 

 

 その後、揖斐川を眺めながら堤防の上の道を快走してゆきます。今回の伊勢
湾側のゴールは長嶋スパーランドの裏側になる長嶋の先端にしました。

 

 

 

 

 堤防を乗り越えて長嶋の先端へ。ここら一帯はブロックが並ぶだけの味気ない
海岸線ですが、目前に広がる光景はまさに「伊勢湾」です。満足~!

 

 

 

スパーランドをグルリと周った後は復路になります。出発からここまで
片道約6時間、走行距離は約120㎞の道のりでした…おまけに腹も減った…

帰路は走り甲斐のあった県道56号は通らずに、麓の平野部に起伏の少な
いルートを求めました。

 

 

 

走行距離も150㎞を越えるあたりから体が硬くなった感じがして辛くなって
きます。コンビニでの補給を増やしますが体の回復力も低いし食べても思う
ようには体が動きません。
弱音を吐くな~、どのみち…走らないと帰れないのだから、これはもう一人
の自分との戦いです…💦

 

 

 

 関ケ原を越えて伊吹山を仰ぐところまできました(^^) それにして
も積雪が少ないなぁ、この分だと伊吹山の春も近いぞ、きっと。 

 

 

 

 

木之本の手前あたりでしょうか。距離が200㎞を超えたので、ここはひと
つ写真でも。最後はR8号を県境に向けて登るのみですここの最後の登りが
辛かった。

 

 

 

 



17:30、ついに敦賀湾に到着。久しぶりにサイクリングができて満足と同時
に「ストレス」の発散もできて良かったです。

夕飯前ではありますが、とてもお腹が空いたので、車で家に帰る道中にコン
ビニでお菓子と炭酸ジュースを買いました。これが僕にとっては結構に至福
のひと時だったりします。

 

【走行データ】Tm12:20 Dst229、07㎞ Av18、5㎞ Max55、5㎞


AVALANCE 2011

2011-02-20 | その他

11・2・19 Sat 

 【 一日目 】 今年もこの日がやってきました   今回で十四回目の講習です。

 受講生の参加数は三十人で、前の年と比べると活気があます♪ 
 気持ちの良い青空の下、お世話になっている立山山麓スキー場から旧ゲレンデの講習地へと移動です。

 

 

 先ずは積雪の断面観察のためのピットを掘ります。
受講生の数に合わせていつものよりも大きめに掘ります。
ちなみに本日の積雪深は290㎝です。こうして雪を掘るのも大切です、特に埋没者の掘り出しの際には。

 

 

 作業の合間にすこし、休憩  
正面奥の山は「大日岳」です。巨大雪庇の崩壊による事故があった…、あの山です…。

 

 

  ピットが完成したところで K先生から断面観察の講義を受けます。
K先生の講義はとっても愉しいです。そして、それに応えるかのような受講生の姿に胸がアツくなります。

 

 

 上の画像はプロープによる人体の感触と併せてプローブが鉛直に刺さっているか否かを診ています。
本人は真っ直ぐ刺しているいもりなのですが、意外と難しいのです(^^;

 

 

 

 夕食後は机上学習になります。事前学習の答え合わせを兼ねて講義が続きます。
専門的な言葉がチラチラと飛び交うので最初は辛いかもしれませんね。
実際の山行に使える知識や技術を発揮するには、幾年にも跨る反復が必要なのかもしれません。
そしてこれに終わりはないのですね、、、。
 とは云っても、だから現場で力を発揮できるか否かは「なってみないと」分かりません。

                                                             、、、講義が終わるとようやく懇親会が始まりました (^^)

 

 

 【 二日目 】

二日目はビーコンによる捜索と掘り出しを主にやってみました。
ビーコンの進化により捜索は易しくなりましたが、掘り出しや搬送の方は、、、

実際に100㎝以上に埋没した人間を掘り出して救助するには想像以上に多くの労力を費やすことになります。
訓練では捜索から掘り出しまでに要する時間を15分としていますが、
こちらの作業の方も毎年少しずつアップデートして確実に早く行えるように頑張らないと。

 

 

 もし、捜索者が一人の場合なら…、掘り出して埋没者の気道確保の確認をするだけでも15分や20分という時間はアッという間に過ぎてゆきます。これが複数埋没だと、、、、

 

 

  

 その後はセルフレスキュークラスによる複数捜索(三人埋没を想定)のデモ見学です。
見ている側は楽ですが、見られている側は成果を発揮してもらわないと、、、ここは頑張りどころですね。
 
デモ終了後に宿泊場に戻り解散しました。皆さま、お疲れさまでした。来年もお願いします。

 

 ▼ 下はオマケの画像(^^)

 上の画像は前の週に講習会場を下見した際の様子。この時点での積雪深は310㎝でした。

 

 


 荒島岳山頂から

2011-02-11 | 山登り

11・2・11 Fri  

今日の天気は北陸では良い方ですね。ということで久しぶりに大野の荒島山に登ることにしました。
朝起きて大野へと向かう道中の雪もずい分となくなっていて、、、

ふと、自転車で走りたい気分になりますが、ここはグッと我慢です。

 

 

 朝七時に勝原の道端にある駐車場から登り始めます。
五分ほど前に単独の男性の方が先行していきましたが、すぐ先の登山届BOXの所で先頭になってしまいます。
 新雪に埋没したトレース跡からも、ここ数日は誰も登っていないようで、、、先が思いやられます(^^; 

十時前に”シャクナゲ平”に到着しました。もちろん誰も居ません…。
少し淋しいので誰か来るのを待つついでに 縦穴を掘ってツェルトを被って40分ほど休憩しました。

 

 

この空の感じでは…、今日はもう誰も来ないのでしょうか…。
仕方がありません、トボトボと一人で先へと進みます(ちなみに、右端のピークが山頂です)。

 

 

 上の画像は 大ワサビ谷の右岸側の源頭部手前あたりです。
雪庇は落ちているようですが油断はできません。風上側に大きく寄ったラインをとって進んでゆきます。

 

 

大ワサビ谷の源頭ピークを超えるとあとは緩やかな雪原歩きになります。
ただ、今の時期はまだまだ雪庇付近には注意がいりますね。
雪面の白と空の白で僅かな雪の庇に、そんなはずが、、、として後ずさりしてしまいます。
でも、よく見れば山頂から東稜へと延びる連なる雪の台地にできた庇でした(^^;

 そうか、、、祠は足元の雪の中か、、、。

 

 

 

 

 山頂から大野勝山方面を見ています。 経ケ岳がカッコいいです♪

 

 

 

暗い山頂からトボトボと下山していたら、少しずつですが陽が差し込んできました。
「おいおい、どうせなら山頂で福音を」と思っても仕方がないです。
そのまま写真を撮りながら下ってゆくと、単独の年配の女性の方が登ってきました。

 「山頂まで行ってこられたんか?トレースをつけてくれて、ありがとう~」。

と言葉を交わして後、しばらく彼女の後姿を眺めてから再び下山します。
もう一度、山頂に登ろうかとも思いましたが大丈夫だよね、きっと。

 

 

ふたたび「しゃくなげ平」から荒島岳です。
左端のピーク手前に先ほどの単独の女性が小さい黒点になって見えます。

 

 

だらだらと下山していたら、下から山スキーで上がってくる人が、、、。
少し言葉を交わしていたら、この方 敦賀の某サイクルショップの店員さんなのだそうです
つまり、山スキーもするし自転車(ロードやMTB)もやる方なのです。
話が弾んで長々と足止めをさせてしまいました。
あれこれと知人の方の話題もでてきて面白かったです。
また、会う機会があればお喋りに付き合ってください。

  午後2時に駐車場に到着して帰りました。

 

【オマケ】上の画像は今回のザックとピッケルの画像です。
BDのアックスは首が細く ヘッドの保持が楽チンなのでお気に入りの一品♪  

 

 

 


FRF企画/京都ポタ

2011-02-07 | クロスバイク

11・2・6 Sun 

 今回の京都行はFRFの企画です。朝5:30分に今回のリーダーのみみまるさん宅に集合。
FRFのメンバーやお友達が加わり総勢十名になりました(^^)  

 


 

武生ICから宇治東ICまで高速を利用して、いつもの駐車ポイントに到着です。
ここで仕度を済ませて みみまるさんが考えた京都市内の観光コースを巡るべく出発!!

先ずは伏見稲荷を目指して宇治川沿いを走ります・・・
ところが、観月橋のポイントでしんさんの指示もそのままに、
僕の思い込みの一言でそのまま大阪方面に向かって走ってしまい、
時間にして一時間、走行距離20㎞をロス・・・ 「皆さん、誠に申し訳なかったです」。

 

 

 

何とか予定のコースに戻ることができて、ようやく最初のお立ち寄りポイントである
伏見稲荷神社でお守りを授かります。
そして次は清水坂から清水寺の手前の広場まで上がって遠くから、、、見学。

 

 

 

  その後は鴨川の河川敷を走って京都御所へと上ってゆきます。

 

御所の中は薄っすらと自転車のトレースが刻まれています。
航空画像で見てみると面白いですよ。

 御所を出た頃にちょうどお昼になりました。
以前にも立ち寄ったことがある北野天満宮近くの「王将」で昼食にしました。
日本一の”鰻丼”の事を思えば庶民の味方である王将で摂ることができてホッ!としました。
その後は金閣寺へ。今回のポタで唯一お金を出して見学した処ですね(^^;

 

 

 

  そして仁和寺前を通って嵐山方面へと走ります。

 

 

 

 嵐山の駅前通りを走っているとトレックさんが「umedaさんお薦めの竹林がある」とのことなので行ってみる事に。
上の画像は天龍寺の竹林を外から眺めています。
次回は嵐山周辺のお花見もいいかなぁ、とか一人思いながら保津川の川面をしばし眺めていました。

 

 

 

 竹林を眺めつつ野宮神社を抜けて宝厳院横を抜けて保津川に出ます。
そして渡月橋の袂にあるお店でいつもの抹茶ソフトクリームを(^^)

 

 あとは桂川サイクリングロードを南下して帰路につきます。
途中で偶然にも桂川の河川敷で行われていたシクロの大会があったのでしばし見学をかねて寄り道を。
そういえば丹南山岳自転車部の人もいるかも・・・、と駐車場付近を探しますが見あたりません。
せっかくなので「カテゴリ3」のスタートを見送ってから元の道に戻ります。

 

 

 

 最後は宇治の平等院の参道にあるお店で「みたらしだんご」を食べながら休憩です。
ちなみに”憩和井”の後姿のお姉さんは明るくてとっても素敵な方ですよ 

 

 

 有名な鳳凰堂を無料で見ようと草葉を掻き分けて覗くと、、、見えました。

夜の七時半にみみまるさん宅に到着。皆さまお疲れ様でした。

走行データ】 Dst 85Km