パルマ ☆テアトロ レージョ Teatoro Regio周辺

　わくわくする気持ちを抑えながら、足早に大きなガリバルディー通りを
　渡ると、いろんな楽器の音が耳に飛び込んできました。

　もちろん劇場　テアトロ　レージョ　Teatoro　Regioは扉を閉じていますが、
　中ではリハーサルや音合わせが夜に備えて行われているのでしょう。
　明らかに「椿姫」の序曲が響いています。

　風に乗る音色を探しながら劇場のそばを歩いていると、おしゃれなマークを
　見つけました。
　上の画像がそれ。
　どこまでも優雅なのがうれしいです。

　劇場横の広場にはVerdi　Festival　のオフィシャルカーが停まっていました。
　
　10月1日から28日まで、
　テアトロレージョではヴェルディー関連の催しがいっぱいです。
　私たちも日本からネットでこの日の夜にある「椿姫」を予約しました。

　
　夜になるのが待ち遠しいような、でもその前にこの素敵な街をもっと
　楽しみたいような・・・


　

　ふと、劇場の向かいに目を移すと、
　そこにはサンタ・マリア・デッラ・ステッカータ教会が聳え立っていました。　
　　Chiesa　di　Santa　Maria　della　Steccata

　続く

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パルマ到着 ☆ホテルトリノ周辺

　　☆ホテルトリノ　ロビーより外を望む　正面は多分ステッカータ教会

　ミラノは駅前のホテルだから荷物があってもらくらく。
　それに今回は旅慣れた相棒といっしょなので気分もらくらく。
　緊張感がいつもの半分くらいのような気がします。
　・・・と、これがちょっとしたハプニングになるとは・・・
　ま、それはさておいて。

　最近は自動券売機でさっさと切符が買えるから便利になりました。
　そして、定刻どおり音もなくす～っと出発する電車。（珍しい！時間通りなんて）
　コンパートメントの窓際で旅の始まりをお水で祝って出発です。

　パルマまでは1時間とちょっとで着きます。
　「近いねえ」「日帰りで充分かなあ」
　駅に降り立ち、今日から二泊する　｢ホテルトリノ」にタクシーで向かいます。

　「ホテルトリノ」は鉄道駅からは少し離れていますが、チェントロ中のチェントロ。
　小さな小路　Via　Angelo　Mazzaにあります。
　パルマなのに名前がトリノって・・？？？


　

　チェックインにはまだ早いので、荷物をフロントに預けて散歩にでかけます。
　なんと、このホテルを一歩出たところから、魅力あるお店があるわあるわ。

　

　ブティックもなんか落ち着いていて大人のムード。


　

　と、こちらは赤ちゃんのためのお店。
　全然用事はないけれど、かわいい色合いで惹きつけられます。
　０～２４mesiと看板に。　だから0歳から２４ヶ月までですね。

　この通りだけで行きつ戻りつ、心はうきうき。
　「パルマ、ええやん！」「二泊で足りないかも！」
　すっかり、パルマファンになった私たち。

　この「ホテルトリノ」を選んだ一番の理由はこの日の夜に
　オペラ「椿姫」が上演される「テアトロレージョ」に徒歩で行けるからなんです。
　上の劇場が「テアトロレージョ」。　なんと約300メートルの近さです。
　早速、そばまで行ってみることにしました。


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キッシュがおいしい ☆トレ・トレボン

　ちょっと小腹が減ったなあ・・・と思うとき。
　コーヒーにケーキじゃ、おやつになってしまうな・・・ってとき。

　ホテルの中にありながらうれしいお値段のここ　
　ラマダホテル大阪の1Fにある「トレ・トレボン」、おすすめです。

　画像は「キッシュセット」。
　コーヒーとサラダ、それにふわふわのキッシュがついて６５０円！

　キッシュは野菜と海の幸、どちらかを選べます。
　私は野菜を選び、大好きな豆が入っているので大喜びでしたが、
　海の幸も海老や鮭がおいしいと友人評。

　お店には、パンや甘いものももちろんですが、
　パックになったお惣菜もあるので
　ホテル泊の人もお部屋でゆっくりいただけます。

　ここのキッシュがおいしいので、家でも昔のレシピで作ろう！
　・・・と気持ちは前向きな私なのですが、
　ただいまオーブン故障中なので断念。

　なんとか　治らないかと、よーく働いたオーブンを毎日見つめています。


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憧れのカウンター席で ☆レストラン デビッド・セニア

　　　　　　　

　なかなか予約のとれない大阪西天満のレストランデビッド・セニア。

　前回訪れた時はランチ。テーブル席でした。

　

　しかし、ラッキーなことに今回すんなり予約がとれ、しかも訪れるたびに
　「いいなあ～」と思っていたカウンター席で食事できたのです。
　
　

　カウンター席はキッチンを囲むようになっています。
　まず、お皿ありき、そこにお料理が盛り付けられていく様子は
　絵をながめるような感覚。



　

　シェフであるデビッド・セニアさんや、お店の方たちとの楽しいおしゃべりも
　距離の近いカウンター席ならでは。


　

　今回も迷ったデザートはこの2種。またまたフォンダンショコラを選びましたが。


　
　
　おいしかったねえ。
　それにしても、あら？さっきまでいたシェフはどこに？と思っていたら
　お皿を製作中でした。

　

　記念にお持ち帰りくださいとのこと。
　シェフのサイン入りのお皿です。かなり大きいサイズ。

　うれしい！
　トスカーナの旅で知り合った東京の友人とのいい思い出になりました。

　そのお皿、東京の彼女はスーツケースに入れ、
　大阪組の私たちは近くのコンビニで紙袋を買うまで大事に小脇にかかえて
　おりました。
　さすがに、お皿をかかえて電車には乗れませんものね。(笑)

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ミラノ中央駅の朝

　さて、ミラノに夜着いた私たち。
　目が覚めると、やっとイタリアへ着いた実感がわいてきました。

　それは朝、ホテルの食堂からのこの眺め！
　朝陽を受けて輝くミラノ中央駅が眼の前に広がります。
　この時間、薔薇色になるんですよね。
　大好きな景色です。
　
　
　

　駅前の大きな広場には、色鮮やかな人があちこちに・・・と思ったら
　人のかたちのモニュメントでした。
　殺風景でなくていい感じです。

　今回の旅は、途中で現地集合、現地解散のとあるツアーに参加なので
　移動がちょっとあります。

　ミラノに1泊して、次の日、この中央駅から電車でパルマに向かいます。
　今思えば、私にとって一番素敵な一日が、どかんとやってきたのでした。

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