○マーラー 交響曲第2番「復活」 クーベリック/バイエルン放送交響楽団他 1969年2月27日~3月2日
マーラーの「復活」は今でこそ好きな曲ですが、最初から好きになれたというわけではありません。
最初に聴いたのは、もう30年くらい前でしょうか?出だしでいきなりコントラバスがグロテスクな旋律を暴力的に奏でるのについていけず、それ以降聴くのをやめてしまいました。
再び聴いたのは、シノポリが来日した際の演奏をテレビで見た時。このときは、コントラバスのあとの行進曲まで聴いて、ちょっと興味を惹かれましたが、このときはここまで。
全曲聴くようになったのは、バーンスタインの演奏をテレビで放送したのを録画したときです。
このときも終楽章までは聴けず途中で飽きてしまっていましたが、あるとき最後まで聴いて、終楽章の3部が始まるところで、ホルン、トランペット、フルートによるとても印象的な部分があることに気づきました。
トランペットが舞台裏から聴こえてくる様は、例えば、花火が次々に上がって光っては消え、光っては消えるのを繰り返しているような、また天上に竜がキラキラ光りながら昇っていくさまというか・・・とても感激的でした。
それ以来、全曲を聴くようになりました。
さて、クーベリックの演奏ですが、ことさら個性的というわけではありませんが、バイエルン放響の素晴らしい金管と相まって水準の高い演奏ではないかと思います。