21・2 吉日
前回の時から気になっていた1ルンゼ中央稜にsさんと挑戦してみました。
5:00に待ち合わせをしてsさんの車でイン谷口へ。今回は泊りの装備を担い
で山頂へと登り、適当な場所でツエルトで泊まる計画です♪
堂満岳1ルンゼの堰堤上でハーネス等を装着して(8:56)中央稜の取り付
きを探しながら小滝を攀じ登ってゆきます。上体を起こす際にテン泊装
備の荷重で後ろに振られないように確りと踏んばりながら登るのはなか
なか体に堪えます、、、
「ここかなぁ…?」とか相談しながら稜に取り付きましたが…(10:16)。
稜上に出ると藪や灌木が生い茂っていて、それらを掴んでスイスイと進ん
だり、ザックが引っかかって進み難いこともあったりして…、高度感はあ
りますが灌木のおかげでロープが無くても登れてしまうし、途中には苔生
し腐れてそれを握り締めるにはまた違った意味での勇気がいるような固定
ロープも下がっている…、そんな感じの岩稜が続いていました…
「なんだか、さっきから気になっていたけど、もしかして左隣に見えてる
岩稜が中央稜なんじゃねえの、、、!?」
とか云いながら、そんなモヤモヤを引きずってこの岩稜を詰めてゆきました。
※後で調べたところ、今回登ったルートは第一支稜/右稜で、
中央稜へはもっと下流(三の谷~四の谷間)で左に取り付くようです、、、
機会をみていずれ行ってみたいと思います。
しっくりきませんが、何はともあれ堂満岳山頂に到着です(13:17)。
堂満岳山頂で琵琶湖の景色を眺めながらのんびりと過ごしました♪
その後、今夜の泊り場を八雲ケ原湿方面に求めて金糞峠へとゆき、
適当な大杉の傍らでツエルト泊、20時に就寝
キンキンに冷えた翌朝、泊り場(8:00)から一時間ほど歩いて下山ルートにした
堂満岳3ルンゼの下降ポイントへ(8:55)。下降点の奇岩や眺望が良い感じです♫
そこで僕の眼を惹いたのは伊吹山のその景色の良さでした
下降ルートに利用されているだけあってルンゼ内は通過困難な箇所は無
く下り易いです。ただ時期的なせいか、今回の場合は残雪の踏み抜きの
方に気を遣わされました
どんどん下ってゆきます、仰ぎ見る景色が素敵なルンゼです♪
最後に小滝(9:35)が出来てきてこれを捲いて下ってゆくと正面谷の一般道
と合流して終了(9:45)。あとは暖かな陽射しをうけながらのんびりと下っ
て車に到着です(10:20)。
今回はうまく中央稜に取り付くことができませんでしたが、sさんのおかげ
でのんびりとツエルト泊を愉しんで過ごすことができました。また機会をみ
てどこかへ挑戦しに一緒に行きましょう♪