○エルガー ヴァイオリン協奏曲
○シベリウス 交響曲第5番
○シベリウス 「悲しいワルツ」(アンコール)
漆原朝子(Vn)、ジョセフ・ウォルフ/群馬交響楽団
漆原朝子さんを知ったのは、彼女が音楽コンクールに優勝し、東京文化会館でリサイタルを開いたときの演奏がFMで放送されたときです。迷いがなくとても思い切りが良い演奏に思えました。
その後、群馬交響楽団とラロのスペイン交響曲を競演するということで、聴きにいきました。以来、一時、群響とはほぼ毎年競演し、私も、それを楽しみに演奏会に行ったものでした。これまで群響との競演では、バルトークの1、2番、シベリウス、ブルッフの1番、バーバー、武満、プロコフィエフの2番、モーツァルトの5番を聴きました。
久しぶりの群響定期は、エルガーの曲でした。
初めて聴く曲なので、どんなものかと思いつつ聴き始めましたが、ヴァイオリンのソロが始まった途端、内省的で沁みいるような響きに心を持って行かれてしまいました。そして終楽章のカデンツァ、そして終結に向けて昇華したような感覚を覚えました。とても感激しました。
シベリウスは、以前、1回聴いたことがあり、つかみどころのない曲という印象でしたが、その印象は変わりませんでした。
(群馬音楽センター)
○シベリウス 交響曲第5番
○シベリウス 「悲しいワルツ」(アンコール)
漆原朝子(Vn)、ジョセフ・ウォルフ/群馬交響楽団
漆原朝子さんを知ったのは、彼女が音楽コンクールに優勝し、東京文化会館でリサイタルを開いたときの演奏がFMで放送されたときです。迷いがなくとても思い切りが良い演奏に思えました。
その後、群馬交響楽団とラロのスペイン交響曲を競演するということで、聴きにいきました。以来、一時、群響とはほぼ毎年競演し、私も、それを楽しみに演奏会に行ったものでした。これまで群響との競演では、バルトークの1、2番、シベリウス、ブルッフの1番、バーバー、武満、プロコフィエフの2番、モーツァルトの5番を聴きました。
久しぶりの群響定期は、エルガーの曲でした。
初めて聴く曲なので、どんなものかと思いつつ聴き始めましたが、ヴァイオリンのソロが始まった途端、内省的で沁みいるような響きに心を持って行かれてしまいました。そして終楽章のカデンツァ、そして終結に向けて昇華したような感覚を覚えました。とても感激しました。
シベリウスは、以前、1回聴いたことがあり、つかみどころのない曲という印象でしたが、その印象は変わりませんでした。
(群馬音楽センター)