○ドニゼッティ ランメルモールのルチアから第1部ルチアとエドカルドの二重唱
ケート(S)、シマンディ(T)、フリッチャイ/バイエルン国立歌劇場管弦楽団 1957年(ライヴ)
第1部の後半、泉のある庭園でのルチアとエドガルドの逢引きの場面。YouTubeに投稿されているもので、約11分の録音です。
フリッチャイは、このオペラを好んでいて、オペラハウスでは、セゲド、ブダペスト、ミュンヘンで上演、イスラエルでは演奏会形式で演奏したほか、RIAS交響楽団との放送録音もあります。
録音は、放送録音のほか、1946年5月5日、ブダペスト国立歌劇場での上演と、1956年12月21日、バイエルン国立歌劇場での新演出による初日の公演が残されているようですが、放送録音以外は、発売なりYouTubeなどで公開されてはいませんでした。
今回の録音は1957年としか表記されていないので、確かなことはわかりませんが、前年12月の上演時のキャストと同じなので、このときの録音という可能性もあるのではと思っています。
演奏は、放送録音と比べるとより劇的、情熱的なものではないかと思います。
部分的でなく全曲が公開されることを望んでやみません。