○ヴェルディ アィーダ カラヤン/ウィーン・フィル他 1979年5月7~10、14~17日
当時、カラヤンのアィーダ再録音として話題になったように記憶しています。
なんといってもゴージャス、豊潤な音楽で特に2幕でのブラスは圧倒させられます。一方で、前々から感じている粘着質なしつこさ、ねちっこさも少し感じるところもありますが、気になるものではありません。
前奏曲はとてもしっとりと演奏していて印象的です。
この曲は国の勇者の栄光を得た男が一転、反逆者として堕ちていくものですが、どうしても栄光の場面、2幕でおなかいっぱいになってしまい、あとは省略、聴いても流してしまいがちで反省しなければなりません。