Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

カルボン ☆淀屋橋 スペイン料理のお店

2009-01-29 00:45:40 | ☆レストラン

 
 いろいろ計画があって、更新が遅くなってしまいました。ase2
 
 携帯に撮り貯めたおいしいものの画像、はて?なんだったか、
 自分で作ったものまで忘れてしまいそうなくらい。

 まあ、ぼちぼち更新していくことにしますね。
 
 では、比較的新しい記憶の中にあるレストランをご紹介しましょう。
 
 北浜に昔からあるスペイン料理レストラン「エル ポニエンテ」の
 3番目のレストランがここ 「カルボン」です。
 
 淀屋橋odonaの向かい側、地下鉄御堂筋線淀屋橋駅(9番出口)を西へ約二分、
 「カルボン」とは「炭」 炭火焼のお店なのですが、
 お昼なのでランチをいただきました。

 ↑が一皿目。
 ランチではちょこちょこ盛りが多い前菜ですが、ここはしっかりしていますよ。
 今日はお水ですまそうか、と言っていた私たちですが、
 この料理を見て、やっぱりワインがほしくなりました。


 


 二皿目は 海の幸のお料理。
 スープもパンといっしょに残さずいただきました。

 そして、3皿目は「鴨肉のロースト」だったのですが・・・

 「おいしいね~」と平らげた後で、写真を撮るのを忘れたことに気づきました。
 やれやれ、メインを忘れるとは・・・


 


 ↑ そしてデザート盛り合わせ。
 どれもおいしくボリュームもそれなりにありました。

 まるで、ディナーのようなランチ、
 もう晩御飯はいらないねえ、とぶらぶら歩きの梅田で信号待ちをしているとき
 ふと見た足元にあったのが↓。

 


 それは舗道のタイルに書かれている映画のタイトルでした。
 下は作られた年でしょうか?

 そう、このあたりには昔映画館があったのです。
「シネラマ」だからすごい!とか言って結構混んでいましたっけ。
 その記念のパネルなのかな?

 それにしても「ベン ハー」も「2001年宇宙の旅」も1968年生まれ
 なんですね。

 同じように長い映画ですが、
 私の場合「ベンハー」は最後までちゃんと観られる映画、
 「2001年宇宙の旅」はどこかで絶対居眠りをしてしまい、
 いまだに全編を観られない映画なんです。 (笑)

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フィレンツェへたどり着いてからの長い一日 その2

2009-01-18 18:07:23 | ☆イタリア 記憶の風景


 前回の続きです。
 
 画像は引き続き、オルサンミケーレ。

 さて、靴屋の店内に入るやいなや、お店のお姉さんに背中のリュックが半開きだと
 知らされた相棒、一瞬の驚きはあったものの、落ち着き払って言いました。

 「大丈夫!大事なものはこの中にあるのよ。」
 と、コートをぱっと開きました。

 そうなんです。相棒はいつも斜め掛けの頑丈なポシェットを愛用していて
 大事なものは彼女の脇の下にあるわけです。
 まして、コートを着ているので外からは絶対に見えません。



 ああ、よかった~
 「金目のものはないから、スリもがっかりやろねえ」
 開けてはみたものの、そのまま何も取らなかったのか、
 一番値打ちのある、見た目も豪華な刺繍入りのスカーフは無事でした。

 「よかったですね。でも最近はどこでも安全ってことないから気をつけてね。」
 と、店のお姉さんのアドバイス。
 はい、そのとおり。
 お店に入るまで、人と会ったのは同じように靴を眺めていた二人組みの女の子
 だけでした。
 あの娘たちだったのかな・・・そんな風には見えなかったけれど。
 
 いろいろ靴を試して気にいったものをみつけた相棒は早速靴を履き替え
 足の裏の問題は解決しました。





 少々気持ちが沈んだままの私たち、
 秋の日暮れはかなり早く、長かった一日の締めくくりのディナーにも
 まだ早いこの時間、ま、どこでもいいか・・・と 
 開いている とあるリストランテに入りました。

 静かでやや暗い店内、
 普通の味の食事をゆっくりとして、食後のサプリメントに入ったとき、
 相棒の動きがせわしくなりました。

 「ない!ポーチがない!しまった~やられた~」
 「ええ?何が入ってたん?」
 「絶対飲まないといけない薬がまるごとはいっててん。」

 相棒にとっては相当のショック。
 やはり、気分が悪くなったようで、早々とホテルへ引き上げることにしました。

 


 お金よりも、まず明日の薬が大事です。
 こんなときに頼りになるのは 日本で出発前にかけた「保険」。
 そして「携帯電話」です。

 幸い、時差があり日本の保険会社とのやりとりはスムーズでした。
 が、電波の具合が悪く、相棒の携帯が動きをとめました。
 他社の携帯だった私の携帯が役に立ち、薬の種類を調べてもらったり、
 それをファックスでプチホテルに送ってもらったり、とてんてこまい。

 不思議なことに片方の携帯の具合が悪くても、
 どちらかがうまく動いてくれて助かったことが何度かありました。

 夜から真夜中まで電話でのやりとりが続きました。
 さあ、明日は朝から忙しいぞ。
 警察へ被害届けに行って、病院に行って、薬局に行って。。。

 だから現地集合の「トスカーナ食べまくりツアー」の皆さんとは、まだ
 会えないでいるのですよ。

 次回へ続く。

 
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フィレンツェへたどり着いてからの長い一日 ☆オルサンミケーレ教会

2009-01-12 01:51:20 | ☆イタリア 記憶の風景


 フィレンツェはもう何回目の滞在になるでしょうか?
 そのたびに必ず通っているカルツァイオーリ通り。

 そこに面しているオルサンミケーレ教会は いつ来てもどこか工事中でした。
 今回やっと内部に入ることができましたが、撮影は禁止。
 心の中に記憶をとどめて(それもどこかへ飛んでいきそうですが・・・)
 外のTabernacolo(壁龕)←(「へきがん」と読みます。)の写真を
 ご覧ください。

 
 


 ボローニャまで遠回りしてやっとたどり着いたフィレンツェ、
 ここまで来たらチェントロは地図なしで歩ける頼もしい相棒と街歩きです。symbol7



 まず靴屋へ行って、靴底のしっかりめの靴を買いたいと相棒。
 どこへ行っても石畳のウルビーノの坂で 足裏が応えたのだそう。

 相棒のお気に入りの靴屋さんはこのオルサンミケーレの近くでした。
 すでに夕方の買い物客で賑わい始めた街は、ショーウインドウの輝きが増し、
 「ああ 今日からフィレンツェにいるんだ」という実感がわいてきます。


 


 目的の靴屋は大きなショーウィンドウを持っていました。
 「ああ、ここ ここ。う~む、どれにしようかなあ」
 「へえ~、いっぱいあって迷うねえ。」
 しばし、ガラス越しにへばりついて品定め。

 そこには私たちと同じようにへばりついている二人組みの女の子たちもいました。


 


 「よし、中へ入ってみよう。」
 「そやね~」

 それまで相棒の後ろにくっついていた私ですが、扉近くにいたからか、
 初めて先にお店の中へ。

 「ブオナセ~ラ~」
 「ブオナセ~ラ~、ちょっと靴を見せていただきたいのですが・・・」
 「いらっしゃいませ~、どうぞ、こちらへ。
  あら、お客様、リュックのポケットが半分開いていますよ。
  大丈夫ですか?」
 「ええ~っ、どこ~?」

 確かに!
 相棒が背中にしょっていたリュックのチャックが二箇所半開きです。

 ここから先は次回へ。


 
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白いんげん豆のスープ煮

2009-01-09 00:58:33 | ☆ばんごはん


 年末からお正月にかけて、食べた食べた・・・
 忘年会だから、お正月だから、新年会だから などなど 。

 そのツケはたっぷり自分の体に返ってきています。

 なので、七草粥のかわりに作ったのがこれ↑。
 「白いんげん豆のスープ煮」。

 今回は乾燥の豆を使って、前の日から用意。
 お正月に久しぶりに訪ねた食料品店で
 イタリア産の白いんげん豆をみつけたのでした。

 ふっくら戻った豆をたっぷりの水にセージの葉を数枚入れてコトコト煮込み、
 柔らかくなったら塩、こしょう。

 テーブルでオリーブオイルをまわしかけていただきます。
 疲れたお腹に本当にやさしいんですよ。

 冬の間もほったらかしていた我が家のセージ、
 よくみると 新しい葉が姿を見せています。
 まあ、よく健気に育っていること!
 感謝です。

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Buon anno! 

2009-01-01 19:27:32 | ☆素敵なこと


    皆様、あけまして おめでとうございます。
 
 ↑の画像は今年の我が家の玄関飾りです。
 何年か前にも、これと同じデザインのものを気に入って
 玄関ドアに飾ったのですが、
 朝 目覚めてみると 生の稲穂の飾りに雀たちが群がって食べ散らかされた
 ことがありました。

 きゃあ~、ドアに雀が!

 で 仕方なく稲穂をラッピングしているというわけです。



 


 ここ数年、我が家は大晦日の除夜の鐘を聞きながら
 京都の伏見稲荷大社に初詣にいく、という慣例になっていましたが、
 早寝早起きのダンナがついに睡魔に負けてしまいました。

 そして初詣は元旦に・・・

 ↑ でも元日の朝の伏見稲荷は大正解でした。

 お店はにぎやかに全部開いているし、参拝客も少なめですいすい進みます。
 おっと、これは 早くもえべっさんのお飾りでしょうか?





 ↑ いつものように「牛すじ煮込み」の屋台に入り、
 陶器のお店では干支の小さな土鈴を買いました。
 振るとコロコロと音がします。

 
 今年は「丑」。
 かわいいけれど、見様によっては「ぶた」さんに見えませんか? animal4

 愛嬌あるうしろ姿も含め ご覧ください。

   

 夜中に参拝して昼からゆっくり起きるより、
 朝 参拝したほうが、日中体がすっきりしています。

 今年は美容のためにも「早寝早起き」してみようかな。。。


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