ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

日野山 ~春休みのひとコマ~

2021-03-31 | 山登り

21・3・吉日 

前夜にemiちゃんからSサイクルのK子さんと日野山に登るけど、一緒にどう?
と、連絡をもらいました。今朝になってからそれもいいなぁと思い、急ぎ
自転車に乗って中平吹登山口へ行き、彼女達の後を追いかけます(9:30)。

 

 

 

 

古道分岐前で彼女達に追い付いたあとは一緒に春の景色を愉しみながら山頂へ(11:40)。
お昼にはemiちゃんのホットサンドやK子さんから千疋屋の果物他が用意されていていました。
もぅ、お腹が空いて堪らない僕には、彼女が作っているそのホットサンドにワクワクです 

 

 

  

emiちゃんが次々とホットサンドを焼き上げてゆく傍らで食べつづける僕♪
K子さんが淹れたコーヒーを飲みながら山頂で寛いでいると、食材の入った
大袋を各々が手に提げた若者四人が登ってきました。

 

 

春から六年生というF大医学部の彼らがこんなに多くの食材で何を作るのか、
を尋ねると「カレーライスです」と云われビックリ  
 
今、この場所でカレーライスを作るだなんて、すごいなぁと思いながら興味深々
に見ていると、ザックから取り出されたカセットコンロや鍋やフラパンを目にし
た僕はまたまた驚き、、、

 



作り始めて30分程が過ぎいよいよカレールーを投入。予想以上の早さで出来上がり
つつあるそんな状況の中、ここでパックご飯をどうやって温めるのかという問題を
察知した彼らは、カレーライスからカレー飯へのメニュー変更でこの難事を解決。

 

 

こうして出来たカレー飯を食べるその光景にどこか微笑ましさを感じます。

 

 

僕たちが昼食の後片づけを終えた頃、今度は地元の新高校生の五人が加わりました。
更に和やかになった場を後に、春を満喫しながら下山しました(15:00)。

 

 


                                        ↑ ナガハシスミレ
今日は emiちゃん、K子さんのおかげで居心地のよい日野山での
ひと時を過ごすことができました。
今度は皆と久しぶりにサイクリングに行きたいですが、いかがでしょうか




 

春のその~ 紅にほう桃のはなぁ~ 
したでる径にいでたつふふふ~ん♪


笠羽谷周回トレイル ~ 野伏ケ岳から銚子ケ峰 ~

2021-03-28 | 山登り

21・3・27 Sat 

ユキちゃん、M原さんから石徹白川源流のテント山行計画へのお誘いがありました。
昨シーズン以来の久しぶりな顔合わせで楽しみにしていましたが、翌日の雨天行動
を避けたくて急遽、ルート内容を変更して日帰りルートで行くことになりました。

中居神社(4:26)を出発。暗い林道をぼちぼちと辿って和田牧場跡(5:56)へ。

 

 

 

牧場跡を周りこんで南東側の尾根に取り付いて野伏ケ岳山頂へ(7:58)。
アイゼンでサクサク歩けて快適です♪


 

 

野伏ケ岳から下って薙刀山(9:10)へ。なだらかな起伏で快適な山歩きが楽しめます。
途中の雑木と雪原との際で小休止♪。

 

 

 

薙刀山から日岸山へ。見た目には閑々と登らせてくれそうな日岸山ですが、
その登り堪えはなかなかのものでした 

 

 

 

日岸山(9:43)はデカイというそれだけで素晴らしい山です♪
機会があれば初霜山から日岸山へとまた辿ってゆきたいです。


 

 

 

よも太郎山(10:18)を目指して日岸山から下りてゆきますが、こちら側から
見るよも太郎山の山容はどこか淋し気に感じます。善五郎橋側から登ってこ
そのよも太郎山だよねと、そう心の中で尋ねながら登り返しました、
どうでもいいことですが、、、

 

 

 



さて、よも太郎の山頂から鞍部を経て願教寺山へと登り返してゆきます。
この区間は景色も眺めも何もかもが懐かしく、何度歩いても個人的に
居心地のよい場所です♪

 

 

 

それがもとの水ではないにしろ、自分の中で懐かしく思うそんなお気に
入りの場所にこうして訪れて、そこに当時のままのいろいろな何かを実
感できるとき、僕はとても嬉しいです。
日々を重ねて何かが募ってこんな風に変化してしまった自分ですから。

 

 

 

願教寺山への斜面には早春の光景がありました。

 

 

今回の行程のほぼ中間部となる願教寺山(11:45)に到着です。
あと半分歩けばゴールかと思うと、体はツライですが気分は少
し楽になりました。

 

 

 

願教寺山から笠羽谷源頭への雪原は爽快です。三ノ峰や別山白山
を眺めながら足取りも軽く進んでゆけました。

 

 

 

笠羽湿原のことを思いながら歩きました♪県境稜線へと登っている
途中で振り返ると繋ぎ節の桧が雪面から顔を出していました。

 

 

 

県境稜線(13:40)に出ると銚子ケ峰の迫力あるあの雪庇の光景が見れる
かも⁉そんな期待はしていませんでしたが、春の近づきを感じるような
ワレが落ち残った積雪のあちらこちらに見られました。

 

 

 



銚子ケ峰(14:00)を越えて当初のルートを見送りながら神鳩避難小屋
(14:38)へ。小屋内はとても快適そうです。

 

 

神鳩避難小屋から下ってゆく途中、いつもの顔とは異なる願教寺山の山容
が目に止まりました。その見慣れない姿に僕はどこか余所余所しさのよう
なものを感じると同時に、遠路遙遙ここまで来たのだなと、改めて感じま
した。

ゆるんだ残雪に時折足をとられながら石徹白の大杉(16:08)に到着。あと
は長い長い林道を歩いて中居神社駐車場(18:56)に戻りました。残雪に覆
われた林道を歩いていると、先日の犀滝山行でのツラさが思い起されました

ユキちゃん、M原さん、お疲れさまでした
おかげさまで僕は帰宅してから寝落ちするくらいの疲れ具合(充実感)でした

歩いた距離 27㎞


鯖江にもあったよ、白い滝⁉

2021-03-23 | その他

21・3・吉日 

先日、ぶらぶらと里山を歩いていたときのことです。梢越に捉えた
白い滝、、、 鯖江にもあったのかと近づいてみると、水量はに
じみ出てる程度でサイズも3m程と小さなものでした、、、  

そんな出来事でも、まんざらでもない僕です。

 

一旦はこの商品の前を通り過ぎたのですが、どこか気になったのでやっぱ買って
みました。これまでの泊りの山行等で柿の種シリーズのラインナップの幾つかを
食べたことはありましたが、このお好み焼き味の小袋ひとつを食べ切るころには
箱買いを考えてしまうほどに僕のお気に入りになってしまいました


荒島岳 ~ヒメマチ稜~ 2021

2021-03-22 | 山登り

21・3・22 Mon 

先日の犀滝の山行につづいてその第二回目となる今回の山行は荒島岳ヒメ
マチ稜です。前回と同じメンバーで勝原登山口に五時半に集合したものの、
生憎の雨天で雨が止むのを20分間程待ってから出発(6:06)。

 

 

 

雪解けの進んだ登山道を辿ってシャクナゲ平(7:50)へ。装備を整えて
ここから小ワサビ谷に沿ってヒメマチ稜の取り付きへと下ってゆきます。
十数年ぶりの再訪もあってか勘の鈍りを感じる場面も多々ありましたが、
一方で大ワサビ谷や極楽谷を俯瞰する景色等に僕は懐かしいさでいっぱ
いになりました

 

 

 

ヒメマチ稜へは雪の詰まった正面のルンゼから取り付く(8:50)ことに
しました。急な斜度ですが、ここからコンテで登って稜上に出ることに
します。

 

 

 

ルンゼ内に入ると思いのほか積雪が堅く締まっていたので念のため、
途中に支点を取りながら同時で登りました。稜線に上がる直前の立
ち上がり部のところで積雪は切れて、そこは隔時で。つづく岩肌と
樹木を掴んで攀じ登りました。とはいえ、それなりに快適な登りで
すよ♪

 

 

 

、、、予想はしていましたが、
、、、シャクナゲの激藪を掻き分けて稜上を空中散歩です、、、

 

 

 

悪戦苦闘しながら激藪を漕いで進んでゆくと、次第に稜線上の積雪が
繋がるようになってきました。

 

 

 

おやこの山容と雰囲気は、もしやヒメマチピーク・1254mでは⁉
念のため地図で現在地を確認しました (10:46)。

 

 

 

ヒメマチピークを過ぎた処でようやくカッコイイ雪尾根を味わうことが
出来るようになってきました。今回の雪尾根の状況は賞味期限が切れて
久しい感じですが、それでもそれなりに心地よい緊張感を味わえました。

 

 

 

あぁ、晴れていあたらどんなに良い景色であったろうか、
それとも見えない方がよかったろうか。

 

 

 

鎌ノ尾と呼ばれる雪稜のナイフリッジを越えると旧下山コースの南稜に
出ます(10:30)。ここからはご覧のような降雪をまとった笹藪を漕いで
山頂を目指して進んでゆきました。

 

 

 

誰もいない、静かな荒島岳山頂着(12:02)。

寒い山頂で写真を撮ったら、そそくさと勝原登山口へと下山(14:12)
しました。今回もまた登山口へと下りてきた頃になってから青空が広
がり始めてきました。

ヒメマチ稜の雪稜を味わう季節が過ぎて久しい内容でしたが、それで
でもこうして皆との山行ができてよかったです。次は冬季のヒメマチ
稜に挑戦できたらとそう思うのでした




犀滝を見にゆこう 2021

2021-03-21 | 山登り

21・3・20 Sat 

週末の天候が良くないので、当初の山行計画が中止になりました。そこ
でⅠ垣さんお勧めの「犀滝への日帰り山行」を代案の一つ目の山行とし
て行く事になりました。メンバーはK市さん、Ⅰ垣さん、僕の三名です。

 

 

 

未明の千丈温泉に集合して出発(3:20)。先ずは直海谷川沿いの林道8㎞
を歩いて奥三方岳登山口までゆきます。寝不足からくる眠気に加えて緩ん
だ雪上を歩くだけでも足取りが重いというのに、滝谷出合の手前からは雪
崩で締った残雪のトラバースという気の抜けない区間がつづいて尚さら疲
れが溜まってゆくよう、、、

 

 

 

五時間近くの林道歩きを経て、ようやく奥三方岳への登山口に到着(8:00)。
ここからブナ林がキレイな雪尾根を登り詰めてオージャラという・1353m
の台地状の頂へ。それにしても、、、眠い、、、

 

 

 

オージャラ(9:02)から二又川にかかる犀滝近くへと延びる尾根を下っ
てゆきます。途中の台地で、どこかブナオ山と似たような雰囲気を感じ
ました。

 

 

 

尾根の末端近づくにつれ傾斜は徐々に急になって、それに伴う雪割れを
次々と避けながらのクライムダウン最後はロープを手掛かりに使用し
て二又川の本流へと下り立ちました。

 

 

 

 

雪渓の二又川の景色に、僕は思わず大興奮。ここが金沢市街を流れるあ
の犀川の源流なのかと思うと、尚のこと感慨深いです。

 

 

 

おおっ、犀滝が見えてきた 

 

 

 

犀滝に到着(11;10)。この山行を発案したⅠ垣さんが感激している光景
を眺め、そうして僕達はここへと来た甲斐もあったのだとあらためて思い
ました。K市さんと共に眠い体を奮わせて八時間近くを歩き続けてきた報
いと併せて。

 

 

 

各自が滝の傍らで過ごして数十分後、感激も冷めやらぬうちに早々に下山
開始、、、帰りのルートは二又川との出合から支沢へと入り、その途中か
ら左岸斜面を登って先ほど歩いて来た尾根のトレースへと戻りました。

 

 

 

今後の行動を考慮してオージャラで眺望を満喫しながら小休憩(13:07)
をとりました。ここまで来れば後は長い林道へと下るのみです。休憩を
終えて再び歩き始める頃、どんよりとした曇り空が広がってきました。

 

 

 

下山途中で面白い光景を目にしました。全層雪崩の兆しとされている褶曲
とクラックという自然現象です。今の時期の斜面上の積雪を覗くと上部積
雪と下部積雪との引張応力によるクラックをよく見かけますが、上の画像
の光景はグライドによる駆動力と圧縮応力圏での抵抗力との作用によるコ
ブ状起伏の座屈部とクラックの拡大部が見て取れます。

ちなみにこの後、日を追うごとに不安定さを増してゆく斜面上の積雪は崩
壊し、デブリとなって流下することで、より安定的な斜面へと堆積(再配置)
することになります。正誤がどうであれ、その光景に思い馳せることは楽し
いです。

 

 

 

さて、オージャラから30分ほどで林道に下り立ちまたこの長い林道を戻り
ます。今朝に比べれば幾分は歩き易いものの、疲労ばかりが溜まった体に
はツライ道程であることはいうまでもありません。
夕方四時を過ぎたあたりからポツポツと雨が降り始めたので傘を差しなが
ら歩き小雨のうちに何とか車へ戻ることができました(17:20)。

自分には全く縁の無い山域とメニューながらも、この長い一日を愉しみながら
過ごすことができました。そんなご縁を繋いでくれたたメンバーに感謝です♫

歩いた距離 23.7km 上り 2649m 下り 2650m