○バルトーク 弦・打・チェレスタのための音楽 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1952年10月14日(放送)
○バルトーク 舞踊組曲 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1953年6月10日(放送)
○バルトーク 弦楽のためのディベルティメント フリッチャイ/RIAS交響楽団 1952年2月11日(ライヴ)
フリッチャイ・コンダクツ・バルトーク・RIAS録音集の2枚目。
弦・チェレは完璧無比、鋭く集中力の高い隙のないスタジオ録音に比べ、マスタリングの関係もあるかもしれませんが、少し厚みがあり、また人間的な感じ、ときに芝居がかった表情付けも見られます。
舞踊組曲も同様ですが、スタジオ録音のように「決まった!」と爽快に思える部分が少ないように感じます。
ディベルティメントは、ケルン放送響とのライヴについても書きましたが、スタジオ録音に比べ、出だしが少し大人しい感じがします。ヒューストン響とのライヴも同様でしたので、こちらが普通なのかも知れません。