○ベートーヴェン 交響曲第9番から フリッチャイ/ベルリン・フィル 1957年12月、1958年1月、4月
これから何回かに分けて、これまでに発売されたフリッチャイのレコード、CD等で、私が気付いた別テイク版使用等について紹介していきます。
まずは、第9。
第9の最初のステレオ録音として登場。今も名盤の一つとされています。
私が最初に購入したのは、1972年発売のヘリオドール1000円盤。CD化された際に最初に購入したのは、生誕80年を記念して発売された「フリッチャイ・ポートレート」に収められていた盤。
両盤の2楽章を聴いていて、違うことに気づきました。
違いがあるのは、第1部。まずは出だしのティンパニ。強さが異なります。CDの方は弱いです。もっと気になるのは、1分55秒くらいのところのヴァイオリン(第2か?)のピチカート。LP盤ではよく聴き取れるのにCDではほとんどわかりません。その直前のところでのトランペットの音の聞こえ方も異なっています。
私は、LPを長く聴いていて、このピチカート部分が好きだったので、その後、何回か発売されたCDも購入しましたが、LPとは別テイクでした。
ところが、新星堂さんがフリッチャイ没後50年を記念して何回かのシリーズで発売したCDは、LPで使用していたテイクを使用していて、大変喜びました。
その後、DGから録音全集が発売されましたが、こちらも別テイクのほうを使用していました。
これから何回かに分けて、これまでに発売されたフリッチャイのレコード、CD等で、私が気付いた別テイク版使用等について紹介していきます。
まずは、第9。
第9の最初のステレオ録音として登場。今も名盤の一つとされています。
私が最初に購入したのは、1972年発売のヘリオドール1000円盤。CD化された際に最初に購入したのは、生誕80年を記念して発売された「フリッチャイ・ポートレート」に収められていた盤。
両盤の2楽章を聴いていて、違うことに気づきました。
違いがあるのは、第1部。まずは出だしのティンパニ。強さが異なります。CDの方は弱いです。もっと気になるのは、1分55秒くらいのところのヴァイオリン(第2か?)のピチカート。LP盤ではよく聴き取れるのにCDではほとんどわかりません。その直前のところでのトランペットの音の聞こえ方も異なっています。
私は、LPを長く聴いていて、このピチカート部分が好きだったので、その後、何回か発売されたCDも購入しましたが、LPとは別テイクでした。
ところが、新星堂さんがフリッチャイ没後50年を記念して何回かのシリーズで発売したCDは、LPで使用していたテイクを使用していて、大変喜びました。
その後、DGから録音全集が発売されましたが、こちらも別テイクのほうを使用していました。