○ドヴォルジャーク 交響曲第7番 コシュラー/スロヴァキア・フィル 1973年9月
とても素朴で簡潔、明瞭で素朴かつ芯の通った演奏です。
しかしながら、1楽章ではとても遅いテンポで、ほの暗いイメージがただよいます。でも決して重すぎるなることなく、適度な迫力、緊張感を持った演奏です。
終楽章もやはり暗いイメージの演奏で、コーダのところでいったん大きくテンポを落として、盛り上がりを高めています。
コシュラーが残した交響曲全集の中では、8番と並ぶ素晴らしい演奏ではないかと思います。
コメント利用規約に同意する
フォロー中フォローするフォローする