My Favorite

信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

今日聴いた曲

2021-01-03 18:55:04 | 他の音楽
○ドヴォルジャーク 交響曲第2番 マーカル/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 2006年9月1~5日

一昨日紹介したA.デイビス盤同様、1楽章再現部で指定外のカットを行っている演奏です。
全体的にテンポの速い演奏で、特に3、4楽章で俄然ヒートアップしてきます。
3楽章では、スケルツォ部の後半、ティンパニの活躍が目立ちます。
終楽章では、出だしのところのピッコロの長い音が、耳につきます。そしてコーダでは疾風怒濤の勢いで締めくくっています。

マーカルといえば、「のだめカンタービレ」のドラマでヴィエラ先生を演じていたのを思い出します。確か、ドヴォルジャークのチェコ組曲を演奏していました。2003年にチェコ・フィルの首席指揮者になってドヴォルジャークの交響曲全集の録音を進めていましたが、2007年、残念なことに1番を残して突然辞任してしまいました。その理由というのが、マーカルに対する地元紙の酷評だったということらしいです。
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今日聴いた曲

2021-01-02 18:05:49 | 他の音楽
○ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」 フルトヴェングラー/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1943年12月22、23日

掃除をしていて、ふと滅多に聴かないCDを収納しているラックを見て目に留まりました。
1992年に購入したCDですが、ほとんど聴いたことはありませんでした。

この「田園」はスタジオ録音です。スタジオ録音は二つ存在するそうですが、最初の録音です。
この録音で興味を引くのは、第1楽章提示部を反復していることです。フルトヴェングラーの発売されている「田園」のCD等では、この録音だげです。
CDの解説によると、以前、アメリカのヴォックスで発売されたときは、反復はなかったということで、次の二つの推定を行っています。
一つは、もともと反復していたが、ヴォックスで発売したときは、それをカットしてしまったという推定。もう一つは、製作時に提示部の録音をもう1回使って反復にしたという推定。どちらが正しいのかはわからないそうです。(この解説では、使用テイクの違いまで言及していますが、提示部は同じテイクとのことです。)
私としては、第1楽章提示部の反復が指定されているものは、そのとおり反復するのが好きなので、歓迎です。

演奏は、他のフルトヴェングラーの演奏と同じような印象で、1、2楽章はとても遅いテンポです。
第1楽章提示部を反復してていることから、その演奏時間は14分24秒に及びます。
第1楽章が遅い演奏としては、チェリビタッケ、ベーム(1977年日本公演ライヴ)のCDを持っていますが、音は悪いものの、フルトヴェングラーの演奏が良いように思えます。
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今日聴いた曲

2021-01-01 19:06:20 | 他の音楽
○ドヴォルジャーク 交響曲第2番 A.デイビス/フィルハーモニア管弦楽団 1981年12月18、19日

とてもソフトで、弾むような音が心地よいです。1楽章は、ゆったりしたテンポで落ち着いた雰囲気が特徴的です。
素晴らしい演奏ですが、唯一、残念なのは、クーベリック盤同様、第1楽章の再現部、第1主題から第2主題への経過部で、ドヴォルジャーク指定のカットの前でさらにカットしていることです。(それゆえ、先日の交響曲第2番を特集した際には、推薦盤には挙げませんでした。)
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