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ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

湯俣川 硫黄沢左又 2025

2025-08-04 | 山登り

25・8・2 SAT 

昨年に訪れた硫黄沢右又がとても良かったので、今年は硫黄
沢左又へカゴちゃん柴ちゃんの三人で行ってみました。
新穂(7:14)から双六小屋(12:37)を経てモミ沢から湯俣川
へ下降。早々と泊り場(14:00)に着いてしまったのでノンビ
リと明日に向けて過ごしました。

 

 

25・8・3 Sun 

寒さで夜中に目が覚めました。焚き火の暖かさに惹かれて起
床(3:30)。炎にあたりながら朝飯を食べて出発(5:28)。
硫黄沢出合(6:47)から硫黄沢を遡ってゆくと馴染みの景色
が次々と現れて癒されます。今回の硫黄沢の水流は少なめの
ようです。

 

 

白い滝を越えて硫黄沢二俣(8:43)へ。ここで右又を見送り
ながら左又側のスラブを登ってゆきます。

 

 

緩いスラブを登りきると岩陰の奥にF1の段状10mが現れま
した。下部を登って上部を右側から捲きあがって越えてゆ
くと奥に懸るF2/20mで足が止まりました(8:40)。
滝の直登はムリですが左側のルンゼからカゴちゃんが突破。
その後、滝を捲く形で緩いスラブ状のルンゼを登り切った
地点からF2落ち口へ降り立ちました(9:30)。


 

 

降り立った左又の源流は石灰岩の河原を流れる水と西鎌の稜
線の景色が広がる長閑なところでした。
このまま源流を辿ってゆくとガレ沢となり、最後に這い松の
藪を15分程漕いで快適な稜線へ(10:30)。後は縦走路に出て
今回の左又ルートを終了(10:40)。

 

 

 

登山道で登山靴に履き替えて双六小屋(11:50)へ戻って
新穂(15:23)へ下山しました。
カゴちゃん柴ちゃんが装備を担いでくれたので、
体力の
衰えが著しい僕
は大いに助かりました。
今回も僕の我が侭な山行に付き合ってくれて感謝です。
ありがとうございました。


姥ケ岳 横越谷から 2025

2025-06-05 | 山登り

25・6・5 Thu 

前回ここを訪れたのは2000年の5月14日。その日は今は亡きT田
さんや先輩達と四人で横越谷左沢を遡って山頂に登った。まだ
右沢の源頭には水芭蕉が広く点在していた頃のこと。
今回はN藤さんと登る機会ができたので先輩の意向でノンビリと
遡行を楽しめそうな横越谷へ行くことにしました。

姥ケ岳登山口(7:32)から林道を辿って横越谷(7:50)へ入渓。
この時期としては残雪は豊富で、二俣まではそれなりにキレイ
な渓相が楽しめました。

 



左沢を分けて本流の様な右沢を詰めて行くと両岸からの灌木が沢
へはみ出すように生えてきて進み難くなってきました。源頭部に
入るとより一層歩き難い状況で、昔の記憶とは随分と異なるよう。
最後の詰めは沢床を辿る事を諦め藪の薄い箇所を繋いで登山道へ
と飛び出しました(12:20)。その後、姥ケ岳山頂を往復してから
下山(15:40)しました。

山岳会に入って35年が経ち、あの頃から僕を導いてきてくれた諸
先輩方も晩年を見据えてきたよう。それぞれがそれぞれの余生を
過ごす先輩たちの中で今回こうして過ごせたことに感謝です。


白倉岳 白倉谷から 2025

2025-05-29 | 山登り

25・5・29 Thu 

何度目かの白倉谷へN尾さんと行ってきました。六時に池田で待ち
合わせをして車で入渓地点の添又谷出合の林道終点へ入り、そこか
ら出発(6:50)。穏やかな流れを遡りながら堰堤を二つ越えると白
倉谷出合です。


 

 

白倉谷に入ると早々に雪渓が出てきました。この時期にこの場所で
これだけの雪渓が残っているとは。今冬の積雪が多かった事を思い
出します。水量は多めですが登れそうな滝はN尾さんがトップで越
えてくれました。そうでないものは捲きました。

 

 

 

尚も次から次へと雪渓が出てきます。

標高を上げてゆくと雪渓の規模が広くなってきました。このまま稜
線まで雪渓が続いているなら詰めの快適さに期待が持てるのですが。

 

 

ここに辿り着くまでもそうでしたが、雪渓と雪渓の合間に土砂崩れ
の光景が目立ちます。大木が根こそぎ崩れている箇所や支流からの
土砂の押し出しとかで荒れているよう。

 

 

快適な雪渓に導かれながら源頭を遡ってゆきます。詰めは藪漕ぎを
嫌い最後の二股を左の沢へと入って稜線の登山道へました。なので
藪漕ぎらしい藪漕ぎ区間は殆どないまま遡行を終了(12:15)。

 

 

 

遡行終了地点から標高差約60m程の白倉岳山頂を望みます。詰めの
藪漕ぎが殆どなかったとはいえ、普通に歩ける登山道を辿るのは快
適で気持ち良いものです。

 

 

 

今日の折り返し地点となった白倉岳(12:28)の山頂でお弁当を食べた
後は添又谷からの下山を諦めて潔く登山道から車へと戻りました。
N尾さん、今回も遠くから来てくれてありがとうございました。おかげ
で久しぶりの白倉谷を満喫できました。


西方ケ岳 中道川から

2025-05-21 | 山登り

25・5・21 Wed 

北アの山へ行きたかったけれど天候が良くないので、南面から西方ケ
岳へと延びる中道川からN尾さんと登ってみました。
結果から言うと、再訪(サイホ―)は無いかなという印象…。とはいえ、
以前から気になっていたルートがどんな所なのかを今回の山行で解決
できて良かったです。

N尾さん、遠くから来てくれてありがとうございました。今度はもっ
と良いところへ行きましょう。お疲れさまでした。


西岳から八方睨 2025

2025-05-18 | 山登り

25・5・18 Sun 

このルートを歩いたのは94年の事。どんな年だったか調べてみると
Yahoo!やAmazon.comが相次いで生まれた年でもあるようです。当
時の山岳会メンバー達と中社で買ったブドウが美味しいという会話
をしたのを憶えているので夏頃の山行だと思います。あれからから
31年ぶりとなるP1から八方睨のルート歩いてきました。

 

 

 

7時に駐車場を出発。鎖場が連続するP1尾根を登って稜線(10:50)に
立ち、西岳、本院岳を経て八方睨(14:40)より奥社(16:00)へと下山
しました。

今回はN君の計画に乗っかって妻と僕の3人で歩いたのだけど、高所恐怖
症の僕にとってはスッパリ切れ落ちた景色の中で行動するのは身心的に
疲れが大きいという事を改めて自覚する山行となりました。

N君、いつも車の運転や細やかな心遣いを戴きありがとうございます。
おかげさまで戸隠での充実した一日を過ごすことが出来ました。