My Favorite

信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

今日聴いた曲

2012-02-10 23:30:54 | フリッチャイ

○ブラームス 交響曲第1番 フリッチャイ/北ドイツ放送交響楽団 1958年2月2、3日(ライヴ)

○ブラームス ハンドンの主題による変奏曲 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1953年4月7日(放送)

○チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 メニュイン(Vn)、フリッチャイ/スイス音楽祭管弦楽団 1961年8月16日(ライヴ)


ブラ1は、驚嘆の演奏です。

キングインターナショナルの宣伝を借りれば、「フルトヴェングラーの新録音発見かと錯覚してしまう」ほど演奏です。例えば、出だしの1音は、まるでフルトヴェングーの1952年2月のベルリン・フィルのライヴを思わせます。

また、ティンパニ奏者は、1951年10月にフルトヴェングラーが客演した際の「クレージィ」な奏者とのことで、この演奏でも大暴れしています。特に終楽章の終わりはものすごいです。

1956年のスイス・ロマンドOの演奏と比べて、テンポが一段と遅く、より厚みと深みが増しています。テンポの動きもより大きく、まさに巨匠風の演奏です。

演奏時間 

1956年スイス・ロマンドO 〔13:21〕〔9:16〕〔4:43〕〔16:22〕

1958年北ドイツ放送SO 〔14:54〕〔9:55〕〔5:03〕〔17:29〕


ハイドン変奏曲は、1957年盤が大人しくと面白みに欠けていましたが、こちらの演奏は当然のことですが若々しく活気に満ちていて、好ましい演奏です。


チャイコフスキーは、1961年のルツェルン音楽祭の開場コンサートでの演奏です。この日は、他にコダーイの交響曲(初演)とベートーヴェンの第7交響曲が演奏されました。

1952年のモリートとのライヴのように極端なスリリングさはありませんが、力と情感のこもったスケールの大きい演奏です。メニュインは、ヴァイオリンはとても表情豊かで、楽想によってその表情が変わります。


(カップリングのモーツァルトのフルート&ハープ協奏曲は、1952年9月17日の演奏とありますが、これまで3月17日とされていた演奏と同じのようです。)

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コメント
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