24・6・7 Fri
今回は外岩が登れない僕に合せてⅠ垣さんとマルチピッチの練習です。
岩に触りつつも登山の味わいのあるルートとということで小川山を選
んでここまでやってきましたがお昼前から雨模様らしいビミョウな天
候なので、降雨前に岩稜帯を抜けれそうな男山ダイレクトへ。
男山ダイレクトへの取付きが難しいらしいのですが登山アプリの力で登
山口から標高1400mを越えた岩場の取付きへと順調に進んでゆけました。
ここから3ピッチ、標高差400m強の岩稜を登って男山(△1851m)山
頂を目指しました。
1P目(10:00)を僕が行きますが1ピン目のハーケンが見当たらず、怖れ
をなしてⅠ垣さんと交代。その後はスムーズに攀じ登ってゆくことがで
きました。3ピッチを終えて山頂(11:30)に立って振り返るとこのルー
トの核心は1P目の残置ハーケンまでの登りだなと思いました。1ピン目ま
でが遠く高く感じて止めた僕はかなり弱い…。
気懸りな天候のためにせくせくと登山道を下ってお昼過ぎには車に着く
ことができましたが、その割に天候が大きく崩れることはなかったよう
で、これはこれでビミョウな気分でした。
下山後は小川山の麓の廻り目平へと移動してキャンプでしたが、テント
ポールを忘れて車中泊…、トホホ。
24・6・8 Sat
二日目の今日は東股沢へ車で移動して野猿返しへ。昨日のルートと比べれ
ばピッチ数は多く、天気も良いので楽しめそうです。
このルートの核心部となる岩稜のグレードは5・7と高くはないようなのに、
自分にとってはなかなかの難しさと恐怖感でイッパイ。定期的に利用して
いるクライミング施設でのサボり気味な活動が露呈したよう。残置を見つ
けたりラインを見極めたりする力も平素から養っておかない土壇場でそん
な力を発揮できるはずはなく、露出感や高度感に曝される僕の苦手なクラ
イミングパートはⅠ垣さんのリードで何とかクリア。
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