○ドヴォルジャーク 交響曲第8番
○ドヴォルジャーク 交響詩「水の精」
フランツ/フィルハーモニー・デア・ナツィオーネン 1995年(ライヴ)
先日紹介した「クアドロマニア」4枚組の1枚。これも掘り出し物でした。
第8交響曲は表情豊かでドラマチックな演奏と思います。
第1楽章では、序奏をゆったりと抒情を込めて演奏しているのに対して、第1主題はドラティほどではありませんが、速めのテンポで一気に走り出します。
第2楽章は、第3部の盛り上がるところでのティンパニが控えめで物足りないと思っていたら、それに続く箇所で俄然盛り上がっています。第3楽章はとにかく速いです。速すぎて、細かいところが犠牲になっているような気がします。
終楽章では、いくつかの変奏の後、騒がしくなるところでのフルートのソロの強弱の付け方が強く、特徴的です。
「水の精」はとても良い演奏と思います。ゆったりした部分では他の演奏よりテンポを落として、ある部分では神秘的な、ある部分では抒情的な雰囲気を出している一方、盛り上がるところでは、ホルンの強奏が効果的なところがあるなど迫力があります。
○ドヴォルジャーク 交響詩「水の精」
フランツ/フィルハーモニー・デア・ナツィオーネン 1995年(ライヴ)
先日紹介した「クアドロマニア」4枚組の1枚。これも掘り出し物でした。
第8交響曲は表情豊かでドラマチックな演奏と思います。
第1楽章では、序奏をゆったりと抒情を込めて演奏しているのに対して、第1主題はドラティほどではありませんが、速めのテンポで一気に走り出します。
第2楽章は、第3部の盛り上がるところでのティンパニが控えめで物足りないと思っていたら、それに続く箇所で俄然盛り上がっています。第3楽章はとにかく速いです。速すぎて、細かいところが犠牲になっているような気がします。
終楽章では、いくつかの変奏の後、騒がしくなるところでのフルートのソロの強弱の付け方が強く、特徴的です。
「水の精」はとても良い演奏と思います。ゆったりした部分では他の演奏よりテンポを落として、ある部分では神秘的な、ある部分では抒情的な雰囲気を出している一方、盛り上がるところでは、ホルンの強奏が効果的なところがあるなど迫力があります。