Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

さあ!私は在庫整理ウイークへ

2020-04-26 23:16:00 | ☆暮らし





夜になったら 灯をともす習慣続いています。

↑はダイニングのテーブル。
電池だけど、キャンドルが揺らいでいるように見えるキャンドル「ルミナラ」をおいています。

壁の額絵は昨年ローマのパンテオンそばのポスター屋さんで買いました。

あれからもうすぐ1年、

嘘みたいな時間が世界中を流れて行っているようです。


さて、

ステイホーム週間が始まりました。

元々、家にいるのが苦にならない私は、だいぶ前からほとんど家にいます。

日常の買い物はネットで届くようにし、

足りないものは

家族のうち1人が代表でさっと買い物に行ってくれるようにもなりました。

ところが、この際だからと、

ストックしてある乾物やパスタの棚を点検してみると、

びっくり!

賞味期限が切れているものをたくさん発見してしまいました!

冷蔵庫の中の物に関しては、

開けるたびに期限を気にしていたのに、

長期保存ものはついつい見逃していたようです。



ほらほら、このポルチーニ茸。

昨年のイタリア、ピエンツァで買ったものですが、

賞味期限が切れたところでした。

そのほか、パスタや、豆の水煮、乾物など、出てくるわ出てくるわ。

なので、

責任持って食べることにします。

私のステイホーム週間は、在庫整理週間。





↑ ポルチーニ茸を買ったのは、ピエンツァのこの通り。

昨日、検索して見たら、

街はやっぱりひっそりとしていて、みんながマスクをしていました。


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自粛生活の中で始めたこと

2020-04-14 01:19:00 | ☆暮らし



国からの緊急事態宣言が出る前から 少しずつ

stare a casa スターレ ア カーザ(イタリア語で、家にいる)

している私です。

ふと気がついたのですが、

最近毎日している気持ちいいことが二つあります。

その一つが、

夜、今までとは違う「灯」をつけていることです。

↑の写真のランプがそれ。 鈍くオレンジ色に光ります。

この度、寝室からリビングダイニングへ引っ越してきました。

それから写真はないのですが、

テーブルの上には電池で揺らぐキャンドルを灯しています。

本物のキャンドルではないのに、「揺らいでいる」ことが

私にはとても大事なことなのです。

この二つの灯の元で、ご飯を食べると、

なぜかなんでも美味しく感じられるような・・・・

そんな気がするのです。


それからもう一つしている気持ちいいことは・・・




ジャーン!

布団乾燥機です。

我が家はシングルベッドを二つ並べていますが、

それぞれ15分ずつ、毎朝乾燥させています。

布団の中にホースを突っ込み、

さらに温風の通りが良くなるように小さな椅子を入れて、

枕も立てて見ました。

すると、枕も湿気がなくて 夜、気持ちよく眠れるのです。


あるブロガーさんが毎朝布団乾燥をしていることを知ってはいましたが、

なんだか面倒くさいし、私には無理かなと思って

時々ガンガン、ダニモードで乾燥するだけでした。

でもでも、毎日の気持ち良さが癖になってしまったようで、

面倒くさいなんてとんでもございません、

喜んでさせていただきます、と思うようになりました。

二つの気持ちいいこと、

時間がたっぷりあるからこそ、

気が付いたのかもしれません。

























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志村けんさんを偲んで 人間観察力

2020-04-01 03:42:00 | ☆ノンジャンル



春はいつものように来るのに、

人間界ではコロナで信じられない状態になっています。


偉大なるコメディアンの志村けんさんが

亡くなられました。

どれだけ多くの人が彼の笑いを楽しんだことか、

私も、私の家族も

いっぱい笑いました。

みんなで笑いながらも、

「こんな人いるいる!」

「よく観てるよね。」

とか、言って感心したものでした。

それは、芸者さんだったり、おばあさんだったり、

お寿司屋さんだったり。。。



その中で、私の実体験とそっくりだったのが、

「酔っ払いのおじさん」です。


息子がまだ小学生だった頃のこと、

一緒に出かけていて、駅に着いたのが夜になり、

かなり混んだ電車に乗ったときのことです。

幸い、座席に座ることができてホッとしていたとき、

私たちの前に1人のサラリーマン風の「よっぱらい」が来たのです。

鼻がやたら赤くて、シャツはズボンからちょっとはみ出て、

そのズボンはちょっと濡れてて、

つり革を持ちながらも1人だけ大きくゆらゆら揺れてて。。。


まるでテレビで見た酔っ払いを演じる志村さんとそっくり!

時々、大きく揺れながら「オエ!」とか言って、

私たちの方に傾いて来るのです。

それもテレビとそっくり!

なんとかこの場を離れたい私は、

「あの~、ご気分が悪いようでしたらお座りになりませんか?」と、

息子と共に半分立ちかけながら、酔っ払いさんに声をかけました。

そしたら、彼はちょっとシャキっとなって、

でも呂律の回らない声で、

「いやいや、大丈夫ですよ。

(息子に)ボクちゃん、優しいお母ちゃんでよかったねえ、ヒック!

オエ!」と、ますます体はゆらゆら揺れて、

立っているのに半分寝ているみたいでした。



そのときの私と息子はガッチガチに固まって、

目の前の酔っ払いが、どうか倒れて来ないように、

早く降りる駅に着きますようにと念じていたのを思い出します。

遠い昔の、コントみたいな本当の話ですが、

あれから思い出すたびに笑ってしまいます。

今では、目の前にいた酔っ払いさんの顔は

完全に志村さんになっていますが。。。


志村けんさん、

たくさんの笑いをありがとうございました。

個人的には 柄本明さんとの芸者さんのコントが大好きです。

きっと あんな芸者さんも実際にいたんでしょうね。



















 
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