ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

能登半島サイクリング 2016  

2016-05-29 | ロード

16・5・28 Sta 

ロードバイクに乗るのは四月の三日に但馬を走って以来です。
なんとも久しぶりのことだなぁと我ながらしみじみと思いました。

乗る機会が全くなかったわけではなくて、
たんに眠りの誘惑に打ち克つことができなかったからです。
そんなわけで、寝坊をしないようにと嫌々ながらに車を走らせて
前夜のうちに金沢まで行って車の中で眠りました。

3:00に金沢市内を出発。
いつものように内灘を目指しつつ、いつものように走りながら、それでいて
いつもとは違うところがどこなのかを自分の中に探し求めながら走ります。

 

 

6:20 福浦を通過。

よくよく考えてみれば”いつもの調子”というものがどのような感じだったのか、
それがよく分からないということに気が付いて、一人ごちました。

 

 

 

 

7:50 ヤセの断崖

ここまで走ってきた感想はなんとなくペースが重いような気がするということです。 

 

 

 

 

8:47 総持寺を通過

今回はやたらとコンビニに立ち寄っては補給をしているような気がします。
お腹が空くと力が入らないような気がするからなのでしょうが、
しばらく走ると次の補給は何にしようかなぁなどと、考えることといえば食べ物のことばかりです。

 

 

 

9:44 外浦海岸

何やら連ドラの舞台になったらしい。それはそれで喜ばしい。
しかし、ここに限らずなのですが観光の再整備やのぼり旗や案内板等々が
以前に比べてとても目立つようになっていました。 

 

 

 

 

10:33 輪島の朝市

ここの朝市の端には”立ち飲みコーヒー”というのがあって、
僕が初めてここに訪れて立ち寄ったときには近所の爺さん婆さん達のサロンのような雰囲気でした。
今回、ここの前を通ってみたらより多くの爺さん婆さんで大盛況でした。

時間帯によって雰囲気が一変するのか、
はたまたここを訪れる観光客の数が増えた結果なのか、そんなことを思いながら
街外れにあるコンビニでコーヒーを飲んで休みました。 

 

 

 

 

 

再整備される数年前の千枚田の景色を覚えているだろうか。
あの空気感は今やもうここには存在しないのだろうか。

 

 

 

窓岩PP 12:00 ・・・通過

 

 

13:35 狼煙に到着。今日はオダックス近畿のイベントがある日で 
道の駅にはそのスタッフと参加者先頭の一人が居ました。

6:00に金沢を出発して13:00過ぎにはここに到着したのですから 
素晴らしいavです、いやはや凄まじいです

 

 

 

15:12 恋路海岸

 

 

16:03 九十九湾小木港

 

 

 

 

19:01 穴水のコンビニ

気のせいでしょうか、、、昨日はあんなにも暑かったのに、今日は少し肌寒い気がします。
温かいカップ麺を食べながら今後のルートをどうしょうかと考えてみました。

 

 

 

23:35 金沢市到着

いろいろと考えた結果、七尾から県道2号を通ってとっとと金沢に戻ることにしました。
日頃からまめにバイクに乗っていなかった自分が能登半島を周るということに挑んだのは
間違いであったと、今回そう思いました。

※ 自宅に帰ってから風呂にも入らず、そのまま卒倒するかのように眠りました。
  眠りに堕ちるまでの微かな記憶のなかで
  ”これでようやく眠れる”と、安堵する自分がいるのでした

 

 Dst 378㎞


笠ケ岳 ~ 穴毛谷から~

2016-05-22 | 山登り

16・5・21 Sat 

今日も sさんと一緒の山行です、よろしくお願いします。今回のコー
スは穴毛谷から笠ケ岳に登ってクリヤ谷コースを下るというものです。
新穂高温泉(6:30)を発って左俣林道へと入って穴毛谷出合へ。

 

 

 

出合からしばらくは穴毛谷堰堤群をひたすら越えてゆくというアプロー
チから始まります。最後の堰堤を越えたところでようやくバリエーショ
ンルートらしい空気感を感じることができしました。♪

 

 

 

 

 

 

8:55 穴毛谷の二つある見所の一つがこれ。穴毛谷の名称の由来となっ
た穴毛岩です。これはこれで面白いですね。

 

 

 

 

で、もう一つの見所は穴毛大滝です。最初に見たときはなんて大きな
滝だろうと感心したものです、落差は45mくらいでしょうか。

 

 

 

 

大滝で補給を兼ねて休憩をとりました。その後、大滝を高捲くようにし
てそのまま雪渓を登り詰めて本流へと下り立ちます。あとは本流の雪渓
をひたすら登り詰めてゆくのみ。容赦ない陽射しが ツライです…💦

 

 

 

11:45 杓子平に着いて穴毛谷ルートは終了です。笠ケ岳の稜線へと登っ
てゆきながら景色を眺めていると、非情にも雲が次々と流れてきました。
抜戸側から望む笠が岳の景色が好きなのに、、、トホホ。
 

 

 

 

空腹をこらえながらようやく笠ケ岳山荘(14:30)に到着しました。展望
もないし外にいても冷えるので冬季小屋ですることもなく時を過ごしてい
るといつの間にやら雲はきれて晴れ間が戻ていました。 その後、小屋の中
で待ちにまった夕食をとり二十時に就寝

 

16・5・22 Sun 

 

今朝はのんびりと六時前の起床です。今日はクリヤ谷コースから下山する
だけなので楽ちんです。朝食を済ませて冬季小屋を出発(7:30)。 

とりあえず笠ケ岳山頂を満喫しましょう。霞がやや濃いものの今朝は雲も
無く展望が楽しめました。 

 

 

 

なぜかザックもマットも Sさんとお揃いです・・・

 

 

 

こないだ敗退したルートを、今こうして下ってゆきます。目の前に雪景色
を重ね合せながら眺めたりなんかして、なかなか複雑な心境です。リベン
ジできるといいんだけど、自分の体がもつかなぁ 

 

 

 

クリヤ谷をひたすらただ下るだけですがとても疲れました。やっと槍見
(11:52)に下山しました。あとは車がある駐車場まで車道を延々と歩い
て戻りました。sさん、車の運転ありがとうございました♪


横越谷にて

2016-05-16 | 山登り

16・5・15 Sun 

今日はU師匠たちと久しぶりに横越谷へと沢歩きに行ってきました。横越
谷を再訪するのはちょうど20年以上も前の今と同じ五月のころ以来です。

今回も山菜などを採りながらのんびりと谷を遡っていきました。

 

 

 

大滝を越えたところで適当に腰をすえて昼食にしました。U師匠に刺身と
ウドのキンピラを振る舞ってもらいながら、各自がそれぞれの食当の準備
にとりかかり、焚き火を囲みながら焼きうどんやら山菜の天ぷらなどを食
べました。なんやかんやで2時間くらい寛いでいたのではないでしょうか。

その後、鞍部の水芭蕉群生地に詰めあがって登山道から下山しました。

 

 

 

それにしても、久しぶりに訪れる平家平には感激しました。若丹国境なら
まだしも、こんなにも快適なブナ林が奥越の山奥にあるだなんてスゴイと
思いました。

U師匠、いつまでたっても不肖な僕ではありますが今後ともお導きのほど
よろしくお願いします。


北穂高岳 東稜  2016

2016-05-02 | 山登り

16・4・29  Fri 

M田さんからGWの山行のお誘いがきたので二泊三日の計画でゆくことに
しました。コースは北穂東稜から奥穂高への縦走という、なんとも欲張り
な内容です。 

さて、このGWの時期に上高地に入るのはいつ以来のことだろう…。上高
地や横尾の景色があれよあれよと変わってしまった現状に淋しさを思う自
分なのですが、この徳沢の光景には救われます。

 

 

 

 

お昼過ぎには一日目の宿泊地となる涸沢ヒユッテのテント場がみえてきま
した。本日の行動はそこで終了ですから、のんびり気分です♪
 

 

 

 

 

テント場に着くと早くも数多くのテントで賑わっていました。夕飯くらい
しか愉しみがないので暗くなるまで我慢をしていましたが18時前から夕餉
にとりかかり、20時には就寝

 

 

 

16・4・30 

 

のんびり五時に起床した後、さっさと朝食を済ませて北穂沢を登ってゆ
きます。すでに北穂東稜には数多くのパーティが取り付いているだろう
と思っていたのですが、取り付き基部に1パーティが確認できるのみです。
その1パーティもなぜかしらバックステップで東稜取り付きの基部から
後退している様子…。
期せずして僕たちが今GWの東稜での先頭に立つことになってしまいました。


 

 

 

 

東稜のコルへと続く単調な沢筋から外れて、左手の支稜線へとルートを
とりました。稜上に出ると快適な雪稜が東稜へと延びています。M田さ
んをトップにしてロープをだして進みました。 

 

 

 

 

 

ロープを引きながらトップをゆく快感、誰もいない稜線に刻む足跡。

 

 

 

M田さんは初めてのリード体験ですが、順調にロープを延ばしてゆきま
した。そして気がつくと後続のパーティが追いついてきました。 どうも
山ガイドのパーティのように見えますが…

 

 

 

早いもので、気が付けば東稜の核心部を締めくくるゴジラの背からの下降
になりました。稜上の雪庇は切れずに繋がっていたのでとても快適でした
よ。どうやら今年の北穂周辺の積雪は豊富なようです。

 

 

 

 

あとは北穂小屋を目指して登ってゆきます。初リードにご満悦のM田さ
んと東稜。 

 

その後に後続パーティも登ってきました。北穂小屋のテラスで憩う多くの
登山者(ギャラリー)から拍手を受けたりもします

 

 

 

北穂の山頂から槍を眺めながら

 

 

 

 

北穂の山頂からはそのまま稜線を辿って奥穂へと繋ぐ予定でしたが難しそ
うなので断念しました。 単調な北穂沢から涸沢へ下山します。下山の途中
北穂沢を滑落してきた御姐さんがいてビックリしましたが 無事でよかっ
たです。

その後、天候が怪しくなってきたのでテントを回収して横尾へと下山しま
した。下山の途中から雨が降りだし、天候は予報とは異なりどうやら下り
坂のようです。結局、徳沢園にテントを張ることになったのですが、次第
に風雨は強くなり雨対策をしていない僕たちのテントは漏水に見舞われま
した。 

19時ころ、テント内に漏水した雨水をタオルで吸い上げて幕外へ捨てる作
業を始めます。雨が止むと漏水も治まり安堵するのですが、雨が再び降り
だす度に漏水するのでその作業に負われる始末。こんな作業が夜中の1時
まで続くとは思いもしませんでした。そういうわけで、シーシュポスの気
持ちがほんの少しだけ理解できたかのような気分になりました 

 

 

 

 

16・5・1 Sun 

翌朝、朝飯を済ませてテントを撤収する頃にようやく雨は止み陽が射して
きました。本日の行動は短く上高地まで歩いて終了♪

M田さん、車の運転ありうがとうございました。また愉しい山行を計画して 
不精な僕を連れだして下さいませ