ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

あそこの山道 ~ その二十四 ~

2016-03-26 | マウンテンバイク

16・3・26 Sat 

今日はとても天気が良いとの予報だったので県境の雪山に行こうかとか、
ロードバイクで遠くに行こうかとか考えていたんだけれど、やめました。

というのも、なんやら寒いし、車の運転も嫌だし、それならばと近場で
それなりに満足できそうなことを考えたあげく、久しぶりにMTBと一緒
に山へ行くことにしました。

 

 

 

 

麓(9:30)では春の景色で輝いていたのですが山を登るにつれて
次第に雪景色へと変わってゆきました。

 

 

 

 

靴がトレランのローシューでしたが山頂の手前でも数センチ程度の
積雪ですんでよかったです♪ 
 

 

 

 

山頂(11:10)からの展望は今回もとても良かったです。上りではあんな
にヘロヘロになりながらも長々と頑張ったのに、下りとなるとやはり早々
と麓へと辿り着いてしまうものなのですね。

久しぶりのMTBもいいもんだと思いました

 


笠ケ岳広サコ尾根 2016

2016-03-22 | 山登り

16・3・20 Sun 

今回は石川(M山岳会、C山の会)、富山(T労山)、福井(V山の会)の合同
パーティー六名で広サコ尾根から笠ケ岳を計画しました♪

6:30に槍見登山口で合流して登山開始(7:30)。クリヤ谷沿いの登山道を詰めて
ゆきそのまま広サコ尾根の末端に取り付きます。

 

 

 

まぁ何といいましょうか、前回に行ったときの記憶と比べると眺望もないし
視界もきかない。もぅ何処が何処やらさっぱり分かりません。
数十メートル離れただけで仲間の姿も靄と化してゆきます・・・。

 

 

 

 

そうこうしているうちに核心部の岩場がでてきました。とても急な
斜面ですがアイゼンが利いて快適に上がれました。

ここを抜けた後は急な雪斜面をクリヤの頭を目指して詰めてゆくの
みです。クリヤの頭(15:50)でいい時間になったので本日の行動は
ここで終了にします。
 

 

 

 

二張りのテントの設営を終えて、一つのテント(エスパース/四人用)
の中に六人がギュウギュウ詰めに座って夕餉の準備をします。六人分
の水作りや料理などであっという間に時間は流れてゆき、気が付けば
21時を過ぎていました、、、
明日にむけてそそくさと就寝・・・ 

 

 

 

 

16・3・21 Mon 

 

夜が明けてみると、今日は思っていた以上に晴天の一日になりそうです。
朝陽は白出沢の方から昇ってくるのですね。足元にうごめく暗雲のよう
な雲海もこうして上から眺めている分には綺麗です。

 

 

 

目指す笠ケ岳を眺めながら出発準備をします(6:20)。
 

 

 

 

 

雲海には穂高の影がおちていました。
この場合、影穂高とでも云うのかなぁ、、、

 

 

 

 

頭痛でテント番をしているメンバーを振り返りながら山頂を目指してゆきます。

 

 

 

 

雷鳥岩を越えてクラストした雪斜面をトラバースしたりして何とか2500m
の鞍部まで登ってきました(7:45)。しかし、この先山頂までの行動時間や
諸々を鑑みて今回の前進はこれにて終了しました。

 

 

 

 

 

テント場に戻って笠ケ岳を背景に皆で記念撮影

 

 

 

 

 

先ほどの雲海の中をクリヤ谷に沿って下降してゆくとご覧のような景色に
なります。下部に行くにしたがいデブリがひどくなってとても歩き難いです。 

 

 

 

途中、錫杖の景色に目を奪われ足をとめたりしながら槍見に無事に
下山しました(13:50)。

今回、登頂はかないませんでしたが皆のおかげで愉しい時間を過ご
すことができました。また、機会があれば皆で山に行きましょう 。

 


西穂高岳 西尾根 2016

2016-03-13 | 山登り

16・3・12 Sat 

今回は僕が所属をしているV山の会の会山行です。S田君が久しぶりに
ハードな山行に行ってみたい、ということで前回の焼岳~西穂の西穂登
頂のリベンジをかねて西穂高岳を日帰りで行くことにしました。メンバ
ーはCL/S田君、M田さん、僕の三名です。よろしくお願いします♪ 

20時半前に福井市内を発って0時前に新穂高に到着しました。そのまま
駐車場にテントを張って仮眠をとりました。3時に起床してそそくさと
朝飯をすませた後、出発です(15:40)。

 

 

 

 



林道の積雪は締まっていて調子よく歩けます。暗い林道を黙々と歩き続け
ること1時間ちょっとで牧場に到着し、小休止のあと西尾根に取り付きます。

P1940に立つころには辺りも明るくなりました(6:40)。振り返ると笠ケ岳
が朝陽を浴びて輝いていました。 

 

 

 

 

 

第一岩峰までは樹林帯の尾根上を辿ってゆきます。ときにはガボったり
樹林に行く手を阻まれたりしながら進んだりします。

 

 

 

 

岩峰に近づくと斜度が急になってきます。適度な積雪と 樹林の手がかりを
使ってジリジリと登ってゆきます。

S田君が独走状態でルートを切り開いてゆきます。彼の後姿を見届けるほか
に僕ができることは何もありません・・・ 

 

 

 

気がつくと樹林帯を抜けて岩峰の端に出てきました(9:40)。
かなり見晴らしがよく、え~気分です !!

 

 

 

 

西尾根の核心部の一つである岩峰です。ここを越えると
雪尾根と岩稜歩きになります。

 

 

 

 

ジャクンションピーク手前からみる西穂高岳。
この景色、この感覚、懐かしい。。。

 

 

 

 

ここまでS田君を先頭に僕とM田君とでついていっている状態
なのですが、この頃になるとS田君が後続の僕たちを待つ時間
もふえてきました。

 

 

 



山頂までの最後の間は一緒に歩きましょうということでS田君にM田さん
の後ろについて貰い、不肖この僕が先頭を行かせて貰うことにしました。

 

 

 

 

振り返る景色に心は躍ります。登山者ならこの気持ち分かってもらえます
か。ごめんない、君にばかりラッセルをさせておいて。こんなときだけ先
を歩いてしまった僕を許して下さい。でもでも、やっぱり先頭は気持ちが
いいですね♪

 

 

 

 



二人の登頂を見届けたあとに僕もつづきます(12:05)。M田さんと僕に
とっては昨年の西穂リベンジがかなってよかったです。 S田君のおかげ
でこのような山行ができました、嬉しいです

 

 

 



さて、登頂の感動にいつまでも浸っているわけにはゆきません。日帰り
装備なのでロープウェィ の最終便に乗り遅れてはいけないので早々に下
山開始です。でも慌てて下山してもいけません、お家に帰るまでが登山
なのですから、慎重に。

 

 

 

一般ルートに入ると大勢の登山者が踏んでいるのでとても歩きやすいで
すね。とりあえず小休止予定のピラミッドピーク(13:10)を目指しての
んびりと歩きました。

 

 

 

 

独標では想定外の下山待ち渋滞に見舞われましたがようやく安全圏内の
西穂山荘(14:10)に到着。昨年に来たときよりも積雪は随分と増えてい
るようです。小休止後、ヘロヘロになった体を気力で動かして駅へと下
山します。
 

 

 

ロープウエィ駅に到着(15:10)。笠ケ岳を眺めながら今回の充実した
山行を振り返るのでした♪

お二人には今回も何かとお世話になりました。S田君M田さん車の運転
お疲れさまでした。ありがとうございました。