○モーツァルト 交響曲第31番「パリ」
○ラヴェル ピアノ協奏曲
○ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ(アンコール)
○ストラビンスキー 「春の祭典」
清水和音(Pf)、梅田俊明/群馬交響楽団
昨日同様、素晴らしい演奏でした。
パリ交響曲では、弦楽セクションの美しさが際立っていました。
ピアノ協奏曲では、おかしな雰囲気の両端楽章に比し、中間楽章の美しさに聴き惚れました。
そして、「ハルサイ」、力一杯、迫力満点。まさに今年度最後を飾るにふさわしい演奏であったと思います。
演奏会終了後、池田さんを出待ちしていたところ、車の中から「お疲れさまでした。」の声、今日は車で来ていたのでした。あっけにとられているうちに颯爽と走り去って行き、私がかけるべき言葉だったのに言いそびれてしまいました。「お疲れさまでした。」
そして今日のメンバーの皆さま、お疲れさまでした。来年度も楽しみにしています。
(群馬音楽センター)
素晴らしい定期でしたね。春の祭典は、まさに白熱の演奏。梅田さんの指揮には前から注目していましたが、的確でしかもしなやか。良い指揮者です。
モーツァルトもラヴェルも楽しめました。ただやはりホールの差は歴然としていました。
モーツァルトやベートーヴェンなどを聴くとなると、やはりトリフォニーのようなある程度残響のあるホールで聴きたいなと思います。特に弦楽器の演奏が良かっただけに、余計にそう思います。
私個人としては、ラヴェルやストラヴィンスキーなどの近現代音楽は、明晰な音響の方が良いと考えていて、音楽センターでの演奏も悪くないと思っているんです。
いずれにしても、今年度も素晴らしい演奏の数々のプレゼントを、群響さんにいただきました。
ただ、音楽センターについて言えば、以前は自由席専門で、右側の中ほどより少し前の場所を定位置としていたのですが、このときは音量が物足りなく、特に弦のソリストのときはオケが加わるとほとんど聴こえないという不満がありました。
数年前より、前の指定席をとるようにしてからは、上記2点の不満は無くなりました。ただ、弦楽器が近すぎる分、若干、管楽器が遠く感じてしまうことがあります。
そういえば、昨年、芸劇でドヴォルジャークの1番を聴きましたが、このときは一番後ろの方の席でしたが、よく聴こえました。これも響きの差なのでしょうか?