ドヴォルジャーク 交響曲第8番 ドラティ/ロンドン交響楽団 1959年6月19、20日
先日、youtubeで、スメターチェクの「新世界」を聴いて、いたく感動したのに続き、この8番もyoutubeに投稿されているのを聴いて感動しました。幸いにもこの録音は、タワーレコードさんがCD化してくれていたので、早速、購入しました。
ハンガリー出身で国外で活躍した指揮者というと、私が愛好しているフリッチャイはじめ、ライナー、セル、オーマンディ、ショルティ、ケルテスとそうそうたる指揮者がそろっていますが、その中においてドラティは、私にとってまったく馴染みのない指揮者でした。
持っているCDは、晩年に録音したチェコ組曲ほかドヴォルジャークの小品集だけで、それもとりわけお気に入りというわけではありませんでした。
ところが、この8番、チェコ組曲とはまったく印象が異なり、早めのテンポで力強くぐいぐい引っ張っていき、こちらまでわくわくさせられます。解説を読むと、このころは、「先験的と伝統に根ざした上での革新」で、「新たな息吹を与えられた」とのことで、実際に聴いてみてなるほどとうなづけるものでした。
スメターチェクの演奏でも感心しましたが、この演奏もティンパニが素晴らしいです。強く弾力のある音で、1楽章のコーダや、2楽章のコーダでの強打は圧巻です。また、弦楽器はメリハリのある音で、全体を引き締めています。
このころの録音は、魅力的な演奏が多いように思えます。
7番、9番も購入したので、聴くのが楽しみです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/fa/bf647c6dd3b8d34c9524a4f38377d25f.jpg)
先日、youtubeで、スメターチェクの「新世界」を聴いて、いたく感動したのに続き、この8番もyoutubeに投稿されているのを聴いて感動しました。幸いにもこの録音は、タワーレコードさんがCD化してくれていたので、早速、購入しました。
ハンガリー出身で国外で活躍した指揮者というと、私が愛好しているフリッチャイはじめ、ライナー、セル、オーマンディ、ショルティ、ケルテスとそうそうたる指揮者がそろっていますが、その中においてドラティは、私にとってまったく馴染みのない指揮者でした。
持っているCDは、晩年に録音したチェコ組曲ほかドヴォルジャークの小品集だけで、それもとりわけお気に入りというわけではありませんでした。
ところが、この8番、チェコ組曲とはまったく印象が異なり、早めのテンポで力強くぐいぐい引っ張っていき、こちらまでわくわくさせられます。解説を読むと、このころは、「先験的と伝統に根ざした上での革新」で、「新たな息吹を与えられた」とのことで、実際に聴いてみてなるほどとうなづけるものでした。
スメターチェクの演奏でも感心しましたが、この演奏もティンパニが素晴らしいです。強く弾力のある音で、1楽章のコーダや、2楽章のコーダでの強打は圧巻です。また、弦楽器はメリハリのある音で、全体を引き締めています。
このころの録音は、魅力的な演奏が多いように思えます。
7番、9番も購入したので、聴くのが楽しみです。
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