ちょこっと碓氷峠にトライヴに行ってきました。
さすがに年末、ひっそりとしていました。といって無人ではなく、ぽつりぽつり人がいました。
碓氷湖の右上に旧碓氷線が通っています。今は、アプトの道として遊歩道になっていますが、さすがに旧国鉄最急こう配(15m進むごとに1m登る)、ぐんぐん登っているのが目で見てはっきりわかります。
めがね橋は、いつ見ても壮観です。
碓氷峠は、ラックレールを噛み合わせて登るアプト式による運転が行われていて、この橋梁上を列車が行き来していましたが、急こう配を登れ、特殊なブレーキを持った強力な機関車を製作、旧線の北側に新線(三番目の写真の奥にチラッと見えます)を建設して、アプト式によらない(すなわち普通の運転方法)運転を実現することができ、この線路は廃止されました。昭和38年のことです。