○モーツァルト 協奏交響曲 ラウテンバッハー(Vn)、コッホ(Va)、ケルテス/バンベルク交響楽団 1960年代前半
ケルテスがバンベルク交響楽団を指揮しためずらしい録音。1973年秋には、このオーケストラの首席指揮者に就任することが決まっていましたが、その年の4月、テルアヴィヴで遊泳中に高波にさらわれ命を落としてしまいました。
この録音は、1960年代前半で、この頃の他の演奏と同様、若々しさに溢れる魅力的な演奏です。
第1楽章でソロが出る前のところで、主旋律を奏でるチェロに寄り添うヴィオラの伴奏がとても魅力的に聴こえます。また、木管楽器も随所でチャーミングな音色を奏でます。
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