Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

フライパンで作る我が家の夏カレー

2009-08-27 23:15:00 | ☆ばんごはん


 ジャガイモたっぷりのビーフカレーも大好きですが、
 この夏何回も我が家の食卓に登場したのが↑の写真のカレーです。

 フライパンでちゃっちゃと作り、次の日に残らない量にしています。
 
 何度作っても同じものにはならず、でも家族には大好評な私流の作り方は:

 オリーブオイルでにんにくのみじん切りをいため、カレーにあいそうな
 野菜と鶏肉を炒めます。
 カレー粉をまぶすように入れて、あとはブイヨン、ロリエ、カイエンペッパー、
 場合によってはトマトの缶詰もいれて味をみながら煮込みます。
 最後のほうで市販のカレールーをひとかけら入れ、オレガノで仕上げの味付け。

 野菜は大きさをそろえ、煮込みにくいものから炒めていくこと。
 家庭菜園のミニトマトや、ナス、セロリ、思いつきでなんでも煮込んでしまいます。
 今日はかぼちゃも入っているので、レーズンもいれてみました。
 豆の缶詰も、ミックスベジタブルも、エリンギもいいかも。

 カレー粉で作る野菜中心のカレーだから、さっぱりしていて胃にやさしいんです。
 フルーツのヨーグルトサラダをお供にどうぞ。

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トスカーナの旅 グレーベ・イン・キャンティーへ

2009-08-27 01:14:00 | ☆イタリア 記憶の風景


 わ~お!
 「トスカーナ食べまくりの旅」の最新の記事はいつだったかと調べたら、
 なんと5月の末でした。
 これには怠け者の私もびっくりです。
 薄れ行く記憶の中にタイムスリップしてみると、あら不思議!
 あの秋の風景が次々と浮かんでくるものですね。

 では続きです。

 ↑はグレーベ・イン・キャンティー Greve in Chianti。
 フィレンツェから一番近いキャンティーの街です。

 お昼をゆっくりいただいて、こちらに着いたのは夕方近く。
 扇を少し開いたような広場を持つ街は、ネットで前もってみていたのですが、
 思ったよりこじんまりしていました。

 でもここには有名なサラミ屋さんがあるんです。




 ↑の写真がそのサラミ屋さん。
 ファロルニ Antica Macelleria Falorni。
 1800年代の末から続いている伝統あるサラミ屋さんです。
 我々の食いしん坊ツアーはここでしばしのお買い物タイム。



 



 ポルティコにはちょっと目つきの悪いブタさんの看板、店先には
 いつサラミになってしまったのでしょうか、剥製のイノシシくんに迎えられ
 入ってみると、お腹がいっぱいの我が身には敏感に感じてしまう
 独特の匂いが漂ってきます。

 「Che buon profumo!」(いい匂い~)とはちょっと言えないなあ。
 あ、外国人にはいいのかも・・・
 私は途中から、鼻で呼吸するのをやめて、サラミを購入。
 早めに店を出て深呼吸をしたのでした。

 ここは お腹をすかせてくるべきかも・・・



 ↑ そして、店先でまたこんな看板をみつけました。

 「Io aspetto qui」(僕はここで待ってるよ)

 お行儀のいいワンちゃんはここで待つことになっているのですね。
 あの匂いは表までこないのかしら?
 もし連れて入ったらエライことになるかもですよ、ワン!dog1dog3

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ドロミティに行きたい

2009-08-25 01:23:00 | ☆イタリア 記憶の風景


  残暑お見舞い申し上げます。暑いですね~

 と、例年なら言葉が続くところ、ここ最近の朝夕の涼しさときたら、
 なんだか秋の気配を感じてしまいますよね。

 ↑の写真は去年の六月に訪れた北イタリアのボルツァーノでの一枚です。
 真夏のような暑さが毎日続き、一日に一回は必ず夕立のような雨が降りました。

 空にはあちこちで入道雲が生まれ、白い姿を天に向かって伸ばすのですが、
 その横を雲に立ち向かうかのように飛び立った飛行機がありました。

 そして太陽はすべてのものを、その強烈な光で包み込むのです。
 その瞬間をダンナと二人、きれいだね、と感じてシャッターを押したことを
 今思い出しています。


 


 ↑はボルツァーノから山の上の街ソプラボルツァーノに向かうバスの中から見た
 ドロミティーの山々です。
 恐ろしいくらいの存在感で、ここには神がいるぞ、といわれればうなづけるような
 その姿。
 バスがカーブを曲がるたびにその印象は刻々と変わるのですが・・・
 一年たっても、もう一度あの山に会いたいという想いは変わりません。
 それに、私にはある未練がたっぷりあるのです。

 次に行くときはあのとき架け替え中で乗れなかったロープウェイに乗り、
 それにあわせて運休していたレノン鉄道にも絶対乗るんだから・・・

 という、とほほの想い。
 夜風が思い出せたのかもしれませんね。
 
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映画「湖のほとりで」を見ました。

2009-08-23 00:05:00 | ☆イタリア 記憶の風景


 混んでいる状態をあまり知らない座席数の少ない「テアトル梅田」で
 その回は立ち見がでるほどのにぎわい。

 今年になって見たイタリア関連映画「天使と悪魔」「アマルフィ」が
 娯楽映画だとしたら、明らかに別物の映画ですね。
 
 原題は 「La ragazza del lago」 (湖の少女)  。 

 サスペンスのような、でもその中に人が抱える誰にもいえない悩み、苦しみが
 織り交ざってストーリーが展開していきます。

 「息子の部屋」「家の鍵」「輝ける青春」もそうでしたが、
 映画は終わってもまだ続きがあるような、というか
 その先は自分で考えてちょうだい・・・と宿題をもらったような気になってしまう
 タイプのイタリア映画です。

 またひとつお気に入りの映画が増えました。
 
 
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私の電子辞書

2009-08-15 23:26:00 | ☆イタリア 記憶の風景


 Accidenti!(アッチデンティ!)

 イタリア語で「何てこったい!」「困った!」等等、他にも意味はあるのですが、
 まさに先日おこった出来事がこの言葉にぴったり。
 それは電子辞書のフリーズ。

 まあ、長年酷使していたというか、愛用していたというか
 レッスンに行くときも、イタリアへの旅にも持ち歩き、
 お菓子のくずもたまにはポロポロこぼれるくらい
 テーブルの上のお供だった私の大事な電子辞書。

 あらゆるボタンを押しても、電池を換えても、リセットしても、
 ちょっと乱暴に叩いてみても動きません。

 「修理か、新品を買うか?」で、何日か迷った末、
 電子辞書のメーカーへ電話すると、部品交換は可能だけれど
 けっこうな部品代がいるようでした。

 また何日か迷い、ある日ダンナと電子辞書の売場を見に行きました。
 おお!なんとたくさんの辞書。
 何年かたっていろんな機能が増え、充実していました。
 パンフレットをもらい、説明してもらってまだ検討しようとしていたら
 ダンナの一声。
 「すぐいるんやろ?買えば?」

 で、買ったのが↑のセイコー「SR-G6100」。
 これに「イタリア語」のカードをプラス。
 前にはなかった動詞の変化表もついていてうれしい!
 そして魅力的なパソコンと連結しての貼り付け機能。

 Rome
 ◇Domani andremo a Roma.
 We’re going to Rome tomorrow.

 ↑ 例えばこんな風に使えるようです。

 小さな機械でも数年でこんなに進歩しているのですから
 人類の未来は明るいかもしれません。
 でも昔からある紙の辞書は、フリーズすることもなく、電池もいらず。
 電子辞書が使えない何日かは、また引っ張り出して使っていました。
 サイトの左の小さい写真(ゆずが乗っかっています)がそれ。

 そういえば、小ぶりなこの辞書をコートのポケットに入れて
 独学時代にイタリアの旅に持って行ったものです。

 あれから何冊か辞書を買い、目的に応じて使っています。
 分厚い「伊伊辞典」もたまには出番があり、手放せません。

 よく学び(これは怪しい)、そしてよく忘れる(これは正しい)今日この頃、
 新しい電子辞書は、また私に酷使されるでしょう。

 できるだけがんばって働いてね。

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