○マーラー 「花の章」
○R.シュトラウス オーボエ協奏曲
○マーラー 交響曲第5番第4楽章
○ドヴォルジャーク 交響曲第7番
○プロコフィエフ 交響曲第1番第3楽章から(アンコール)
インディアミューレ(Ob)、ヴィット/群馬交響楽団
「草津夏期国際アカデミー&フェスティバル」のプレコンサートとして開催されているサマーコンサートです。
オーボエ協奏曲は、第1楽章でのヴィオラのソロが印象に残りました。たとえが適切でないかも知れませんが、オーボエがソロを吹いているところにしつこくつきまとっているというような感じがしました。R.シュトラウスらしいというのか・・・
「アダージェット」だけでなく、やはり全曲を聴かなくでは・・・と隣に席に座られたご婦人が仰っていましたが、私もそう思いました。「花の章」もそうですが、やはり全曲聴かないと物足りないです。
ドヴォルジャークは、曲が始まってからしばらくの間の弦の合奏が、どこかギスギスしているように感じ、その後も?と感じるところもあって、ちょっともったいない感じがしました。3楽章は、スケルツォの最後のところのティンパニのリズムがともて目立って面白かったです。終楽章は、第1主題の提示後のテンポをクーベリックのように動かしていましたが、ちょっと不自然だったかもしれません。最後は、堂々と締めくくりました。
(群馬音楽センター)