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ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

あそこの山道 ~ その十八 ~

2011-05-28 | マウンテンバイク

11・5・28 Sat 

週末は雨なので夜更かしです。その分、今朝はのんびりとコーヒ
ーを淹れ新聞をよみながら過ごせました。ふと窓から差し込む光
加減が良いようなので外を見ると今朝方の雨は止み、今は空も明
るくなっているようです。
早速、近くの某山へとMTBを車に積んでお出かけ(9:00)。

 

 

 

登山口に到着して一本目。登り時間は30分足らずで下りはその
半分の15分足らずと、良い感じで走れました。

 

 

二本目も同じコースを登り同じコースを下ります。二本目は試
しにFサスのリバウンド効果を一目盛分強くしてみました。
でも何だか今一つだったので今までのままのセッティングが一
番良いようです。

 

 

 

 

三本目はOコースから下りました。ここも広い登山道ですが
途中にある旧道の方が走り甲斐があります。一旦、洗車をし
て車でH山へ移動することにします(12:30)。

H山登山口に着いてしばらく空を眺めながら昇ろうか否か悩
みましたがとりあえず雨が降るまで登ることにしました。林
道を登り詰めた室堂の手前辺りでしとしとと雨が降り出して
きたのですぐに登山道から引き返して下山しました。                            


由良川サイクリングで…「超えた」

2011-05-21 | クロスバイク

11・5・21 Sat 

最近はどうしたことかMTBにはまっています。仕事が終われば
日没ギリギリも覚悟で某山のトレイルを走っています。この勢
いにのって週末もMTBでと行きたい処ですが、久しぶりにクロ
スバイクでツーリングに行きました。

ということで奥越方面か能登か嶺南かと悩んで僕の苦手な坂の
少なげな敦賀から綾部、福知山を流れる由良側沿いのコースに
決めました。

 

 

 

今回も敦賀港から出発( 4:50)。今はすでに薄ら明るいのでもう
少し早めに行動ができそうです。先ずは県道一号線の起点になる
大飯町を目指してしかし、南風の向かい風でペースは上がらず。
小浜からはいつものように自転車道から国道のトンネル帯を捲き
ました。

 

 

 

大飯町の青戸の大橋手前から県道に入ります。車通りは少なく
川沿いの景色を眺めながら走ります。こんなのはやっぱり気持
ちがいいです。それにしても向かい風はいつ終わるのか。 

 

 

 

今回は珍しくジャージとレーパンです。京都府との境が近づい
てくると道路は細く地味になってゆきます。

 

 

 

ようやく綾部市の源流域に到着です。地図の上ではここに降っ
た雨は上林川となって由良川と出合い海に帰ります。右側の小
川は源流部の水がすでに集まって道路わきを流れています。

ちなみに由良川の源流といえば、僕が思うに芦生の原生林を流
れる上谷をその源とするのが妥当だと思います。しかし私有地
につき許可申請をした登山者のみが入山できるので自転車は入
れません。

 

 

 

 福井県側が県道なら、こっちは府道か。

 

だんだん川幅が広がってきました。由良川流域の景色は何処も
心地よく感じます。途中にはかなりアバウトな牧場があったの
で近くまで行きました。

 

 

 

支流との出合を重ね、水の量も増えてきました。それにしても
辺りにはコンビニもスーパーも何もない素敵なところです。
そして廃校や廃業した店、当時の広告看板等、昭和の残滓が今
も村の一部として存在している地域です。青少年山の家まで下
って来ると少しずつ下界からの喧騒が戻ってきます。

 

 

 

 

ここで国道27号線と合流(10:38)。以後は由良川本流に沿って
海に向かいます。

 

 

 

途中で国道27号線をそのまま北上してしまい時間をロス。いつの
まにか由良川が見えなくなっていたのに風向きのことで頭がイッ
パイで気がついてなかった。引き返して綾部駅前を通過。気がつ
いてホント良かった。

 

 

 

 

由良川の堤防上のサイクリングロードを長々と辿ってようやく
福知山城が見えてきました。

 

 

 

福知山駅に到着(12:09)です。そして西行きの川沿いの道路は
福知山市からいよいよ北上してゆきます。追い風に乗れるかと
不安と期待が。しかし行けども風は横殴りで一向に背中を押し
てはくれません。そうやってもがいているとタンゴ鉄道の大江
駅に到着(13:02)。鬼の伝説が町興しのようで。

 

 

 

 

ここまで下ってくると由良川もデカすぎて怖いです。揖斐川や
長良川にも勝るとも劣らない光景でした。舞鶴市に入って漸く
追い風に乗れて、そのまま一気に由良川河口へ一直線!

 

 

 

着いたところは神崎という風光明媚な海水浴場で他に見所のあ
りそうな感じなのですが時間が無くて気持ちの余裕がありませ
ん。今回は由良川の河口に着けば満足です。

 

 

 

 

向こうに見えるのは北近畿タンゴ鉄道宮津線です。河口付近の
砂地は草がボウボウでゴミの他は何もないようですね(14:10)。
こんな結末でも僕にはOKです。後の行動を思うと時間もないよ
うなので走ります。今度は暫し逆風の中を舞鶴の自衛隊を目指
して頑張ります。

 

 

 

東舞鶴の海上自衛隊に到着(15:10)です。前回のときより艦
船数が減りました。気のせいかどこか隊員の表情にも長閑な
空気感が広がっているような。写真だけさっさと撮ってすぐ
に走り始めます…これから敦賀まで帰るのだと思うと心が折
れそう。

 

 

 

幸運なことに帰りは追い風がメインなので快調に走れました。
小浜公園に到着(17:11)。そのまま海沿いの自転車道を走り
梅街道に入ります。横目にも陽が傾いているのが分かります。

 

 

 

美浜を通過する頃 (18:51)には夕陽が見えました。いい感じ
なのでしばし休憩を。それにしても陽が長いというのはありが
たいです。
ここまでくればあとは敦賀市内を残すのみなんて考えていたら
何だか関峠の坂を登り詰めるのが嬉しくなりまました。

サイコンのDstを確認すると300㎞に近いけど「壁」を越えるに
は敦賀港へ直行では無理だなということで寄り道をして敦賀駅
(19:45)へ。その後、敦賀港から車で帰りました。

 

 

 

 

今回ようやく「300㎞」の壁を越えた。これもカーボンフレー
ムとUmedaさんのおかげですね、感謝。
 
【走行データ】
Tm
 15:03 Dst 300km Max 52、4㎞


あそこの山道 ~ その十七 ~

2011-05-15 | マウンテンバイク

11・5・15 Sun 

 

今回は自転車を始めた頃に行った大仏線を走ってきました。
前回は皿谷側からだったので、今回は吉峰寺側から。

 

 

吉峰寺に車を置いて大仏林道を登ります。峠からD山山頂側へ
縦走してゆくことにします。林道の上には登山道が並行して延
びているので適当な処で山道に入ったりしながら走ります。階
段の多い登山道区間は当然パスして林道の方を走りました。

 

 

D山山頂に着いたら永平寺へ下るのも良いのでしょう。今回は
今きたコースを再び辿って戻ります。

 

 快適な山道の区間だけ走ります。

 

そうして山山頂です。今日の目標は「ここ」なのです。ここ
から麓までの登山道がMTBで走れる道だったのか否か、ここを
歩いた記憶が遠過ぎてまったく思い出せません。

 

 

 

結果から云うと、I山山頂からの下りは階段がおおくて面白く
ありませんでした。 

 

登山道を下ること半分くらいの所でガガッ!と杉の枝がRディ
レーラとホイール間に咬み込んでしまったようで、Rディレー
ラーは使用不能の状態に。僕が出来ることといえばチェーンを
Fギヤから落としてビニールテープでフレームに固定してペダ
ルをフリー状態へ。何とか無事車まで下ることができました。
本日のMTBは早々にこれにて終了…

 

午後からはダラダラと気分を晴らしにあてもなく走りました。
とりあえず越前市の広瀬から米野方面へミニベロでお出かけ。

海に下りる気分にはなれなかったので西部林道へと入りました。
体を動かして無になろうと漕ぎ続けますがやはり午前のMTBの
ことを思うと悲しくなってきます。

 

 

途中の熊谷トンネル上の支線から西部林道を離脱して陶芸村
へと下りました。で、陶芸村なら僕はいつもここでで休憩。
その後、八田を通って武生市内を抜けて帰宅しました。
ああ、今日はついてない…

走行データ】  Dst  61㎞


南岳西尾根から槍ケ岳

2011-05-05 | 山登り

11・5・3 Tue  5・4Wed

GWの後半は二泊三日で北アルプスの南岳西尾根から槍ケ岳を
経て中崎尾根を辿るコースに行ってきました。メンバーは頼り
になる相棒K君です。

 

鯖江を出発して新穂高へ。その足で槍平まで上がりお昼過ぎ
からテントを張って昼寝をしながら休養しました。翌日に備
えて早めに就寝しますが夕方から天候は雪になりました。

 

 

 

四日の 翌朝、6時に槍平を出発。南岳西尾根の末端に取り付
きます。初っ端から雪壁のような急登を強いられます。GWと
は思えない雪質の硬さに冷や汗タラタラ。

 

 

 

 

西尾根に乗って登ってゆくと、先ずはデルタ状岩壁が立ちはだ
かります。ここはロープを延ばして確保しながら登りました。
K君の厚意により僕がトップを。

デルタ岩壁を過ぎるとしばし尾根が続きます。ルート自体は単
調にみえましたが雪質は硬く、表面には氷状の箇所も多くみえ
ます。スリップはそのまま谷底へと滑落だな。上の画像はマッ
チ箱を越える手前でのK君と西尾根上部です。

 

 

 

 

マッチ箱を難なく越えると次の核心部というべき長い長い雪壁
が現れてきます。雪が柔らかければ何でもない雪尾根ですが今
回はそうはいきません。硬い雪が尾根を覆い画像の下部の方は
急激に谷へと落ち込んでいて緊張(前の画像のココの部分)。

 

 

 

 

雪壁を越えると後は南岳小屋へと続く雪稜を辿るのみです。漸
く心に余裕が出てきました。ここまできたついでなので獅子岩
の上から北穂高をバックに一枚。

 

 

 

 

南岳の山頂(10:30)からは中岳、大喰岳と続きます。無雪期
ならダラダラとした何でもないコースですが、ここでも硬い雪
に緊張を強いられます。転んだら滑落停止をして云々なんてそ
んなのは無理なのでとにかく転ばないようにと緊張感を持続さ
せています。

 

 

 

 

大喰岳を越えれば槍ケ岳はもう目の前です。天候もよくここに
きて段々と気分も盛り上がってきました。

 

 

 

ようやく槍ケ岳の山頂(13:50)に着きました。ここでも例年
よりも多い雪質と硬い雪で登降には予想外の緊張感。登山者が
多いとはいえ鎖場の鎖は埋まりフリーの雪壁部が長く、下降に
はとても気を遣いました。

 

 

 

 

槍ケ岳を登った後は西鎌方面へと下って行きます。千丈乗越の
手前から飛騨沢へ下って、途中より本日のテント場予定の中崎
尾根へと取り付きます。ここら辺りから雪質はみるみる腐って
きました。午後には気温も上がったのと標高が低いのと斜面の
向き等、先程までとはいろいろと条件が異なるようです。

 

 

 

 

中崎尾根の中ほどの処でテントを設営しました(16:40)。展望
は良いし何といってもラジオが聴ける!これは僕にとっても嬉
しい。ちなみに後ろに連なる山並みは弓折岳双六の連なりです。

 

 

 

 

今夜の夕飯は前の山行でお世話になったNさんのスイトンを
見まねで作りました。具材は野菜やベーコン、ソーセージetc
と適当に入れて味付けを信州みそで仕上げました。お味の方
はとってもgood!量の方も奮発して多めで。その夜も20時に
就寝。

 

 

11・5・5 

早朝(4:10)にお湯を沸かす音で目を覚ましました。珍しく
K君が早起きをしていたのでした。仕方がなく僕も起きて朝
食の支度を始めます。

 

 

 

朝食の「ネギラーメン」を食べてその後にテントを撤収。
奥丸山の手前で日の出を迎えました。

 

 

 

 

中崎尾根からの展望は槍ケ岳から西穂高岳までがグンと見渡
せて展望の満足度は高いです、ここは。

 

 

 

 

中崎尾根を下って槍平を経由して新穂高に下山しました(9:40)。
下界では緑の景色が広がっています。仰げば笠ケ岳が遠く聳え
ているのがカッコいい。

 

 

 

さっそく新穂高ひがくの湯で汗を流しました(六百円)。ここ
の温泉は洗い場には屋根がありますが、露天風呂なので内湯
はないです。雨天用でしょうか、傘もありますよ。風呂につか
りがら空を仰げば錫杖岳。

 

 

 

同温泉施設内にはこんなものまで。運転料二百円が必要です。
ついでにウマイ棒も食べ放題。あとは明日からの仕事に向け
て心を仕事モードに切り替えるべくゆっくりと富山を経由し
て鯖江へ帰りました。
K君、ありがとうございました&お疲れさまでした。


あそこの山道 ~ その十六 ~

2011-05-02 | マウンテンバイク

11・5・2 Mon 

今年のGW前半は日帰りMTB山行であちこちと走ってきました。
天候は芳しくはありませんが、以前から気になっていた嶺南の
山の新コースへMTBと一緒に訪ねてみました。

 

登山口に車を置いて登り始めます。このコースは階段が無いの
でMTBでの下りにはとても良いのですが、今回は登りに使うだ
けで下れないのが心残りです。殆どを押し歩きで進んでゆきま
すが、時々担ぐ箇所も。

 

 

 

ひたすら上を目指して登ってゆき漸く尾根上に出ました。灌木
は低くなり視界も開けて開放感に溢れています。この瞬間は何
度味わってもとても気分がいい。
そしてそのまま I山山頂へ。山頂よりも向こうの笹原の尾根上
に点在している花崗岩が有名ですね。ここを何たら平原とか云
いますが…僕はこの言葉にとても違和感を感じます。どうでも
よいことでしょうが。

 

 

 

頭の位置が…?未だヘルメットはザックに装着したまま。上の
画像は笹原を下って向かいの花崗岩の岩塔を目指しています。

 

 

 

岩棚や塔が点在するこの笹原は人気スポットなのですが早い
時間帯のせいでしょう、今日は今のところ誰もいません。あ
る本のようにカモシカがこの岩棚に姿を現してくれると嬉し
かったのですが。

 

 

 

オブジェのような岩塔をあちらこちらと散策しながら満喫して
います。それにしても今日の天候は晴れですが黄砂の影響なの
か霞が強くて展望が利きません。

 

 

山頂と岩塔の点在する笹原を満喫した後は、もと来た道程を下
って行きます。笹原~反射板の間はアップダウンが強くてMTB
には快適ではないです。途中のピーク手前で既存の一般コース
と別れて敦賀市内へと向かう尾根コースへと入って行きます。

 

 

 

楽しい下りの事を思うと後ろ髪を引かれる思いですが、ここは
新しいトレイルを辿る好奇心の方に軍配か。しかしMTBで楽し
く走るには不向きな灌木の張り出しや木の根などで思うように
進めません。少し乗って歩いて少し乗って歩いてを繰り返すう
ちに今朝登ってきた道を下ったほうが良かったかなと思ったり
しています。

 

 

 

 

ふと目の前に鉄塔が現れました。地形図で確認するとコース半
ばにある鉄塔のようです。以降ここから暫くの区間だけ快適に
走れました。このまま尾根伝いに進んで行くと東側から登山道
が合流して麓の登山口へと下れますが、今日はそのまま尾根上
に沿って尾根の末端を目指のが目的です。

 

 

 こんな感じの道が延々と続いていたらなぁ。

 

 

ずっと良い道が続くのかなと思っていたけどダメでした。再び
細い小径になり枝を避けたり払いながらひたすら前進あるのみ。
よいところだけを画像に。

 

 

そして辿り付いたのが敦賀市内の南に位置するK山。ここの
麓でJR北陸線と小浜線は分かれてゆくのです。とはいえここ
は人気が無さそうな山頂です。

 

 

 

下り着いたところは北尾根の末端の線路沿いのK山登山口です。
今回のコースはMTBの楽しさは味わえませんでしたが今まで歩い
たことが無かったこのコースを辿れたことでスッキリしました。

 

 

11・4・29  国見岳にて