○ドヴォルジャーク 交響曲第6番 ケルテス/バンベルク交響楽団 録音年代不明(放送録音)
2003年頃に購入したCD-R。
久しぶりに聴いたら、とても良い演奏でした。
これまでも紹介してきましたが、ケルテスのドヴォルジャーク交響曲第6番は、4種類発売されました。
交響曲全集として録音したロンドン交響楽団との録音、同じくロンドン交響楽団とのライヴ、そしてクリーヴランド管弦楽団とのライヴ、そしてこの放送録音です。
この演奏は、第1楽章の第1主題を提示した後、盛り上がったところでの第1主題の始めの音の出し方がはっきりせず(大方の指揮者も同様)、好きではなかったので、あまり聴いていなかったのですが、そこを除くととても素晴らしいことに気づきました。
まず音がクリアで、4種ある中では一番良いように感じます。
演奏もロンドン響とのライヴでは多少音が外れたかなと思うところもありますが、この演奏ではそういったところは見受けられません。
また、演奏内容は、例えば第1楽章の再現部の第1主題から第2主題への経過部の盛り上がるところでトランペットが音をくっきり出していて爽快ですし、全体を通して非常にきびきびしています。そんな中、終楽章では、展開部の最後でテンポを落として大見得きるところがあって、グッときます。
録音時期は、モーツァルトの協奏交響曲を録音した1960年代始めなのか、首席指揮者就任前の1970年代始めなの、よくわかりません。
そういえば、ケステスが1973年、テルアヴィヴで高波にさらわれて亡くなったとき、一緒にいた岡村喬生さんが最近亡くなられたのを思い出しました。
2003年頃に購入したCD-R。
久しぶりに聴いたら、とても良い演奏でした。
これまでも紹介してきましたが、ケルテスのドヴォルジャーク交響曲第6番は、4種類発売されました。
交響曲全集として録音したロンドン交響楽団との録音、同じくロンドン交響楽団とのライヴ、そしてクリーヴランド管弦楽団とのライヴ、そしてこの放送録音です。
この演奏は、第1楽章の第1主題を提示した後、盛り上がったところでの第1主題の始めの音の出し方がはっきりせず(大方の指揮者も同様)、好きではなかったので、あまり聴いていなかったのですが、そこを除くととても素晴らしいことに気づきました。
まず音がクリアで、4種ある中では一番良いように感じます。
演奏もロンドン響とのライヴでは多少音が外れたかなと思うところもありますが、この演奏ではそういったところは見受けられません。
また、演奏内容は、例えば第1楽章の再現部の第1主題から第2主題への経過部の盛り上がるところでトランペットが音をくっきり出していて爽快ですし、全体を通して非常にきびきびしています。そんな中、終楽章では、展開部の最後でテンポを落として大見得きるところがあって、グッときます。
録音時期は、モーツァルトの協奏交響曲を録音した1960年代始めなのか、首席指揮者就任前の1970年代始めなの、よくわかりません。
そういえば、ケステスが1973年、テルアヴィヴで高波にさらわれて亡くなったとき、一緒にいた岡村喬生さんが最近亡くなられたのを思い出しました。