My Favorite

信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

今日聴いた曲

2021-02-16 18:25:16 | フリッチャイ
○ブラームス ピアノ協奏曲第2番 アンダ(Pf)、フリッチャイ/バイエルン国立管弦楽団? 1958年5月12日(ライヴ)?

アマゾン・ミュージックで発売されているもの。昨年12月31日に発売になったようです。
アマゾン・ミュージックでの表記は、オーケストラがバイエルン放送交響楽団、録音時期がカップリングになっている「アルト・ラプソディ」と合わせて1957、1958年になっています。「アルト・ラプソディ」は1957年である可能性が高いので、こちらは1958年と思います。
1958年は、5月12日のバイエルン国立管弦楽団との演奏の録音が残っているので、恐らくこれと思われます。なお、この日は、ほかに交響曲第2番が演奏され、こちらはディスク・ル・フランなどて発売されていました。

この曲は、晩年の1960年、同じアンダのピアノでベルリン・フィルとのスタジオ録音がありますが、それと比べると3分程度速くなっています。
当録音     17’13 8’43 11’53 8’44 トータル 46’33
スタジオ録音  18’44 9’14 12’05 9’33 トータル 49’36

1楽章の出だしのところや、ピアノの入りは、スタジオ録音盤と似ていますが、以降、様子は変わってきます。ティンパニの音が目立ち過ぎるところがあったり、突っ走り過ぎているかなと思うところもありますが、ライヴゆえの緊迫感があって、これはこれで良いのではと思います。
2楽章の中間部に入るところで、オーケストラが早めのテンポでたたみかけるようにぐいぐい突進してくるところが爽快です。
また、終楽章では、コーダがスタジオ録音盤と違って、テンポを速めて一気に終わっています。
コメント
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