Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

ウルビーノ満喫☆ウルビーノのあれこれ

2008-11-30 18:50:39 | ☆イタリア 記憶の風景


 坂の街「ウルビーノ」をご紹介してどれだけ時間が経ったことか・・・
 とうとう昨年の旅の時期よりうんと遅れてしまいました。
 でも、心に残った景色がまだまだあるんですよ。
 その中からピックアップしてウルビーノを旅立ちたいと思います。

 ↑の写真はレプッブリカ広場近く。お気に入りの写真です。



 ↑ ウルビーノの坂はハンパじゃない急傾斜です。
 その坂道すべてに手すりがついているわけではありません。
 それでは手すりは誰がつけるのか、これも我々の間でよく話題になりました。
 こちらの美しい手すり、珍しいのでは?
 ドアとおそろいでしょうか。



 ↑ 大学の近くの坂道。
 この辺りに手すりは見当たりませんでした。
 若い人は転ばないからかな?



 ↑ 大学近くの映画館。
 「レミーのレストラン」を上映中のようでした。
 中に入って見たかったな・・・(映画じゃなく映画館が見たかった。)



 ↑ 修復途中のサンタ・キアラ教会の庭から見えたのは
 サン・ベルナルディーノ教会。緑に囲まれた美しい教会です。


 


 ↑サンタ・キアラ教会のむかいの建物の塀にはめ込まれた紋章?は
 13世紀の古い祈祷堂「オラトリオ ディ サンタ・クローチェ」のもの。
 ちょっと怖いけれど、マンガチックでもありますよね。
 こういうオラトリオがウルビーノには沢山あるようです。

 こういうのも「サイン」のひとつだとしたら、



 ↑ レプッブリカ広場近くのFarmacia(薬局)の看板も素敵でした。

 そして一番素敵なサインだと思ったのは



 ↑ 私たちが泊まったホテル「サン・ドメニコ」のもの。
 

 二泊目の夜、嵐のような突然の雷雨がありました。 
 石畳や石の建物を走るように雷鳴は響き渡り、雨が小降りになると
 濡れた石畳の坂を霧が覆うのです。
 ホテルの前はまるでオペラの一シーンのようでした。


 


 ↑ 雨はまだ降り続いていて
 あまり遠くには食事に行きたくなかったので、
 ホテルの人に教えてもらったすぐ近くのトッラトリアレオーネで晩御飯です。

 おいしかった「フレッシュサラミとソフトチーズ」。
 レモンクリームでいただきました。
 そのまま選んだ料理にしておけば良かったものを、
 「チーズが好きならぜひ食べてみて」と言われ、「それなら」と注文して
 やってきたのは どか~んと大きいチーズでした。
 「そんなに大きくないですよ」と聞いたはずでしたが(汗)、
 食べきれず、次の料理には辿りつけず満腹になってしまいました。
 失敗、失敗。
 
 ウルビーノを満喫した私と相棒、次はフィレンツェに向かいます。


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京都☆紅葉の真如堂と御所雲月

2008-11-23 16:48:42 | ☆レストラン


 日本の秋っていいですね。
 お昼ごはんの前に行ってみた「真如堂」は紅葉の中にありました。



 今年は雨が少なかったせいで、色づきが最高ではないようですが、
 それでも見事。
 おなじみの「真如堂」と書かれた本堂横の堤燈と紅葉。
 これは昔から変わりませんね。






 木漏れ日がさす境内。



 本堂奥には東山を借景にした枯山水の庭園「涅槃の庭」があります。



 真如堂近くの光明寺の山門でいい感じの後姿をみつけました。
 



 ↑さてしばしの散歩でお腹も空いてきたところで、御所の東にある「御所雲月」
 へお昼ご飯にむかいます。
 写真は後ろ合わせのようになっている「御所雲月」ですが、私たちは「北店」でいた だきました。ほんと、すぐ近くなんですよ。



















 締めは名物のわらびもち。
 一品一品 運んでくださるお料理を掘りごたつでいただく幸せ。
 いつも運んでばかりいる主婦にとっては至福のひとときです。
 これで3000円ってリーズナブル!
 最初に出てくる細い昆布は「小松こんぶ」。
 おいしかったので袋入り(600円)を家用に買いました。(やっぱり主婦)
 白いごはんにぴったりです。

 「御所雲月」 電話(075)223-5087

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京都 ☆リストランテフクムラ

2008-11-16 01:34:04 | ☆レストラン


 今年が「源氏物語千年紀」だと知ったのは秋のはじめ、という遅れてる私。
 11月16日が最終日となる「源氏物語の世界」展へ行ってきました。
 
 京都文化博物館の別館になる「旧日本銀行京都支店」ではステンドグラスの
 発表会が催されていました。
 こんな素敵な背景の中で展示される作品は幸せ。↑


 ↑ 京都はぶらぶら街歩きが楽しいですね。
   老舗のお菓子屋さん。

 さて、その帰り道、道を間違えて駅まで歩くことになったおかげで
 ず~っと昔から行ってみたかったのに行けなかった(探せなかった)
 リストランテフクムラをみつけました。

 その日、二階は貸切で、予約なしの私たちは1階のカウンターでした。
 セミオープンキッチンを眺めながら、いただいたお料理は
 人気をずっと支えてきた理由がわかる、納得のお味。

 「久しぶりにおいしいイタリアンを食べた気がするなあ」とダンナ。
 今度は予約してこようね。
 でもカウンターがやっぱりいいかも・・・と私たち。
 並んで食べるカウンターが結構好きなんですよ。


 


 ↑ その日のおすすめ前菜の盛り合わせ。
   新鮮でした!



 ↑ゴルゴンゾーラのスープパスタ。
  この次も食べたい味。



 ↑海の幸のスパゲッティー。
  ダンナがオーダー、大満足でした。



 ↑アクアパッツァ。
  残りのスープもいただいてしまいました。



 ↑ドルチェは洋酒入りケーキ。
  甘くても平気な心地よさ。
  実はパンもおいしく3回おかわりしてしまいました。
  もう満腹です。

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月曜日の夕焼け

2008-11-13 00:40:50 | ☆素敵なこと


 私の周りで話題になっているのが月曜日の夕焼けです。

 近頃、暗くなるのが早いなあと思っていたのですが、その日は別。
 家にいて、窓の外が西も東もピンク色に染まっているのに気がつきました。

 


 ダッシュで屋上に駆け上がり、携帯で撮った写真をご覧ください。
 空の一部ではなく全体が夕陽に染まっているんです。
 こんな夕焼けはめったとお目にかかれません。



 ほんのひとときの空のショーに居合わせた幸せ。
 私は最後の写真を携帯の待ちうけにしました。
 
 帰宅したダンナも帰り道に見たそう。
 翌日のラジオでも話題だったとか。
 空っていいですね。

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ウルビーノ ☆そうだったんだ~の写真

2008-11-10 00:12:55 | ☆イタリア 記憶の風景


 記事をアップするのによく撮れた写真を使いたくて
 ボツにしていた写真の中に大切なものを見つけました。
 ↑の写真がそれ。
 前回ご紹介した サンジョバンニ祈祷堂です。
 コメントをいただいて、私の中で一年前の記憶のアルバムの1ページが
 開いたのです。
 たしか、天井は木でできていて船の底のようだった・・・と。
 で、調べてみると、なんと本当に船の底板でできていると記されていました。
 今頃になって「わあ、そうだったんだ!」というわけです。

 それからもうひとつ。



 ↑こちらはもうひとつのオラトリオ、サン・ジュゼッペ祈祷堂にあった
  プレゼーピオ。
  真っ白な漆喰でできているのですが、これも1500年代の半ばのもの。
  あまりにもきれいなので、つい最近のものかと思っていました。
  これも今頃になってわかったことです。
  
  ブログのおかげで記憶を辿りながら、もう一度旅をしている私です。

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