ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

銀杏峰 2021 ~ みんなで登ろう ~

2021-02-14 | 山登り

21・2・14 Sun 

前回のA山隊長が率いる荒島岳山行につづいて今回は銀杏峰へと連れて
行ってもらいました、メンバーはA山隊長以下、九名です

6時半に大野市街で待ち合わせをして銀杏峰登山口へ。その途中図らず
も部子山に向かうK林さんグループと出会うことになりました。

 

 

 

準備を整えて登山口を出発(7:30)。先頭のドバちゃんの後につづいて
皆でワイワイガヤガヤと話しながら着いてゆきます。今日の気温は暖か
い予報でしたが、登るにつれて風がでてきて、それがとても寒く感じる
ものですから途中で一枚羽織りました P・1150で休憩(9:25)♪

 

 

 

A山隊長の指示で先頭を交代して山頂を目指します。振り返る景色は素晴
らしく雪山銀杏峰ならではの味わいですね♪

 

 

 

隊長からの指示を受けつつ景色を堪能しながら登っているうちに、ずい分
と山頂も近くなってきました。

 

 

 

風が強い山頂に着いたところで、風下側に一段下った所で昼食にしまし
た(10:44)。前を通り過ぎてゆく登山者の姿を何気に眺めていたら、
あら⁉フレディさん達じゃないですか… 暫時、久しく会っていない
こと、無沙汰なことなどを語り合うことができました。

 

 

 

山頂からしばらく下ったところで今度はベニヤさんHさん達に会いました。
そしてそこにはTZさんもいました。TZさんと束の間の話を交わし刹那の愛
しみの情に身を任せ、別れを告げ、そして皆の後を追って下りました、ど
こか切なさの消えることがないままに。

 

 

 

そうして、すっ転んだりガボったりしながら何とか登山口に無事に下り
立つことが出来ました(13:30)。

最初にあった頃よりも頼もしくなった感があるA山隊長のおかげで、皆と
の楽しい時間を過ごすことが出来ました。また、皆で遊びに行けると僕は
嬉しいです♪

P・S (^^♪お誕生日おめでとうございます、A山隊長


上谷山 2021

2021-02-13 | 山登り

21・2・13 Sat 

一昨日にK林さんグループの人達が上谷山に登ったのを羨ましく思い、
同グループのトレースを借りてS木さんと登ってみました。

明け方前の薄暗い中を広野浄水場を出発(6:16)、ルートに取り付いて
間もなく植林帯を歩いているうちに辺りが白んできました。

 

 

 

広く緩やかな雑木林の尾根に延びるトレースを追って黙々と進んで標高
を稼ぎます。緩んだ積雪に春山を感じつつも、ガボリ気味の僕は何気に
ツライです、、、 手倉山(8:18)に来てようやく上谷山の山頂がみえ
てきました。

 

 

 

 



一旦下って県境尾根へと登り返してゆきます。ここら辺りから福井の雪山
らしい景色を楽しみながら歩くことができました。

 

 

 

岩谷川沿いの林道から延びる尾根や三国岳方面とのJ/P(9:00)
を越え、県境の雪尾根を辿って上谷山山頂へ。

 

 

 

おぉ!日頃から登っている日野山やそれに連なる山並みが見えま
すよ、こちら側から眺める山容もなかなかかっこいいですね。

 

 

 

あの雪庇を見られなかったのが心残りな上谷山山頂に到着(9:23)、
今回はK林さん達のトレースのおかげで早く到着することができま
した。山頂には風を遮れそうな休憩場所は無さそうなので鉄塔尾根
を目指して下山することにします。

 

 

 

県境を西へと進みながら上谷山を何度も振り返り眺めますが手倉側から
眺める山容とは異なってその存在感はとても薄く感じました、、、

 

 

 

鉄塔尾根に入ってしばらく下った辺りで早めの昼食のカップ麺を食べて、
それから下山しました。

今こうして尾根上を歩いていると何とも歩き易くて快適ですね。以前に
「広谷川~上谷山~滝ケ谷川」を歩いた時に見たこの尾根は伐採され
植林も進んでいて酷い景色だなと思ったものですが

 

 

 

 

長い長い鉄塔尾根にはちょっと飽きましたが、尾根からの眺望はいいです
ねぇ。個人的には県内の好きな山ルート「ベスト3」に入る奥美濃県境の
山山を目で追っていると、ふと時を忘れてしまいそう。

最後は、グサグサ雪に足をとられながら尾根端にある集落に向かって下山。
車道を歩いて広野浄水場着(12:49)へと戻りました。

S木さん、お誘いいただきありがとうございました。
明日もガンバッて下さい


文室川源流トレイル ~ 日野山から武衛山 ~

2021-02-12 | 山登り

21・2・12 Fri 



以前に武衛山から日野山を目指して敗退して以来、もう一度挑戦しよう
とその機会を窺いながらもウダウダと過ごす日々がつづいていました。

「早く行かないと積雪がなくなってしまう、、、」と思っていたので自
分を鼓舞して行ってみました。

日野山の萱谷登山口(7:10)をスタートして先ずは日野山山頂へ(8:14)。
今回は半時計周りのルートにして、最初に今ルート最大の位置Egを確保
する作戦です。

 

 

 




日野山頂でワカンを履いてトレースのない雪尾根を牧谷越へと下ってゆ
きます。今日の積雪は表面は中途半端にかたいけど中はユルい最中状な
ので下りでも疲れます、、、

 

 

 




牧谷越で小休止してKitkatを補給(9:00)♪
そうして登り返して大山山頂へ(9:47)

 

 

 



大山を越えて野見ケ岳へ。懐かしい感じだなぁ…⁉今僕が所属している山
の会が出来る前の先輩達と歩いた山行だったから、ここを歩いたのは約25
年ほど前ということか、、、

 

 

 





野見ケ岳に着くと確りとしたトレースがありましたモナカ雪を進むの
は脚にくるのでありがたくトレースを辿って岩谷山へ。野見ケ岳から振
り向くと大山の肩越しに日野山が見えました。途中の武周ケ池にて

 

 

 






トレースは岩谷山(10:47)で終わっていて此処から再びトレース        岩谷山
のない雪尾根になります。ここら辺りから、だんだんと積雪は少な
めになってきて所々で藪が出てきました。

 

 








今ルート最深部と感じていた岩谷山を越えて少し楽な気持ちになりまし
たが、だらだらと長い尾根歩きで体力的に苦しくなってきたなぁと思う
頃、山頂近くの尾根分岐と合流すると、何と本日二度目のトレースがで
てきました
そのありがたいトレースにのってようやく唐木岳に到着(11:47)です。


 

 



ちょうどお昼なので30分程休むことにしました、
ここでカップ麺とお菓子とコーラを補給♪

 







唐木岳から大平山へトレースと共に進んでゆく程に積雪は少なくなって
ゆきます藪と鹿の糞が覗くキチャナイ残雪を繋ぎながら大平山へと登
り返しそして大平山山頂(13:00)を越えたところでワカンを外しました。

 

 

 



積雪も殆どなくなり気が緩んだせいか、大平山から武衛山へと下る
途中で痛恨のルートミス、、、h450m辺りの北に延びる枝尾根へと
50m程下ってから間違いに気付いて、20分くらいをロスしてしまった 


 

 



だんだんと明瞭になってゆく小径を辿ってゆくと再び気分がユルユル
になり、途中の雪解けの水溜まりの景色にさえ、どこか春の匂いを感
じつつ武衛山に到着(14:04)。

 

 



武衛山の山頂のベンチに座り、今日歩いてきたルートを目で追い
ながら小休止♪後は霊泉寺へと下って萱谷登山口へと戻りました
(14:46)。

歩いた距離:20㎞

これでようやく課題を一つクリアした分だけ心が静かになり
そう、そう感じながら装備をといて、そして帰宅しました。


旭岳東稜 2021

2021-02-08 | 山登り

21・2・6 Sat 

浅ちゃん、Ⅰ垣さん、僕の三名で旭岳東稜にチャレンジしてきました。
「いつか、行ってみたいなぁ」とか思いながらも八ヶ岳東面のルートに
は今までずるずる行く機会も気持ちもなかったけれど、今回はメンバー
の意欲に牽かれてようやくそれがかないました。

金沢で3時に集合して小渕沢ICへ。そこから登り口になる”美しの森駐車
場に車を置いて出発(8:42)。

 

 

 

 

川俣川沿いの長い林道を詰めて幾つもの堰堤を越えて出合小屋へ。
少しでも先に進んでおこうということで東稜の取付尾根の末端まで
進み、そこを今回のテント場にしました(12:20)

一日目の今日は時間的に余裕があるので、旭岳東稜の取付や下降ル
ートになるツルネ東稜の偵察に出かます。ツルネとの出合から旭岳
東稜へとうっすらとトレース跡があったので新たに稜上までトレー
スを付けなおして明日の行動に備えておきました。その先もうすい
トレース跡は残っているだろう、ということでテント場に戻ります。

 

 

 

 

テント場に戻ってその傍らで陽射しを浴びながらのんびりと過ごし
ます。その後、テントに入ってお湯を沸かしながらラジオをきき、
コーヒーをのんだり夕飯までの時間を待ちました。

夕飯は、Ⅰ垣さんが用意してくれた肉団子鍋のあとに炊き込みご飯
を入れてリゾット風にして美味しくいただきました(4:30)。
明日は2時半起床なので夕飯を終えたら早めに就寝するつもりでした
が、コンロで暖をとって過ごしていたら(19:30)になってしまった

 

 

 

21・2・7 Sun 

二時半に起床してコーヒーをのみながら朝食のラーメンを作ります。
今日の天候は風強く午後からは荒れるようなのでお昼前には核心部
を抜けて稜線に立ちたいところですが、さてどうなるかな、、、⁉
そんなことを話しながら、朝食を終えて登攀装備を整えて東稜へと
出発(4:10)。

 

 

 

 

昨日のトレースを辿って着々と進んでゆきます。懸念していた風は
それほどではなく一安心です、今のところ

 

 

 

モルゲンロートに感動しながら高度を稼いでゆきます。先にあった
うすいトレース跡は痩せ尾根を越えた樹林帯までで、それ以降は自
力ラッセルで前進。
積雪表面は締まっていますが中はサラサラ状態で急登の樹林帯に入
ると足場が崩れて思うように進めずに疲労ばかりが溜まります

 

 

 

 

ヒィヒィハァハァしながらラッセルしている僕たちの横目には
怖ろしくキレイな雪壁が目をひく権現岳への景色が迫ります。

 

 

 

 

おおぉ~、ようやく旭岳東稜五段ノ宮取付に到着です(7:58)。雑誌
とかで見たことはありましたが、いま目の前にあるその岩稜の景色は
それと同じように五段になっているんですねぇ、まぁ当たり前ですが、、、

 

 

 

 

岩場の取り付きで登攀の支度をしていると、後続パーティがやってきました。
皆が見守る中、Ⅰ垣さんがトップでロープを牽いてゆきます、、、
1P目の岩場の中ほど辺りで数メートル滑落するも体制を立て直して終了点へ。

後続パーティが順番待ちをしているという精神的な圧力を感じつつロープを着
実に延ばしてゆきました。決して早いとは云えない僕たちの登攀スピードですが。


 

 

 

1P終了点で後続の三人からエールをもらったⅠ垣さんは
「あの人ら、いいひとやなぁ」と、感激していました

 

 

 

 

階段に云う蹴上げ部分は岩と草付き、踏み面は雪稜という感じで交互に
現れてきます。ときには”蹴り込み”のような雪庇で塞がっているので、
それを崩し落として踏み面に乗り込んだりしながらロープを延ばして
ゆきます。

 

 

 



五段ノ宮も半ばを過ぎると雪稜雪壁の登攀が殆どの内容になります♪
ただ、お天気の方はいよいよ怪しくなってきました、、、

 

 

 

 

最後にロープを延ばして旭岳山頂に到着(12:30)、と同時に西面から
の強風に煽られます。そうして間もなく、後続のパーティも到着。

 

 

 

多くの待ち時間を割かせてしまった彼らへ恐縮な気持ちを伝えると笑顔で
僕たちへの健闘を称えて返してくれました、ほんとに素敵な人たちです。
※ 後で浅ちゃんから話を聞いて知ったのですが「東京YCC」の人たちでした。

 

 

 

 

この強風下で稜線に留まっているのはキケンなので早々にツルネ東稜に
向けて下山します。ここの区間にもトレースは無く、先行しているYCC
パーティのトレースに与ります。

 

 

 

ツルネ東稜(13:30)の下降点から振りかえると旭岳は強風が吹きすさ
ぶガスの中、ギリギリではありますが、何とか安全圏内に入れて安堵し
ました。あとは目印テープに導かれながら慎重にルートを確認しながら
テント場へと下りました。

 

 

 

テントを撤収後、昨日の道を辿って美しの森駐車場へと下山(17:37)。
その後、諏訪SAでお風呂に入って夕飯を食べて金沢に戻りました(0:00)

山行が終わってみればこんだけ疲れるのも久しぶりのことで僕自身の脚
やら肩やらは筋肉痛やら攣ったりして、まるでノトイチ後のような感じ
でした。

皆のおかげで「やり残したことリスト」の一つをクリアできました。
ありがとうございました♪