My Favorite

信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

今日聴いた曲

2014-04-30 21:58:14 | 他の音楽

○ドヴォルジャーク 弦楽五重奏曲第2番 1986~1987年

○ドヴォルジャーク テルツェット 1986~1987年

 アッカルド、バッチャー(Vn)、ホフマン(Va)、ウィリィ(Vc)、ペトラッチ(Cb)


弦楽五重奏曲は、先日のラ・フォル・ジュルネ新潟で、奥村愛さんらによって演奏された曲で、新世界とチェロ協奏曲の間に時間帯でしたので、聴くことができたことがあとで分かり、残念に思った曲です。おそらく滅多の演奏されることのない曲と思います。

そのような訳で久しぶりに聴きました。


この曲は、弦楽四重奏にコントラバスを加えた曲で、コントラバスが随所で重新の低い厚みのある音で下支えしているのが目立ちます。

作品番号は77となっていますが、これは、1887年の出版社のジムロックが旧作を続けて出版した際に付けられた番号で、もともとの作品番号は18で、交響曲でみると第4と第5の間に作曲されています。

1楽章は、重心が低い中で、快活がメロディが跳ねまわります。2楽章も同様で、聴きようによっては英雄的な雰囲気も感じられます。

3楽章は、どこかで聴いた曲のような気がしましたが、弦楽四重奏曲第9番の3楽章と似ていることがわかりました。

終楽章は、早めの曲で、1楽章の動機なども使われているようです。


テルツェットは、二つのヴァイオリンとヴィオラというめずらしい編成の曲で、当時、居候していた遠い親戚の大学生(ヴァイオリン)、その学生にヴァイオリンを教えていたプラハ国民劇場のヴァイオリン奏者、そしてドヴォルジャーク自身(ヴィオラ)の3人で演奏することを想定して作曲されました。ところが、素人である親戚には難しすぎたので、さらにもう1曲(ミニチュア)、作曲したという経緯もあります。作品番号は74で、第8交響曲K2年前に作曲されました。

Dvoraksquin2

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