○三善晃 弦の星たち
○グリエール ハープ協奏曲
○グリンカ ノクターン
○ドヴォルジャーク 交響曲第7番
水谷晃(Vn)、吉野直子(Hrp)、広上淳一/群馬交響楽団
ハープ協奏曲は、曲に出だしでまるで天女が舞い降りたような、そんな気分にさせられました。癖のないとても聴きやすい曲でした。
ドヴォルジャークの7番は、ティンパニが張りきっていました。やりすぎかなと思うようなところもありましたが、1楽章の展開部、2楽章の中間部での盛り上がるところでの迫力は我が意を得たという感じでした。また、終楽章第1主題での全合奏後の強打も強烈でした。
一方、ホルンは少し物足りなかったように感じます。1楽章の出だしではちょっと不安定な感じがしましたし、なんといっても終楽章が残念でした。提示部での第2主題の伴奏は弱々しかったし、再現部で弦とともに第2主題を奏するところも物足りなかったです。
明日は、同じ演目を桐生でやります。明日も聴きに行く予定です。
(群馬音楽センター)