○ドヴォルジャーク 交響曲第8番から 高関健/群馬交響楽団 1994年(ライヴ)
先週木曜日、NHK-FM前橋が第518回定期演奏会の録音を放送した際、残りの時間で放送されたもので、1994年、プラハの春音楽祭に出演した際の録音。残念なことに4楽章の半分のところで放送終了してしまいました。
演奏は、オーソドックスながら、見通しの良いもので、特にくっきり演奏しているティンパニが印象的です。群響さんのイギリスは、何回か聴いていますが、いつも素晴らしい演奏(特に飯田で聴いた熱い演奏が忘れられません)で、いつか定期にのせてほしいといつも思っています。3楽章の最後の音、通常フォルテでジャンと終わるところ、ピアノで柔らかく長く演奏しているのが特徴的です。これはカラヤンもやっていたことで、やはりカラヤンのアシスタントを務めていたことが関係しているのかもしれません。