○ベートーヴェン 「コリオラン」序曲 フルトヴェングラー/ベルリン・フィル 1943年6月30日(ライヴ)
○ベートーヴェン 「エグモント」序曲 フルトヴェングラー/ベルリン・フィル 1933年
コリオランは凄まじい演奏です。何度も叩きつけられる和音は力の限りを尽くし、地響きが鳴るようです。
一方、それと比べるとエグモントはなんとも平板に聴こえてしまいます。
この録音は、1997年、ドイツ・グラモフォン創立100年を記念して発売された87枚からなるコンプリート・ベートーヴェン・エディションのVol.20歴史的録音集に収められています。
これには、フリッチャイのピアノ協奏曲第3番、第7交響曲(ともにOIBP化)が収められており、そもそもそれが目的に購入したものです。先日紹介したクーレンカンプのクロイツェルも収められています。