○ムソルグスキー 展覧会の絵 ジュリーニ/シカゴ交響楽団 1976年4月
○ラヴェル 組曲「マ・メール・ロア」 ジュリーニ/シカゴ交響楽団 1979年11月
○ラヴェル スペイノ狂詩曲 ジュリーニ/シカゴ交響楽団 1979年11月
当時は、マーラーの9番が評判で、それに続いて展覧会の絵も購入しようと思ったのですが、発売当初は、あまりよい評判ではななく、色々とやろうとして、中途半端というような評価だった(と記憶しています。)ので、購入するのをためらってしまいました。
購入したのは、廉価盤でCD化されたときでした。
でも、とても良いしい演奏でした。
オーケストラの素晴らしいこと、この上ないです。とても引き締まっていて隙がありません。ジュリーニは、後にベルリン・フィルと再録音していますが、私はこちらの方が好きです。特にビドロでの盛り上がり方、そしてティンパニのしっかりした歩みが印象的です。
マ・メール・ロアは、高関/群響の全曲演奏が印象に強く、組曲ですと中途半端な気がします。スペイン狂詩曲は滅多に聴く曲ではありませんので、なんとも言えません。