☆ Orta湖畔散歩

　


1泊だけのオルタ湖。

　私たちの部屋は　湖に面していて

　テラスからは湖に浮かぶサン　ジュリオ島が　すぐそこにあるように

　見えました。

　ここでじっと湖を眺めているのもいいけれど、

　明日はここを発たなければならないし、お腹もすいてきたので

　湖畔に出てみることにしました。

　↑　ホテルのすぐ近くにあるOratorio　di　San　Rocco　

　ここから船着き場のあるMotta　広場まで　小径が続きます。


　

　↑　Motta広場にある建物。

　　街の公共施設になっています。

　↑　静かな湖畔のレストランでのランチを選びました。

　↑　広場から急な坂を上り詰めたところにあるSanta　Maria　Assunta　教会。

　　　

　↑この坂から湖を見下ろすとこの景色！


　　うーむ、絵を描くなら絶対ここだな～。

　　と、描けないくせにそう思うのでした。


　次回は湖にある島に船で向かいます。





　　

☆さて、駅からは・・・

　1泊だけの旅、続きのお話です。

　無人駅のOrta　Miasino、

　駅前は↑のようにがら～んとしています。

　ホームで到着記念の写真などを撮っていた我々、

　少し出遅れたのでしょうか？

　タクシーもいないし、乗り場もなさそうです。

　↑　　そんなときは、よかった～　あった！

　頼りになる「BAR」バールへ直行！

　たとえ無人駅でもたいていはある（と思う）我らの味方です。

　店主にホテルまでのタクシーをお願いし、

　みんなでカフェタイムをして待っていると、

　大型の車がやってきました。

　店主曰く、タクシーだそうです。

　「こんにちは、どこのホテルまで？」

　「サン　ロッコまでお願いします。」

　「ありゃりゃ、サンロッコならこの車じゃ大きすぎて入れないよ。

　　ok、今　息子を呼ぶよ。ハンサムなんだぜ。」

　そう言ったフレンドリーなパパタクシー運転手さん、

　すっごく日焼けしていて、背は高くはないけれど、

　やっぱりシャツは第2ボタンまで開け、

　胸には金色に光るペンダント。

　いかにもイタリア男って感じのパパですが、

　（個人的意見では）決してハンサムとは言えないかも・・・

　でも、ひょっとしたらハンサムな息子タクシーが来るのかしらん、

　と、期待していると、

　「来た来た、あれが俺の息子○○○だよ。

　　な、ハンサムだろ？俺とそっくり。」

　少し小さめの車が到着しました。

　パパタクシーに見送られて、私たちは息子タクシーに乗りました。

　が、

　パパが松崎しげる色なのに、息子さんはすごい色白。

　家でずっとパソコンでもして一歩も動いてないのでは？

　と思うほどでした。

　おまけに無口。

　パパタクシー、冗談言ったのかな。

　でも、息子タクシーにそそぐ愛情あふれた眼差し、私　見てました。

　親ですね。

　車はいくつかの難しいカーブを曲がり、

　オルタ湖畔にあるホテル　サン　ロッコに到着しました。↑

　オルタ湖は　基本、車の乗り入れ禁止だそうです。

　いよいよ充実した1泊だけの旅が始まります。

　

　

　

　

　

　

　

　

☆1泊だけの旅の始まり TorinoからOrtaへ

　去年の旅ではトリノに4泊しました。

　↑は　泊まったホテル、「グランドホテル　Sitea」。

　
　チェントロにあって、どこに行くのも便利なホテルでした。

　当初のプランでは、トリノに大きな荷物を置いて

　アルバで1泊して贅沢にトリュフなんぞ食べてみようか！・・・

　の、はずでしたが、

　オルタ湖に行くプランが急浮上したことで、

　トリノから二泊はスーツケースを持って移動することになってしまいました。

　心配なのは乗り継ぎ時間。

　乗り継ぎ駅のNovaraでは8分しかないのです。

　イタリアですもの、その心配は現実になり、電車は遅れ、乗り継ぎはたったの3分。

　しかもホームを降りて別のホームに行かなければならないし、

　エレベーターを見つけたけれど、また定員オーバーだったら困るから、

　私はスーツケースごと転がるように階段を駆け下りました。

　こんな時に出る力はなんなんでしょうね。

　幸いなことに乗継の電車は待っていました。

　ありがとう、間にあったわ～、と　慌てて乗り込んだら

　「トラブルで20分遅れて出発します。」

　とのアナウンス。

　待ってくれていたのではなかったようです。

　

　

　


　Novaraからはローカル線。

　めざすオルタ湖へは　↑のOrta　Miasino　オルタ　ミアジーノで下車します。

　なんと、ここは無人駅。

　タクシー乗り場は？

　・・・ありません。



　長くなったので　続きは次回に。