○ウェーバー 「魔弾の射手」序曲
○ドヴォルジャーク チェロ協奏曲
○バッハ 無伴奏チェロ組曲第1番からサラバンド(アンコール)
○シューマン 交響曲第2番
○シューマン トロイメライ(アンコール)
ヴァルガ(Vc)、オクセンホファー/群馬交響楽団
例年開催されている草津国際音楽アカデミーの前夜祭。サマーコンサートと題されています。
一昨年まで群馬音楽センターで開催されていましたが、昨年、今年とみかほみらい館での開催になっています。
ドヴォルジャークの協奏曲は、曲の出だしのテンポがかなり遅く感じ、このままいくのかと思っていたら、いつのまにか普通のテンポに戻っていました。今日のホルンのトップは以前よく見かけたエキストラさんでしたが、第1楽章の第2主題が素晴らしかったです。また木管楽器の音色が澄んだ響きで弦楽器の奥から聴こえてくるのが印象的でした。
チェロは特に不満に感じることはありませんでしたが、もう少し力強さがあると良いと感じました。
シューマンの第2交響曲は滅多に聴きませんので、なんとも言えませんが、終楽章が活気に満ちていてとてもよかったです。さりげなく池田さんのヴィオラのソロもあったりしました。
2楽章は、どこかで聴いたことのあるような気がしましたが、ドヴォルジャークの作品51の弦楽四重奏曲の終楽章のテーマと似ていることに気付きました。
(藤岡市みかぼみらい館)