Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

☆Pienzaの朝はラビリントから

2021-11-28 23:19:00 | ☆イタリア 記憶の風景





たった1泊のピエンツァ、

今思えば やはり2泊か3泊はしたかったな。。。。

という いつも同じ愚痴はやめて、
1泊した次の日の記憶を辿って行きます。

↑の画像は ピエンツァのドゥオーモ、
意外と中は明るいのです。








そして 次の画像は ドゥオーモの向かいにある市庁舎。







ピエンツァの中心 ピオ2世広場が↑
ドゥオーモや市庁舎、ピッコロミニ宮、などがぎゅっと詰まっています。

朝の散策で一番びっくりしたのは ↑の写真の鐘楼の下にありました。

地下に降りていくような階段が見えたのです。
お掃除をしているシニョーラが私たちを見つけて
「ラビリントに行きたいの?」と尋ねました。

え?ラビリント?面白そう!

labirintoとはラビリンスのイタリア語、
こんな教会の地下に迷路があるんだ!

鐘楼の下は サンジョバンニ聖堂 (クリプタとも呼ばれます)となっていて、
ロッセリーノがデザインした洗礼盤やコレクションが保存されています。

地下の聖堂は何層にも分かれていて、
その脇に暗い抜け道のような通路があったり、
深くて底が見えないくらいの階段のある穴がありました。
(立ち入り禁止になっていましたが)

途中でまたお掃除のシニョーラに出会いました。
ガイドさんと一緒なら、立ち入り禁止の深い穴にも行けるのだそう。
そう、この迷路のような通路や穴が「ラビリント」と言われている由縁でした。

落ち着いて資料を見ると、
教会の構造を保つために作られた排水溝の設備で
14世紀のものなんですって。

ピエンツァは丘の上にあるから、
ラビリントも下に下にと伸びていったのでしょう。

十分すぎるほど下って、また上がって、いい汗をかきました。








もうすぐお昼。
ホテルに帰る前に軽い食事をします。

case nuove という 綺麗な建物が続く一角に 感じのいいバールを見つけました。








注文した3種のブルスケッタは意外と大きくて食べ応え十分!
特に右のラルドが絶品でした。








お昼を食べたらホテルに戻ります。

実は 午後からオルチャを観光しながら鉄道駅へ送ってもらう
観光タクシーを予約しているのです。

続きは 次回に。



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