Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

☆Veneziaからブレンタ川クルーズ

2019-07-26 23:56:00 | ☆イタリア 記憶の風景



Venezia最終日、気持ちよく晴れました。

イタリアはこんな天気が良く似合うと思います。

朝、リアルトからバポレットに乗って、サンザッカリーアヘ。

そこからパドヴァに向かって運河を船で遡って行くツアーの始まりです。

実はこのコースの真逆、つまりパドヴァから乗船して、
Veneziaの海へ抜けるルートを
2013年に私はすでに体験していました。

3つのvillaを見学し、ランチの時間も含め、
なんと10時間というゆっくり船旅。

小さな運河から大きな川へ、
そしてまた流れの緩い運河へ、
いくつかの堰や橋を越え、
終点は海に浮かんでいるようなVeneziaです。

忘れられない楽しい一日でした。



今日はそのVeneziaの海からスタート!




 
↑ サンジョルジョ マッジョーレ教会。

 バポレットより少し高い位置からの目線で見る景色は新鮮です。

 


前回と違ったのは「天気」でした。

ありがたいほどの晴天、気温も快適でした。

屋上が展望席になっているので、
天気の良いこの日は一番前の席にずっと座りっぱなし。

(前回は曇り空で、時折 雨が降り、少し寒かったのです。)



↑ ジュデッカ島のレデントーレ教会。






↑ 対岸のザッテレにある サンタマリア デル ロザリオ教会。




↑ ジュデッカのホテル、  Hilton Morino Stucky

 ここを過ぎると海とのお別れが近くなります。



↑ 高い木の見える方向、Fusinaに船は進みます。





海とは違い、
運河の幅は狭く、ゆっくりゆっくり船は進んで行きます。

そのスピードは実際、子供の漕ぐ自転車に負けるほどでした。


船旅は次回に続きます。


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☆Venezia ビエンナーレへ

2019-07-20 02:15:00 | ☆イタリア 記憶の風景



Biennale ビエンナーレとは、イタリア語で 2年に1度という意味。

今までその時期にヴェネツィアにいることがなかったのですが、

今回はラッキーにも滞在中。 

Biennale Arte 2019 (5月11日~11月24日)、

Venezia滞在三日目に訪れることができました。

開催場所はGiardini ジャルディーニ、と Arsenale アルセナーレ。

ジャルディーニは↑のような景色が見える静かな公園で、大好きな場所ですが、

日本館の存在を知ったのは今回が初めて。



(1955年、石橋正二郎氏の資金支援により、着工されました。)





 日本館の展示についてはこちら が詳しいです。


 



各国の展示は個性があって、見応えあるものばかりです。

全部は見切れないし、会場はアルセナーレにもあるし。。。と、

一駅だけバポレットに乗って移動しました。







ところが こちらも会場が広くて見るものがいっぱい。







日本人の作品も素晴らしいものでした。

↑は片山真理さんのセルフポートレート。





アルセナーレ会場はとにかく広く、こちらも全てを観るにはとても一日では足りないようです。

気がつけば2万歩近く歩いていました。

普段の運動不足を思い知らされて、またバポレットに乗り、リアルトのホテルに戻ります。




あらら?サルーテ教会の前に赤い席が見えています。

それが何かがわかったのは次の日の夕方、Venezia最終日でした。




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☆ Dolomitiで買ったもの

2019-07-15 22:24:00 | ☆イタリア 記憶の風景




 ↑ミズリーナ湖の畔のお土産物屋さんで一目惚れして買った小さな人形です。

 イタリア語とドイツ語でメッセージが添えられていました。

   私たちは木の妖精です。futaba


 「私たちは森の木から生まれ落ちた、どこにでもあるような松ぼっくりです。

  森の精たちの助けで、数ヶ月後小さな妖精に姿を変えます。

  そして私たちは森の木や動物、森で迷子になった子供達を守るのです。

  私たちの中には 200年も生きているものもいるんですよ。

  森にいる、いろんな妖精たちとも仲良しで、

  私たちが困った時は 魔法の力で助けてくれます。

  そんなわけですから、

  皆さんが森で松ぼっくりを見つけたら、

  大事にに扱ってくださいね。

  そして家に持って帰らないでください。

  けんかなんかしているとわかったら、悪い妖精になってしまいますから。」

 (forchettaの勝手訳)




  Dolomitiから1人だけ我が家に連れてきたけれど、

  今まで集めてきたイタリアのお土産たちを どうか守ってくださいね。


 




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☆VeneziaからDolomitiへ

2019-07-05 04:15:00 | ☆イタリア 記憶の風景


Venezia二日目。

この日は予約していたドロミーティーへの日帰りツアー、

朝7時50分にトロンケット(リアルトからバポレットで20分くらい)へ集合です。

前日は雨が降っていたし、今朝の空もどんより。

まあ、キャンセルもできないし、期待しないで参加することにしました。

2台の車に分かれてツアーは予定通りに始まりました。

日本語もイタリア語のツアーもなく、英語のグループで、(8人)

私たちと運転手さん以外は全員アメリカからのツーリストです。



Veneziaから北へ車は快適に走ります。

心配していた天気は山を一つ越える度に晴れて来ました。

最初に着いたのは Pieve di Cadore ピエーべ ディ カドーレ。

あのTiziano が生まれた街。



こちらが生家、九歳まで住んでいたんだそうです。



Tizianoといえば、↑の聖母被昇天。

このツアーが終了してヴェネツィアに戻って来た帰り、Basilica di Santa Maria Gloriosa dei Frari

フラーリ教会を訪ねました。

やっぱり素敵ですね。




↑ 現地からのブログでも載せたLago di Centro Cadore チェントロ カドーレ湖。

Pieve di Cadore の街も改めてゆっくり訪れたいなあ。




続いての湖は⬆のアウロンツォ湖。

ダムによって生み出された湖ですが、湖面の色がとてもきれい。

天気はますます良くなって来ました。




お昼頃、今日のツアーのハイライトのLago di Misurina ミズリーナ湖に着きました。

想像したより一回り小さな湖、ホテルもいい位置にあって眺めが良さそうです。

うーん、ここもリピートしたいなあ。




お昼は各自自由ですが、こちらのpizzeriaに入りました。

ここのpizzaはローマ風でパリパリと美味しく、大きかったけれど完食しました。




ミズリーナ湖を後にして、最後はCortina d`Ampezzo コルティーナ.ダンペッツォの街へ。



1956年の冬季オリンピックの街、という認識でしたが、

2026年の冬季オリンピックがここコルティナとミラノとで共催が決定!

と聞いたのは先日のこと。

そういえば、街にはオリンピックマークがいっぱいで、

役所にはアピールの垂れ幕がちゃんとかかっていました。^^;



ほらね。↑





残念だったのは、

ツアーの自由時間がちょうど午後からの休み時間と重なってしまったこと。

可愛い雑貨屋さんやアンティークのお店もいくつかあったのに。。。

と、思うと またしても もっとここにいたい気持ちが募ります。

そんな気持ちが今日は積もり積もっていたようです。

それほど、どこも去りがたいほど素敵だったということですが、

実現するにはやっぱりゆっくりとフリーでくるしかないですよね。

訪れる街は少なくなるのは仕方ないけれど、

私の場合、どれだけその場所に浸っていられるかが、

旅の満足度を高めてくれるような気がします。


















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