Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

Una foto di oggi No.10

2013-03-28 02:36:00 | ☆素敵なこと






     大好きな場所の「桜」はまだ5分咲き sakura



コメント (2)

トッレ アルジェンティーナ広場から☆ロザンナ先生と行くイタリア

2013-03-24 14:18:00 | ☆イタリア 記憶の風景


 さてさて久しぶりに”ロザンナ先生と行くイタリア”の続きです。
 季節は暑い暑い日がずっと続いた6月の末。

 ロザンナ先生のお誕生日をトラステヴェレのアパルタメントで二人だけで
 お祝いした次の日もローマの街歩きは続きます。
 何はともあれ、まずはトラムに乗って出発!

 着いたのはトッレ・アルジェンティーナ広場。( Largo di Torre Argentina )↑

 ローマ時代の神殿の遺跡があり、
 カエサルが暗殺された場所としてでも知られていますが、
 この広場には猫のコロニー (Torre Argentina Cat Sanctuary)があり、
 実にたくさんのネコちゃんたちが保護されているのです。
 ネコ大好きのロザンナ先生と朝一番に訪れました。



 元気なグループは広場にいて遊んでいますが、けがをしていたり、
 病気や高齢で弱っているグループは中の施設で心やさしい人たちに
 見守られて生活しています。
 ↑は 最年長のネコちゃん。
 名前は「オッキオーネ」(大きい目をしているからだそうです)

 animal2catcat2cat3


 
 そしてここからは また私たちのインディージョーンズ歩きが始まります。
 目指すはナヴォーナ広場方面。




 ↑不思議な場所に出ました。
  ナヴォーナ広場に近いというのにとても静かな一角にある
 ピッロ宮(Palazzo di Pirro)。
 現在はマッシモ アッレ コロンネ宮 (Palazzo Massimo alle Colonne) の一部になっています。
 
 元々は劇場があったそうで、その跡から写真の柱(colonna)が発見されました。
 建物の名前、ピッロはそこで掘り出されたマルスの彫像を3世紀にローマと戦った
 エピロの王様ピッロだとしてつけられたのだとか。

 今あるのは火事や戦争で損傷した後、1530年に建て直されたもの。
 建て直されたといってもずいぶん古いものですよね。

 
 
 


 建物をよく見ると、モノクロのフレスコ画が見えます。
 これはダニエレ・ダ・ヴォルテッラ(Daniele da Vortella)の作品だそう。
 この画家はミケランジェロとも親交が深かったのですが、
 ミケランジェロの死後、彼の作 システィーナ礼拝堂の「最後の審判」に
 手を加えて下半身を隠す仕事を受け「ズボン作り」(Il Braghettone)のあだ名が
 つきました。
 建物の中にも彼の作品があるそうです。

 この記事を書くにあたっていくつかのサイトを参照し、いろんなことがわかりました。
 旅をおさらいしながら、こんな風に刺激を受けると
 またローマに行きたくなるんですよね~。


 
 

 
 
 


コメント

みがきにしんの煮つけ

2013-03-21 17:45:00 | ☆ばんごはん





 冷凍の「ソフト身欠きにしん」を解凍して作りました。
 「身欠きにしん」の入っていた袋に書いてあるとおりに作ったら
 おいしくできたのでご紹介します。
 晩ごはんの一品にどうぞ!

 fish  fish  fish  fish   fish    fish  fish  fish

 「材料」
 ソフトみがきにしん:2本、お茶葉(緑茶。玄米茶、ウーロン茶でも可)
 煮付け用調味液(水:大匙4、砂糖:大匙1、酒:大匙1.5、しょう油:大匙1.5)
 *調味液はお好みに応じて、分量を変えてください。
 *お好みにより山菜やごぼう等の野菜を一緒に煮付けていただくとよりおいしく
 お召し上がりいただけます。

 「作り方」
 ①にしんを解凍し、2~3等分にして湯通しする。
 ②鍋ににしんとにしんが浸る程度の水を入れて、10分くらい煮て臭みを抜きます。
 ③お茶葉とお湯を捨て、調味液を加えて弱火で煮ます。
 ④調味液が3分目くらいになるまで煮詰め、味が十分に染みたら出来上がりです。

 以上が 丸写しのレシピ。

 ちなみに私が作ったのはすべて倍の量です。
 お茶葉は玄米茶をお茶パックに入れて使用。
 ごぼうもいっしょに煮ました。

 余談ですが、器は祖母が日常使っていたものです。
 昭和初期くらいの器ですが、いまだ現役。
 器ってすごい!


コメント

星のや京都に泊まる☆くつろぎの宿

2013-03-17 23:46:00 | ☆素敵なこと


 前回の続きになりますが・・・
 ダイニング棟のレストランでいただいた夕食の写真をどうぞ。
 (照明が暗く、ボケちゃったお料理は掲載をあきらめたので、
  品数はもっとあります。とにかく満腹~)

 

















 ネットの割引プランだったし、期待しないでおこう、という気持ちが
 正直 心にあったのですが、いや この日のディナーは美味しゅうございました。
 日本料理なのにワインにもぴったりのお味。
 大満足でお部屋に帰ってみると、夜の支度ができていて
 ハーブティーのセットが置いてありました。↓
 





 そして 翌朝。


 


  お部屋で朝ごはんです。
  天気予報は曇りのち晴れだというのに、外は雪。
  舞い散る白い雪は、あと1か月先には桜吹雪になるのですね。


  


  メインは「朝鍋」。
  お豆腐は有名な 「森嘉」(もりか)さん
  
  夕食をお腹いっぱい食べたのに、朝ごはんもちゃんと食べられるのは
  「旅」だからでしょうか?
  (スタッフはごはん多目に入れてあります、と言ってたけど
   実はもうちょっと欲しかったくらい、米粒一粒も残さず平らげました。)



  朝ごはんのあともゆっくりしてチェックアウト。
  
  また船に乗って、嵐山に戻ります。
  見送りのスタッフは姿が見えなくなるまで、
  手を振り 頭を深く下げていました。

  小さな動作ひとつにも「もてなし」と「くつろぎ」を感じさせてくれる、
  「星のや 京都」でした。





 
  
コメント

星のや京都に泊まる☆もてなしの宿

2013-03-12 01:13:00 | ☆素敵なこと


 3月のはじめ、まだ冬なのか もう春なのか 
 人も自然も迷っているような不確かな季節の週末、
 ネットでお安く泊まれるプランをみつけ、
 あこがれの「星のや京都」に行ってきました。
 (イタリアと同じく3年ぶりのダンナとの国内旅行。ま、1泊ですが・・・)

 天気予報は午後から大雨。
 いつものカメラはあきらめて、今回はすべてIphoneで撮ることにしました。

 ↑ここ嵐山から小舟で「星のや」へ向かいますが、


  



  チェックインタイムには早すぎた到着になり(船も出ず)、
  しばし桟橋近くの待合で過ごしました。
  が、すでに ここから優雅なもてなしがはじまります。
  (お茶、お菓子のサービスなど)

  あれあれ、心配していた雨がポツポツ降り始めましたが
  入口にある大きな傘を借りてチェックインタイムまで
  1時間ほど散歩にでかけます。
  



  



  待合付近から「鍍月橋」が見えます。
  あと1か月で桜が咲くのですね。



  おお 懐かしい!
  かわいい てるてる坊主をみつけました。



 1時間後・・・

 「星のや」の船です。
 これに乗って上流にあるホテルまで。
 15分くらいの船旅です。



 これは「湯たんぽ」。
 船に乗ると、ひざ掛けがあり、さらに湯たんぽを持ってきてくださいます。
 預けていた荷物はすでに船に乗っていました。
 もてなされている気分上々です。



 上流の桟橋にはお迎えのスタッフが傘を広げて待っていました。
 本降りになってきたので、写真は撮れず。
 階段を少し上ると、歓迎の優雅な演奏。
 晴れていたら演奏を聴きながら、水辺の椅子に座ったりできるのでしょうね。

  ↑ で、いきなり部屋の写真です。
 スタッフによるお茶と御饅頭のサービス。
 これって和風旅館の大好きなところです。

 全室リバービューの「星のや」。
 春には窓から桜を愛でることができます。sakura
 今日は雨の音を聞きながら特大ソファにお茶セットを運びました。
 保津川下りの船を見たり、トロッコ列車を撮影したり。




 トロッコ列車は眺めの良いところで一時停車しますが、
 ここもそのひとつのようで、対岸からフラッシュの光が多数見えました。
 お互い撮りあいっこって感じです。(笑)
(↑は翌日撮影したもの。)
 

 


 清潔感漂うベッドは舞台のような木製の台の上に並んでいます。
 水のペットボトルが置かれていてうれしい・・・




 そうそう。部屋にはテレビがありません。
 朝まで熟睡できたのは、そのおかげかも・・・

 

 ちなみにお風呂は温泉ではありませんが、ヒノキ風呂。
 天然ハーブの入浴剤のほかに、果物の「きんかん」が添えてあり、
 湯船に浮かべてください、とのことでした。
 タオルが気持ちいいな、と思ったら「今治製」でした。
 日本のいいものが、がんばっていると嬉しくなります。
 

 



 部屋にある「くつろぎ着」に着替え、夕食は別棟のダイニング棟へ行きます。
 その前に奥にある小さな「奥の庭」をちょっと見。



 



 傘をさしてダイニング棟へ。
 「水の庭」にも雨が降り注ぎます。
 奥の右手がダイニング棟、昔のままの外観で、やや急な階段を上がると
 落ち着いた個室風の仕切りになっています。
 私たちは窓際のテーブル。
 雨だし、暗いけれど ていねいに運ばれてくるお料理に感動しながら
 ゆっくり たっぷりいただきました。
 我が家では10分くらいで「ごちそうさま」になる早食い夫婦なのですが。


 今日は長いので、ここから先は次回にします。
 イタリアも大好きですが、わが日本はもっと好き!というか
 「やっぱりいいよねえ」と再認識させられる「星のや」です。












































 
コメント