○ドヴォルジャーク 序曲「フス教徒」 アンチェル/チェコ・フィル 1961年
こちらもYoutubeに投稿されているもの。
スプラフォンによるスタジオ録音です。
アンチェルは、LPの頃から好きで収集していましたが、この曲が市場に出ていた記憶はありません。
調べてみたところ、ゴールド・エディションが出たときに、第6交響曲にカップリングされていたことがわかりました。(高橋綾さんのホームページを参照)
演奏は、アンチェルの個性そのもの。
いぶし銀と評された独特の渋みただよう弦、小振りで子供のようにかわいい音色を奏でるオーボエ、そしてなんといっても雄弁なティンパニ。あるときは雷鳴のよう、あるときは大砲から弾丸が発射されたときのような地響きのよう。私は、アンチェル時代のチェコ・フイルのティンパニ奏者は最高と思っています。
ということで、あっというまにお気に入りになりました。