ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

祓川から伏拝~経ヶ岳~赤兎山

2020-09-26 | 山登り

20・9・26 Sat 

先日、fbでK多さんの赤兎~祓川登山口の投稿をみたら僕もそのコースを
歩きたくて堪らなくなってしまった。石川のAちゃんに連絡したらTさん
も参加してくれることになって、三人が小原集落で待ち合わせをして祓川
登山口(6:24)へ。

 

 

 

春に小原林道を歩いていた時にみかけて以来気になっていた標柱から今回
ようやく登山道へ。急登や鎖場をこなして白山が見える伏拝(7:58)に到
着。朝ごはんを食べながらノンビリと休憩♪

 

 

 

 

それにしても、今朝まで降っていた雨で濡れた藪と自身の汗で体じゅう
がベッタベタ。眺望の方もご覧のとおり、白山や別山の一部が見えるの
みです、、、 晴天時の眺望が羨ましい

 

 

 

伏拝から休むことなく黙々と歩き続けようやく経ヶ岳に到着(9:41)
微かにでも期待していた眺望ですが、やっぱダメだった、、、

 

 

 

 

生憎の空模様で眺望のない山道を歩いてゆきます。歩行訓練のつもりで
淡々と赤兎山を目指して。

 

 

 

長かった登山道を辿ってようやく赤兎山避難小屋(12:18)に到着。誰も
いない小屋でのんびりとカップ麺Bigをすすり後のコーヒーをのんで昼休
憩~♪
その後、小原登山口(14:11)から祓川登山口(15:15)へ歩いて戻りまし
た。途中、雨が降りだし、車に着く頃には全身が雨でどぶしずくにってし
まいました。

 

 

 

勝山市郊外で皆と別れて、帰路を急いでいると途中から大雨になりまし
た。「山の中でこんな大雨に捕まらなくてホントよかったなぁ」そんな
ことを思いながら、今日の山行を振り返りつつポテチを摘まみコーラを
飲みながら帰りました。

久しぶりにAちゃんTさん達といろんな話ができてよかったよ11月の山行
が楽しみです。急な誘いにもかかわらず付き合ってくれた二人に感謝です♫


黒部川源流の山歩き 2020

2020-09-23 | 山登り

20・9・20 Sun 

前夜発で飛越新道登山口に入り、車中で仮眠。未明(4:20)に歩き始め
て岐阜県と富山県の県境北ノ俣岳の肩(9:20)から黒部川源流を目指し
ます。今回は、シンさんと僕の二人で黒部川源流の山々を歩く計画です。

 

 

 

県境を北へと歩いて、先ずは太郎小屋で休憩♪その後、薬師沢を下って
薬師沢出合へ。


 

 

薬師沢小屋(12:50)で休んでいたら、雲ノ平から下山してきたデロノリ
君に遭いました。話しを訊くと薬師峠をベースにして過ごしているよう
でした。

 

 

 

薬師沢出合から雲ノ平までの高度差は約400mなのですが、ここの急登が
本日の核心部になりました、、、

 

 

 

テント場(16:15)は適度な賑わいです、何度目かの雲ノ平キャンプ場で
夕飯を食べて、早々に就寝 今日の行動は結構疲れました、、、

 

 

 

20・9・21 Mon 

未明に起きて4時半にテント場を出発。今日は水晶岳から三俣~黒部五
郎岳を目指します。先ずは源流の真中にある祖父岳山頂(5:40)へ。
祖父岳からは、今目指している水晶岳の他に、今回の山行で歩くルート
が全部見渡せます。

 

 

 

岩苔乗越からワリモ分岐へ。機会があれば、岩苔小谷から高天原温泉の
ルートも歩いてみたいです。

 

 

水晶小屋に荷物を置いて、水晶岳山頂へ(7:30)。山頂からの眺めは今
更云うまでもないですね、素晴らしぃ♪剱立山から薬師の連なりに目が
向いてしまいますね、僕の場合。

 

 

 

一旦、ワリモ分岐まで戻り、鷲羽岳を目指します。
(↑ワリモ岳山頂からの鷲羽岳の眺めです)

 

 

 

 

鷲羽岳山頂に到着(9:50)硫黄尾根や鷲羽池を俯瞰する鷲場岳山頂から
の眺望がこれまた素晴らしい♪

 

 

せっかくなので三俣山荘へと下る前に鷲羽池にも寄ってみました。色の
ない風と、何とも云い難いこのブルーに僕は魅せられました 
  
       秋風や水に落ちたる空のいろ

 

 

 

 

三俣山荘(11:17)で休憩。黒部五郎小舎へは捲き道コースで行くことに
しました。三俣蓮華岳山頂への道もいいけれど、捲き道の景色も意外と
楽しめました。そうそう、途中にあった残雪の一部がやけに白かった…。

 

 

 

このルートは景色を眺めながらのんびりと歩けます、「おぉ、やっぱ鷲羽
はでけぇなぁ、、、」とか云いながら富山、長野の県境を眺めたりして。

 

 

 

富山、岐阜の県境を辿って黒部五郎小舎(13:20)に到着。頑張ればま
だまだ歩けそうな時間帯ですが今日はここのテント場で泊まることに
します。

 

 

 

 

テント場の風景です。無雪期だとやはりと云うべきか、ARAI TENTを多
くみかけますね。そんな中、ウルトラライトなスタイルが目を惹きつけ
ます。他にメンバーが負傷してヘリでの救助要請をしに小舎にきた沢登
りパーティもテント場に泊まっていましたが、彼らの会話はノイズとし
てのみ夜と未明に響きわたり、それなりに静かなテント場のなか、良く
ない方で目立っていました、、、





20・9・22 Tue 

今日の予定は黒部五郎岳に登って北ノ俣岳を越えて飛越新道を下ります。
四時に起きて五時に出発。

 

 

 


五郎沢カールを流れる沢の流れを幾つと越えながら登ってゆきます。
これからの紅葉の時期は、キレイなんだろうなぁ。

 

 

 

 

黒部五郎岳(6:57)に到着。登ってるときは山頂にガスがかかっていて
心配でしたがこうして天候に恵まれてよかったです。

 

 

黒部五郎岳からの眺めを満喫したら、あとは飛越新道の分岐を目指して
ひたすら歩くのみです。

 

 

空に浮かぶ雲にも秋の気配が。

 

 

 

北ノ俣岳(9:20)に到着。風が強いので分岐まで下って休憩することに
しました。最後に今回辿った源流の山々の景色を目に焼き付けながら休
憩。その後、飛越新道登山口まで黙々と下ってゆきます。シンさんが云
っていたように、下りとなるとかなりしんどい道程でした

 

 

 

 

登山口着(13:37)下山後の入浴は割石温泉をあてにしていましたが休館
日でしたなので着替えだけして、富山市内でかつ丼を食べてから帰宅
しました。久しぶりに歩いた飛越新道はやっぱ辛かった。ただ今回のよ
うな周回コースなら折立口よりも飛越口の方が好みです。

先月につづき今回も飛越新道を歩くルート案に折れてくれたシンさんに
感謝です お疲れさまでした♪


由良川源流大谷から三国岳

2020-09-13 | 山登り

20・9・12 Sat 

鯖江を四時に出発して滋賀県の山間の集落へ。今回は滋賀県側から峠を
越えて京都の由良川源流に一旦下って、支流から国境の三国岳(さんご
くだけ)へと登り返すルートです。
十幾年ぶりの岩谷峠を目指して、朽木古屋から出発(7:15)

 

 

 

保谷から峠へとつづく山道の途中にあった面白い様子。

 

岩谷峠(8:53)から中尾根を下って岩谷出合(9:33)で装備を整え、
由良川本流を大谷出合を目指して下ってゆきます。少ない水量のお
かげで歩き易くよかったです。

 

 

 

ずっと以前、岩谷出合の先からツボ谷辺りくらいまでの本流の区間を
左岸上方にある捲道を歩いて過ごしたと僕は記憶していました。
しかし今回、僕の記憶の中にある”その捲道”を見るけることはできな
かったし、ツボ谷出合辺りにあった鎖もまた見つけることはできませ
んでした、、、

 

 

 

そんなこんな心境ですが、途中にはキレイな景色が点在していて、その
ような処では、ついワーワーキャーキャー云って過ごしてしまいます

 

 

 

大谷出合に到着です(11:04)。数年前の台風の影響でしょうか、出合か
ら大谷を除くと多くの倒木や流木等でなんだか今一つな景色の様です。
ここで暫し休憩♪

 

 

 

昔の大谷の景色が残っているところを倒木や流木が写らないように意識
して撮っています、それでもこんな画像です、、、

 

 

 

二ボケ出合を越えると小滝が現れだし、18m大滝(12:00)を左岸から捲い
て越えると平流となり直ぐにロロノ谷出合。

 

 


以降は平流となり三ボケの沢を辿って山頂へと詰めるのみです。
出合を左へ右へと進むうちに辺りが開けてきました。

 

 

快適な詰めで三国岳山頂に到着(13:43)。ここでノンビリと昼食を♪

山頂からは朽木桑原へと延びる登山道で下山することにします。ここで
僕の読図ミスに気が付きました…、尾根上の分岐を丹波越の方へと入り
込んでしまい再び分岐へと登り返して30分ほどをロス、、、

今度は慎重に岩谷峠側へと歩きながら進んでいると、その途中に桑原へ
と延びる登山道の入口はあったのでした、、、

 

 

 

 

桑原登山口に到着(15:20)。桑原から古屋へと車道を歩いて戻ります。

 

 


車に到着(15:50)。

sさんがカメラで遊んでいる間、僕は集落の道端に座り込こんで十幾年ぶ
りかの再訪となった山行を振り返るのでした。この山間の集落に感じる穏
やかな空を眺めながら。

sさんが付き合ってくれたおかげで、懐かしい思い出がちょっぴり蘇った
りもしました。今回もありがとうございました♪

歩いた距離 だいたい18㎞