ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

加賀大日山 2021

2021-06-28 | 山登り

21・6・28 Mon 


S木さんと一緒に大日山へと登ってきました。真砂(6:20)に車を
置いて、池洞新道から登ってゆくと避難小屋の手前辺りから山頂前
までの登山道には朝露に濡れた笹藪が覆いかぶっさっていました

 

 

 

トンボが舞う山頂(9:00)で白山を眺めながらご飯を食べてから
徳助ノ頭を経て真砂へと下山。こちら側は草刈りがされていて快
適に歩くことができました(11:18)

s木さん、今回もいろいろとありがとうございます。あれから一
緒に採ったお土産を婆さんに渡すと喜んでいましたそれから、
お昼過ぎに帰宅して、午後からはさわちゃんのお店でたのしく過
ごしました


六甲山全山縦走 2021

2021-06-25 | 山登り

21・6・24 Thu  

歩いてみたかった六甲山を今回縦走する事ができました。付き合っ
てくれたI垣さんに感謝です。

ここら辺りの空気を味わうのはとても久しぶりだな、と思いながら
宝塚駅(6:25)を出発。山間の住宅地を抜けて先ずは六甲山の東端
にある岩倉山へ。
縦走路をどんどんと辿ってゆくと馴染みのない山名や地名が書かれ
た標識が次々と現れてきます。


 

 

 

そうしているうちに六甲山頂に到着です(10:40)。全山縦走とはい
っても僕にとってはここら辺りの景色を一番楽しみにしていました。

 

 

 

 

縦走路を辿って六甲ガーデンテラスのデッキに到着です。僕はここに来る度に
80年代末の思い出の残かすを探し求めてしまいます。今回はデッキの欄干や駐
車場の所々にそれらを感じることができました。そういう性分なのだから仕方
がないです…。

 

 

 

舗装路と山道が錯綜する縦走路はI垣さんのナビゲーションなし
では到底辿れるものではないだろうと歩きながら思いつつ、よう
やく掬星台に到着(14:00)。

縦走路上にはこうした自販機やWCのあるポイントが点在していて
とてもありがたく感じます。

 

 

 

 

掬星台から摩耶山山頂を踏んで再度山方面へと向かって下ってゆ
きます。西側へと進んでゆくにつれ低山歩きから里山歩きのよう
になってきました。

 

 

 

菊水山から鷹取山あたりで薄暗くなってきましたが、ゴールの須磨
海岸が近いと思うと、もう少し頑張って歩いてみようと思い先へと
進みます。

 

 

 

縦走路が麓の街中を横切るところで食料等を補給をして須磨アルプス
の馬の背を越えて横尾山へ(20:18)。ここらでヘトヘトに疲れてしま
ったので、今夜はここで仮眠です

昔からそうなのですが、神戸の夜景を眺めていると胸の中が孤独感のよ
うなもので苛まれそうな心持ちになります。まったく我ながら困った性
分です…

 

 

                           

 

 

 

21・6・25 Fri  

未明に雨粒がシェルターを叩く音で目が覚めましたが、心配はなさそうです
5時に起きて朝飯を食べて6時前に横尾山を出発。高倉山を登り返して鉄拐山を
経て旗振り山へ。

 

 

 

旗振山から鉢伏山を経てゴールとなる須磨浦公園へと下山しました
(7:30)。ここら辺りの縦走路はお散歩コースのような山道でした。

 

 

こうして六甲山の縦走を終えた安堵感からか、足の裏がジンジンする
のを気にしながら国道をJR須磨駅まで歩いて、そこから電車に乗って
元町駅へ(8:06)。

 

 

 

元町駅から歩いて三宮駅へと移動して、JR宝塚駅へと戻りました。
ザックを担いで街を歩いているとどこか旅行者にでもなったような
気分です、この二日間の汗臭ささえ気にしなければ

今回はI垣さんの運転とガイドがなければ成し得なかっただろうと思
う二日間になりました。おかげで行ってみたかった場所に行けたし見
たかった景色を味わうこともできました、ありがとうございました♪

歩いた距離 46㎞


判官堂湿原 ~ 梅雨のあい間 ~ 2021

2021-06-20 | 山登り

21・6・20 Sun 

以前から気になっていた判官堂湿原ですが、これといった具体的なイメ
ージを持てないままに長い長い歳月を過ごしてきました。そんな或る日、
判官堂湿原に行ったN君達の画像をみて俄然自分も行きたくなりM山岳会
の浅ちゃん、S田さん、I垣さん達と行ってみました。

 

 

 

白峰に集合(5:30)して明谷川沿いの林道へ。林道終点(6:12)で支度
を済ませて地図上の破線(昔の作業道跡)を辿ってゆきます。すぐに草
木や灌木に遮られて道は不明瞭になり幾度と見失うこと必定といえる状
態なので終点へと辿りつくにはある程度のコツと忍耐が必要です

ℎ/1020m付近の顕著な右岸枝沢の出合付近で踏み跡(破線)は終わり明
谷へと入渓(7:37)。明谷は草木や樹木が水際に張り出しているので、
それを避けながら遡ってゆくのはなかなか面倒です。

 

 

 

ℎ/1200m付近で右岸枝沢へと入り湿原を目指します。地図で現在地と湿
原手前にある尾根上の乗越点の方向を同定し高度を稼いでゆきます。乗
越点から湿原方向に少し下って横たわる谷筋に下りたつと、どうやらこ
の辺りは藪が薄い様子。なので予め想定していたルートを変更してダイ
レクトに湿原へとアプローチすることにしました。

 

 

 

コンパスで進むべき方向がブレないように樹林をかわして直進してゆく
と、木々と草木の隙間から明るく開けた光景が漏れてきました、湿原で
す(9:43)。

 

 

 

 





思わず歓声がとびだしましたコバイケイソウが咲き乱れる湿原です。
こうして目の当りにして見ると思っていた以上に心がトキメキますね♪
写真を撮りながら一周したり、談笑したり各々が思い思いに過ごして
満足したところで、次は東の湿地へと足を延ばしてみることにしました。

 

 

 

10分足らずで東の湿原に到着です(9:45)。ここは更に素敵なところで
すよ、だって目の前に白山が見えるのですから。生憎、このあと白山は
雲に隠れてしまいましたが、青空の下でもう一度この景色を眺めてみた
いものです。「石川県の絶景50選」を選ぶとしたら、僕はここをお薦め
したいです。

 

 

 

判り難いですが、東の湿原は西の湿原の二倍ほどの広さでしょうか。

 

 

 

モウセンゴケやスゲ、ツツジ等がありました。少し早いお昼をとりなが
ら青空が広がるのを待ってみましたがそのような様子はありません。雨
具を着こんでいても肌寒い時間だけが過ぎてゆくだけのようで名残惜し
いですが下山することにしました。

 

 

 

帰路は登りと同じルートを辿って下ってゆくと、ひょんなことから炭焼
釜跡が目に止まりました。昔はこのような山の奥深くにまで杣径を通わ
すような暮らしをしていたのかと思い馳せつつ、再びあの藪に覆われた
昔の作業道跡に翻弄されながら車へと戻るのでした(14:36)。
偶にでもこうしてM山岳会の皆と過ごせることが僕にはとても楽しみだ
し嬉しい事でもあります、いつもありがとう。またヨロシクです

最後になりましたが、判官堂湿原へ山行にあたり助言をくれたN君、あ
りがとうございます。その助言はこうして活かされました


白山 ~越前禅定道~

2021-06-19 | 山登り

21・6・18 Thu  

白山禅定道の伏拝から祓川区間が再整備されて、ようやく平泉寺から白山
へと歩けるようになったのでこの機会に歩いてみました。

※ 今回歩いた白山禅定道のルートは平泉寺白山神社~伏拝~祓川(拂川)~妙見?~
早内森(和佐盛平)~
小原峠(雉子神)~河上社(川上御前)~三ツ谷~一ノ瀬~慶松平
(尾平)~
観光新道~越前室(室堂)~白山頂上です。破線や地名合わせは僕が勝手に起
こしたものです

 

 

 

市ノ瀬(5:00)でI垣さんと合流して平泉寺の駐車場へと車で移動。ここ
で登山支度を済ませて法恩寺山への登山道を歩いてゆきます(6:20)。

飛鳥から奈良へと遷都する18年前に越前国麻生津で生まれた修験者泰澄大
師は十一面観音様からの夢告をうけて平城京遷都から七年を経た717年に
この平泉寺を創建したそうで。
まだまだ版図拡大への途上にあったであろう当時の世相と35歳という泰澄
さんの年齢や先駆者としての彼の勢いとが合致したのかな等と勝手に想像
しています

 

 

 

汗をかきながら急な尾根道の登山道を辿ってゆくうちに、そんな勝手な
想像はすっかり消えてしまい中ノ平を経て法恩寺山山頂へ(9:01)。

 

 

 

風がそよいで心地よかった伏拝から下ってゆくとムシムシした小原集落
からの林道に下り立ちました(10:44)。祓川(拂川)の流れを橋の上か
ら羨ましく眺めながら和佐盛平へ。

 

 

 

シースルーな蝶蝶をみつけて、その姿に喜んだりしながら林道を詰めて
赤兎山登山口(12:25)から小原峠へ。

 

 

 

小原峠(雉子神)について休憩をしていると、さわちゃんのお店のお客
さん達に会いました(12:50)。その後、川上御前(河上社)への登山道
を辿って三ツ谷川の林道へ(13:44)。

 

 

 

 

林道を辿って、更に市ノ瀬までの長い長い林道歩きになりました。途中
で二度の休憩を挟んでようやく一日目の宿場の市ノ瀬(15:20)に到着し
ました。時間的にはまだ3~4時間程行動することも出来そうですが、これ
にて本日の行動は終了 

 

 

                        

 

 

 

21・6・19 Sat 

4時前に起床してラーメンを食べて5時過ぎに市ノ瀬を出発。

 

 

 

 

今朝の歩き始めの頃はいい感じだと思っていましたが小一時間も経たな
いうちに足運びが重くなってきました。どうも昨日の疲れがまだ残って
いるようです。そんな感じで気持ちまでもが重くなりそうですが、ここ
は堪えて歩いて行きます

 

 

 

 

注連縄が張られた岩屋の中には観音様のような石仏や名簿らしき文字
が刻まれた石板が納められています(7:37)。

 

 

 

大岩を抱えた大木を越えて歩いているたら、足元にはツバメオモトの
シースルーが♪

 

 

 

慶松平を過ぎてしばらくで観光新道(8:40)と出合うと、あとはいつも
のルートなので先がよめる分だけ気が楽になりました。ここに来るまで
の間、エラい体を鼓舞してきた甲斐がありました。とはいえ、いつもの
長閑な観光新道からの眺めも今の僕には遠く高く見えています…。

 

 

 

 

観光新道にはお花がたくさん咲いていました。こうして出会う花の名前も
性格も知りませんが、ただキレイだなぁと近頃思うようになってきました。

 

 

 

 

黒ボコ岩手前辺からは残雪が登山道を覆うように残っていました。

 

 

 

 

やっと御前ケ峰に登頂(11:25)。平泉寺から歩いてきたのだと思うと感
慨深いです。この後、転法輪の窟へと向かいましたが、まだ残雪が多い
様だったので今回は諦めて、紺屋ケ池へと廻って昼食をとりました。

 

 

 

再び山頂に立って室堂から黒ボコ岩を経て砂防新道から下山します。

 

 

 

下山途中の甚ノ助小屋(14:10)で山友のmさん夫婦と会いしばし談笑
別当出合(15:30)から市ノ瀬への道路を僕達がトボトボ歩いていたら、
再びmさんが車で市ノ瀬駐車場まで乗せてくれました。mさん、ありがとう。
市ノ瀬で車に乗り換えて平泉寺の駐車場へと車の回収をして解散。

今回もI垣さんの段取りのおかげで越前禅定道を歩くことができました。
ありがとうございましたこれもきっと何かのお導きのおかげなのかも

歩いた距離 42㎞


武奈ヶ岳 ~ 八淵の滝から ~ 2021

2021-06-14 | 山登り

21・6・14 Mon 

いつもの慣れた里山もそれなりによいものですが、こんな暑い季節になるとたまには
涼やかな沢沿いの登山コースを歩いてみたくもなりますね。そんな想像こそしてみて
も実現するとなると自分一人だけではどうにもしようのない日々が続いています。

そんな中、S木さんの誘いが切欠となって僕のお気に入りの一つである八淵の滝コース
から武奈ヶ岳を歩く機会がやってきました。

 

 

 

というわけで、ガリバー村の登山口を出発(6:40)。久しぶりに最初の核心部
の魚止の滝、障子ケ滝から歩いてみると、思っていた以上に石がヌメるやら、
水飛沫を浴びるやら、鎖場はつづくやら、斜面崩壊はあるやらで、そんなこと
の一つ一つをあげていては何時までたってもこのページが埋まらないほどドキ
ドキしました。通常ルートに合流してようやく一息つきました

順調に八淵の滝ルートから八雲ケ原を経て武奈ヶ岳の山頂(9:32)に到着。琵
琶湖の景色はそこになく、雲ばかりを眺めながらお弁当を広げてひと時を過ご
しました 帰りは細川越から広谷を経て大摺鉢(11:36)へと下山します。

 

 

 

 

今さらですが大摺鉢には金文体で「八徳」の二文字が掘られた大岩があります。
大正期に掘られたようですが、このコースのシンボルといっても過言ではない
存在となって親しまれ、今に至っているのですね。

あとは知った道をのんびりと歩いて車に戻りました(12:08)。

S木さんには車を運転してもらったり、差し入れをいただいたり、そんなことの
一つ一つをあげていては何時までたってもこのページが埋まらないほどの気遣い
をいただいたおかげで、今回もこうして山を歩くことができました。
ありがとうございました